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April 27 [Sat], 2013, 18:52
「あー卒業したいわー。」

「うるせェから少し黙っとけ。」

「そーちゃん!そんなこと言って・・・あ、溜まってる?」

「うぜェ!!」

ゴツンッ



外ではミーンミーンとひぐらしが鳴く。
今はちょうど夏休みの中盤。
去年の今頃は家でゴロゴロしてたはずなのに、今年は違った。
俺は今補習を受けて課題を終わらせに学校に来ている。



「いってェ・・・つか、ソータって去年は補習受けに来ていなかったよな?」

「・・・色々とあったんだよ。」




口と手を同時に動かして課題を進める。



「ふーん・・・もしかして女か?!」

「なんでそうなるんだよ。」



そうだよ。
なんで女限定になるんだよ。



「・・・ほんとどうしてこうなったんだよ。」

「?なんか言ったか?」






・・・俺は最近ショタに目覚めていた。







































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去年の夏が終わった頃、音楽雑誌を買おうとして本屋に立ち寄った。
・・・・今思えばこのときに立ち寄らなければ良かったのかもしれないけど。




本屋は俺にとって探求心をくすぐる迷宮だった。
子供みたいに面白いものが無いかと本を持ってみてはページをめくり手当たり次第に探っていく。
そして俺は奥にどんどん吸い込まれていったのだ。





次に手に取った本。


「うわ・・・なんだこの本・・・。」



その本の表紙には【男の娘めもりある】と記されてた。


「・・・?女だろこれ?何でこのコーナーに・・・。」




















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「・・・ただいまー。」

「あ!おかえりー、そーちゃん!」

「ねーちゃん、今日はご飯いいです。明日食べます。今から勉強します。」

「う、うん?わかったー。」







ねーちゃんがリビングに入ったのを見て、
自室に入り、鍵をかける。



「いやいやいやいや・・・・。」

「嘘だろ・・・・。」






ドサッ






手に持っていたのを落とす。




俺は音楽雑誌を買いに行った。
そのはずだった。





いつの間にか【男の娘めもりある】を手に入れていた。
しかも3冊の上に増刊号。



「どーするんだよ、これ・・・。」






その日から俺のショタコン生活が始まった。









*犬飼宗太@*
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