えーと、一回も感想を書かないうちに既に16話です(笑)
『危険な関係』や『美しい罠』のスタッフによる夏のドキドキ系の
この昼ドラ、全体的な印象としては70点くらいでしょうか。
前回の『花衣夢衣』では主演の女優さん達の演技が絶望的でしたので
今回はその点安心して見られる分、素直にお話を楽しんでます。
主人公の礼子という女性は聡明で謙虚な女性なのですけれど
事故の時に見た親友の表情に抱いた疑惑に捉われていきます。
ちょっといらない事までつつきすぎかなとも思うのですが、
元々素直な性格ですので真っ直ぐに章吾に向き合い、
すぐに疑惑や誤解が晴れるので、
ドラマを見ているこちらとしては全くストレスが溜まりません。
しかしこのストレスの溜まらなさがすっきりした気分で見られる分、
強烈に魅かれるドラマになっていない理由なのかもしれません。
こういう雰囲気のドラマ、私は嫌いではないのですけどね(^-^;)
去年の『金色の翼』のようにドラマの本質とは違う部分で
いろいろ狙っていることが分かって萎えてしまうより遥かにいいです。
(例えば『美罠』人気にあやかりすぎとか。)
作り手がどれだけいい作品を作ろうとしてるのか、
これからじっくり見させていただきたいと思ってます。
今のところ、地味だけれどもなかなか丁寧に作られてるように思い
じわじわと狂ってきた一葉の動向も気になりだしたので
先の展開がちょっと楽しみになってきました。
前置きが長くなりましたが、これまでのあらすじを記しておきます。
***これまでのあらすじ***
桐生創薬研究所の教授の長男・章吾からプロポーズを受けた礼子。
しかし親友であり章吾の幼馴染である一葉が運転する車が事故に会い、
助手席に取り残された礼子はその場から立ち去る一葉を見て
一葉の心の奥底にある礼子への殺意を疑う。
偶然通りかかった章吾の弟・聖人が礼子を助け、
一葉の殺意の理由を探ろうと持ちかける。
章吾と一葉は元々恋人同士だったが、
一葉の父を軽蔑する章吾の父の意志を優先して章吾は一葉と別れた。
一葉が親友として章吾に紹介した礼子と章吾は恋に落ち、
研究者として優秀な礼子を見初めた章吾の父の推薦もあり
章吾は礼子にプロポーズしたのだった。
桐生家で絶対的な権力を持つ父と、その父に従う章吾に反発する聖人。
幼い頃から聖人は奔放で、自分の欲望を満たすためなら
嘘を付くことも家族を傷つけることも厭わなかった。
聖人は父や章吾、一葉の気取った顔の皮を剥ごうと画策するが、
真っ直ぐに章吾を愛する礼子に徐々に惹かれていく。
聖人の画策で章吾に今でも愛されていると信じた一葉は
「章吾の子供を中絶した」と嘘を付き、章吾の愛を取り戻そうとする。
責任を感じた章吾は礼子に婚約の取り消しを申し入れるが・・・。
***
まず礼子ですが、最初はちょっと疑り深すぎかなと思ったものの
その素直な性格に好感が持てていい感じのヒロインです。
問題は、章吾。
個人的に、一人で全部物事を決めて女に言う事を聞かせるタイプの
男性ってあまり好きではないんですよね。
父親を尊敬してその意志を受け継ぐのは別にいいのですが
だったら「結婚するまで寝ない」という部分も守ってよ、と。
それが守れてれば狂言中絶の罠になんてかからないでしょうに。
しっかりしてそうで結局周囲の人を傷つけてる、
そんなグダグダ感が最近ちょっとムカついたりして
思わず「一葉とお似合いだよ」なんてつぶやいてしまいます(笑)
一葉。
天使かと思ったらストーカー体質。今ドラマのウザキャラ担当です。
聖人によって無理矢理悪女化させられてるのでちょっと可哀想かも。
誰でも悪女的な性質は持っているだろうし、
その引き金を引いてしまったのは聖人。
聖女に見えた一葉の変容が『白と黒』というタイトルに
一番よく表れているようですね。
聖人。
実はこの人、まだよく分かりません。
幼い頃から嘘をつきまくっていたようですが、
それが父と兄への復讐だとするにはちょっと時期が早すぎる気も。
4年前、聖人が家を出るきっかけになった出来事が重要そうなので
そのエピソード待ちです。
単に「愛されたい」「認められたい」という気持ちが
子供じみた「悪」の行動に繋がっているのかもしれませんが、
だとしたら自分が求めるように自分を愛してくれる女性が表れれば
彼は悪の心から救われ、安らげるようになるのかもしれませんね。
それはもしかしたら、礼子なのでしょうか。
礼子が章吾と婚約する初回から、いずれ礼子が聖人と
愛し合うようになるのはなんとなく予想がつきますものね。
もう、章吾と一葉はどこか遠くでひっそり暮らしていいです(笑)
聖人がまだまだ悪人なのですが、礼子によって救われて
穏やかに暮らせるようになればいいななんて思ってます。