丸い棒と死角の穴

October 26 [Tue], 2010, 0:26
散らかった部屋には

壊れた時計

濡れた下着

冷たい頬。

愛しいものだけを

集めた秘密の世界が広がる。


すべてのタイミングが 良かっただけ。

幾多にも 落ちた黒い羽根が

そう告げる。


彼の赤い唇を

舌先で舐めたら

甘い快楽への扉が

見えた。

ただ そこに

「生」がないだけ。


でも 私の「性」は

ねっとりと疼き出す。

結局は 独りなのだから。

September 28 [Tue], 2010, 15:09
正直 私が死んでも

誰も 泣かないと思う。

誰も 困らない。

誰も 悲しまない。

誰も 怒らない。

私なんて

生きていても

死んでいても

同じ。


もう 疲れた。

人の話を 一所懸命聞いて

相談に乗ったところで

考えが違えば

結局 私のこと分かってくれないんだね

って 顔。

そう思うなら 何故

私に 話すの?

辛いとき 悲しいとき

素直に 人前で涙を見せれる人が

羨ましい。

作り笑顔で 飾られた私の人生。

明るくて 何を言われてもにこにこ。

そういう立ち位置 もう嫌だ。

弱さを見せれる相手に

出会うと

つい 甘えて

泣くたび

罪悪感で 自己嫌悪。


人が こわい。

みんな 自分のことだけ。

私だって 自分のことだけ。

死にたい。

特別な日 「Happy Birthday」

September 21 [Tue], 2010, 17:27
「Happy Birthday」



貴方のために 作りました。

貴方の愛する人と

一緒に作りました。

大きな大きなケーキ。

飾りは イチゴ。

真っ赤なイチゴ。


誰もが知ってる

「Happy Birthday to You」の歌

あの人は 口ずさんでた。

「私 音痴だから

練習しておかないとね。」

照れたように笑う顔を見て

私も 笑った。

「大丈夫だよ。」

笑い顔は

狂気と恐怖に変わり

真っ白なクリームは

どろりとした赤色に濡れる。

ぬらぬらと光る果物ナイフを

愛おしげに 眺めた。

「大丈夫だよ。

もう 歌うことはないんだから。」



お帰りなさい。

貴方のために 作りました。

甘い甘いケーキ。

食べてくれるよね?

誕生日 おめでとう

お父さん。

世界で1番大好きだよ。


ね?お母さん・・・。

ムダイ

September 03 [Fri], 2010, 23:49


私ハ

セックスガシタイ。


想イヲ寄セル

アノ人トデハナク

名前モ知ラナイ

誰カト

セックスガシタイ。



キスヤ手ヲ繋グ

ソンナ行為ハ

イラナイ。


私ヲ壊セ。

全人類ヨ

私ヲ殺セ。


死ヌ前ニ

モウ一度

セックスデ

逝キタイ。

存在のない居場所

August 28 [Sat], 2010, 9:33
小さな

ひとつひとつの

思い出や

記憶が

涙を誘う。

ほんの少しずつ

消えてしまえばいい。

そして

自我が崩壊すればいい。


あの場所に 帰りたい。

August 05 [Thu], 2010, 5:33
たすけて

そう言いたい

泣きたい

死ななくちゃ

はやく

遺書というには笑える話。

August 01 [Sun], 2010, 2:54
好きなものを

改めて 好きだと気付かされるとき

そこに 果てしないまでの

残酷さが

あると思う。



私は 2つ

後悔していることがある。

この後悔の気持ちは

きっと 私が死ぬまで

持ち続けるであろう。

何かあるたび

この大きな後悔が

私を 苦しめるだろう。

どうして あの時。

どうして。

どうして。

どうして・・・


正直

私は本物の馬鹿だと

そのとき 自覚した。

気付いたときには

もう 遅かった。



でも 過去には戻れない。




私は 20歳になる前に

死のうと思っていた。

何故だか分からないけど

死にたい

死ななければ

そう思って生きてきた。

でも 私は

死ぬことなく

20歳になって

今も こうして生きている。

どうして

20歳になる前に

死ななかったのだろう。

これは 後悔ではないけれど

漠然と 生きてしまったことに対して

大きな大きな 過ちを犯してしまった

そんな気分。

20歳の誕生日の記憶がない。

19歳になった

2月15日の記憶は 鮮明にあるのに

20歳になった

2月15日の記憶は 全くない。

大好きな人と

一緒に 自分の誕生日を迎えたはずなのに。

何をした?

どこにいた?

私は 笑ってた?

何も思い出せない。

ただの 罪悪感しかない。

20歳になってしまったことに対する

罪悪感。

私は きっと

オカシイ。


20歳になることなく

死んでいたら

こんな想いは しなかっただろう。

バカな私。



好きなものを

改めて 好きだと気付いたとき

その残酷さに

心が 空っぽになった。

今の私には

この世界に残る理由もない。

繋ぎ止める「何か」が

確かにあるのに

今の私には

それは とても

綺麗過ぎて

残酷で

私は その「何か」に

触れない。

生の世界へ

繋ぎ止める「何か」は

私の中で

私を 死に誘う材料になった。




私は もうすぐ

死んでしまうかもしれない。




ふと

死にたいという思いではなく

死んでしまうという思いに

少しだけ 恐怖を感じた。

お腹が空けば

ご飯を食べるように

自然に ごく当たり前にように

死んでしまうかもしれない。



からっぽ。



とてもとても

こわい。

助けてと 誰かに言うのは

簡単だろう。

でも

本当の意味で

私を救ってくれるのは



しかないのかもしれない。



死んだら

貴方は 泣きますか?

忘れないで。

私という人間が

生きていたこと。






残酷な世界。

あたしの1番幸せな日

July 20 [Tue], 2010, 22:56
あたしの大好きなあの人



どこに行くにも一緒だった

寝るのも一緒

ご飯食べるのも一緒

お風呂も一緒

本読むのも一緒

ふわふわの体に頬擦りされて

あの人が 泣いたときは

涙と鼻水まみれ

ずっと 一緒だった




ある日

あたしは けがをした

ぐちゃぐちゃになった

ぼろぼろになった


大好きなあの人は

それでも 優しかった

大丈夫

ずっと 一緒だよ

って 頭を撫でてくれた



でも

あたしは

透明な袋に

お菓子の袋や

鼻をかんだティッシュと

一緒に

入れられた


なんで?

ずっと 一緒じゃなかったの?

あの人と 一緒がいい

早く帰らないと!


透明な袋から 見たせかいは

不思議だった

キラキラしてた

そして

あの人は 笑っていた

胸の中に

あたしより

ふわふわで

きれいな

うさぎがいた

それを 大事そうに

抱えているあの人がいた







あたし もういらないんだ



あたしは もう・・・

ソバージュの黒タイツ

July 12 [Mon], 2010, 4:32
どうして 私は

こんなに役に立たないんだろう


人間にも なれない

女にも なれない

誰かの1番にも なれない



どうして

生きちゃってるの?

溺れた熱帯魚

July 08 [Thu], 2010, 2:56
快楽の絶頂のなか

淋しさに

心が 震えた



泣いたのは だれ?

笑ったのは だれ?

そっと問い掛けても

誰も 答えない



繋がれた鎖が

幸せに通じる道を

遮る


美しい肢体に浮かんでは

流れる無数の汗

自ら 愛撫を求め

快楽に 身を任せた

真っ白なシーツを

汚すのは

私の汗ではないことぐらい

分かってる

その事実に

また 濡れた

淫らな躰


鎖が 肉体に

食い込むほど

私は 快楽に溺れ

食い込んだところから

鮮血が 滴り落ちる


生きている証


違う

生きているのではない

生かされているのだ


淫靡な湿音と

私の甘い嬌声しか

聞こえない箱の中で

私は 死に近付く



淋しさの絶頂のなか

快感に

躰が 震えた
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