本の裏の紹介文に
『高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ焼き殺されるというショッキングな事件が起こった。(略)社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作』
と書いてあるので、高校生が殺されるのにどうやって爽快な読後感に繋がるのかとわくわくして読んだら別に爽快じゃ有りませんでした!
むしろ、せつなー!!!(涙)
リアリティの有る部分とリアリティの無い部分の落差が激しいけど、犬の視点ということで面白く読めました。
高校野球が好きなので、色々と頷きながら読む部分もあったり。
話の本筋とは無関係だけど、監督の
「ほかのどんなスポーツに、自分の成績、自分の記録に、他力本願の要素が入ってる種目がありますか?競泳にしろ、陸上競技にしろ、競争する相手はいても結果を出すのは自分だけです。テニスでもゴルフでも勝ち負けは自分だけのものだ。」
「ほかのどんな団体競技で勝ち負けに特定の個人選手の名前をついけるものがありますか?勝ち投手、負け投手、実に珍しいスポーツじゃないですか」
は、印象に残りました。
(P221〜222)