気がつけば年月は経ち・・・( ̄▽ ̄;
September 26 [Mon], 2011, 17:08
いやはや、年月の経つのは早いもので
気がつけば40を超える年齢に達してました(w。
そしてこのブログも完全放置状態(((((爆。
典型的なB型人間の僕にしては珍しく
続いていたブログ更新ですが
やはり予想通り(?)ついつい間隔が空いてしまい、
気がつけば1年以上にわたる放置プレイに(w。
少し気が向いたこともあって
久しぶりのブログ更新をすることにしました。
ついでに久しぶりの「書評」も掲載してみようと思います。
1年以上前にブログで紹介した著者が
遂に直木賞を受賞した
話題の作品を紹介したいと思います。
下町ロケット(池井戸潤著・小学館)
映画や小説を輝かせるための「名脇役」は重要な存在となりますが、
本書でも個性豊かな脇役が、物語の節目節目で生きいきとした輝きを放ちます。
第一四五回直木賞を受賞した本書は、目下、二五万部を超える大ベストセラーとなっています。
物語の舞台は、東京・大田区にある町工場の佃製作所。
主人公は、かつて研究者としてロケットの開発に携わっていた佃航平。
父親の後を引き継いで佃製作所の社長を務める佃は、
主にエンジン部品を製造するメーカーで、特に水素エンジンのキーパーツとなる
「水素エンジンバルブ」の研究開発に力を注いでいる。
ある日、佃は部品の納入先企業から、取引の一方的な打ち切りを言い渡される。
大口顧客を失い、製作所の売り上げが落ち込む中、
今度は競業他社のナカシマ工業から特許権侵害の訴訟を起こされる。
裁判で多額の資金が必要となるため、銀行に融資を依頼するものの、
特許訴訟を起こされていることに加えて、実用化の目途がない
「水素エンジンバルブ」に多額の研究費を注ぎ込んでいることから、
融資を断れられてしまう。手持ち資金からも、
会社はもって一年。危機的状況の中、佃製作所は一体どうなってしまうのか…。
物語前半の特許訴訟をめぐる攻防は、息詰まる展開を見せます。しかし、本書の本当の見所(読み所)は、後半部分ではないかと思います。未読の方のために、詳細は述べませんが、物語を読み進める中で、何かに「挑み」続けること、自分の「夢」を失わないこと、職場の仲間と思いを共有して仕事をすること、自分の「プライド」をもち続けること、それら全てが社会で働く人間にとって、共通する大切なものであることを感じさせられます。
また、本書では中小企業の置かれたリアルな現状が描かれています。立場の弱い中小企業に対して、自らの都合を強引に押し付ける大企業のあり方。資金力の乏しい中小企業に不利な司法制度。それを利用して、中小企業の技術を巻き上げようとする大企業の横暴。経営が厳しくなった途端、融資を打ち切ろうとする銀行。企業の持つ技術力について、正当な評価ができる機関があまりにも少ないこと。高い技術を有する中小企業が虐げられている現状が、「技術立国」を目指す日本にとって、本当に良いことなのか。本書を通じて、著者は鋭く問題提起をしています。
元銀行マンでもある著者は、「何のために働くのか」という命題を鋭く問い掛けます。そして経営者にとって必要なものは何なのか、そこに強いメッセージを感じます。自分ならどういう選択をするのか、主人公と一緒に思い悩みながら、読み進めていただきたいオススメの一冊です。
気がつけば40を超える年齢に達してました(w。
そしてこのブログも完全放置状態(((((爆。
典型的なB型人間の僕にしては珍しく
続いていたブログ更新ですが
やはり予想通り(?)ついつい間隔が空いてしまい、
気がつけば1年以上にわたる放置プレイに(w。
少し気が向いたこともあって
久しぶりのブログ更新をすることにしました。
ついでに久しぶりの「書評」も掲載してみようと思います。
1年以上前にブログで紹介した著者が
遂に直木賞を受賞した
話題の作品を紹介したいと思います。
下町ロケット(池井戸潤著・小学館)
映画や小説を輝かせるための「名脇役」は重要な存在となりますが、
本書でも個性豊かな脇役が、物語の節目節目で生きいきとした輝きを放ちます。
第一四五回直木賞を受賞した本書は、目下、二五万部を超える大ベストセラーとなっています。
物語の舞台は、東京・大田区にある町工場の佃製作所。
主人公は、かつて研究者としてロケットの開発に携わっていた佃航平。
父親の後を引き継いで佃製作所の社長を務める佃は、
主にエンジン部品を製造するメーカーで、特に水素エンジンのキーパーツとなる
「水素エンジンバルブ」の研究開発に力を注いでいる。
ある日、佃は部品の納入先企業から、取引の一方的な打ち切りを言い渡される。
大口顧客を失い、製作所の売り上げが落ち込む中、
今度は競業他社のナカシマ工業から特許権侵害の訴訟を起こされる。
裁判で多額の資金が必要となるため、銀行に融資を依頼するものの、
特許訴訟を起こされていることに加えて、実用化の目途がない
「水素エンジンバルブ」に多額の研究費を注ぎ込んでいることから、
融資を断れられてしまう。手持ち資金からも、
会社はもって一年。危機的状況の中、佃製作所は一体どうなってしまうのか…。
物語前半の特許訴訟をめぐる攻防は、息詰まる展開を見せます。しかし、本書の本当の見所(読み所)は、後半部分ではないかと思います。未読の方のために、詳細は述べませんが、物語を読み進める中で、何かに「挑み」続けること、自分の「夢」を失わないこと、職場の仲間と思いを共有して仕事をすること、自分の「プライド」をもち続けること、それら全てが社会で働く人間にとって、共通する大切なものであることを感じさせられます。
また、本書では中小企業の置かれたリアルな現状が描かれています。立場の弱い中小企業に対して、自らの都合を強引に押し付ける大企業のあり方。資金力の乏しい中小企業に不利な司法制度。それを利用して、中小企業の技術を巻き上げようとする大企業の横暴。経営が厳しくなった途端、融資を打ち切ろうとする銀行。企業の持つ技術力について、正当な評価ができる機関があまりにも少ないこと。高い技術を有する中小企業が虐げられている現状が、「技術立国」を目指す日本にとって、本当に良いことなのか。本書を通じて、著者は鋭く問題提起をしています。
元銀行マンでもある著者は、「何のために働くのか」という命題を鋭く問い掛けます。そして経営者にとって必要なものは何なのか、そこに強いメッセージを感じます。自分ならどういう選択をするのか、主人公と一緒に思い悩みながら、読み進めていただきたいオススメの一冊です。
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お元気そうでなにより


