耐震評定 

December 06 [Thu], 2007, 0:21
本日、耐震診断改修の評定の部会にいってきました。
わかりやすくいえば、診断内容と改修内容について
大学の先生や有識者に説明し、妥当性や正当性について
協議をしてきたわけです。

結果からいえば、ダメだしのオンパレードでしたね。
指摘項目だけで30〜40くらいありました。

よくよく考えると、アーやって切り返せばよかったなぁ とか
後悔がたくさんあります。

特に、体育館の側面のモデル化について、先生方の意見に
悩んでいます。

ギャラリーしかないのに、なぜ2層モデルで解析する必要が
あるのか、わかりません。

先生方は、耐震要素が2段になっているから、2層だと言い張るが、

質点系モデルで置き換えて、刺激係数の合成によって得られた
外力分布は、1層モデルに近いはずだとおもうのだが・・・。

あとは検証して納得させるしかないが、
その猶予はない。その点が残念です。

僕の仕事って・・。 

December 01 [Sat], 2007, 22:42
僕の仕事は建築構造設計です。

姉歯事件はおきてから、ある程度社会に認知された職業です。
っていっても、
構造設計?って具体的にどんなことをしているのか、分からない人が多いはず。

今日は、僕の仕事を素人の方にも分かりやすい説明を考えてみる。

○一言で言えば
 「建築構造体の具現化のための、設計図書作成」・・・余計分かりにくい。
 
○よくあるたとえ話
 「建築物=人間に置き換えてみる。」
 建築設計をそれぞれ、たとえ話にしてみる。
 1.意匠設計・・人間に必要な機能を総合的は取りまとめる。
          とくに、スタイルを決定の立場にある。
 2・構造設計・・骨組の決定→必要に応じて骨太や骨の配置を決定する。
 3・設備設計・・環境の決定→神経系や血流の決定

そう考えると、僕のやっていることは、頭蓋骨の厚さを決定したり、あばらの本数を決めたり、
骨密度を決定したり、尾てい骨を配置していることになる。

まあ、そんなもんか。

想定した事故にあった場合、骨が砕けて死なないように設計しているわけだ。

あとは、アスリート人間なのか、スレンダー系の美人なのか、意匠に相談しながら、
必要な骨をつくりあげるための図書をつくっているってわけだ。

個人的には、骨密度が高く、骨太な人がいいと思うが、
スタイルを気にする人は、骨太は嫌がるだろうね。

朝青龍 

November 28 [Wed], 2007, 23:57
あの男がモンゴルから帰ってくる。

横綱の品格どころか、人としての品格も感じとれない。あの男

完全にヒール役になっているはずなのに、本人だけが気がついていない。
日本で生き残れる道はは、相撲でもなく、K−1でもなく、
プロレスしかないだろう。

そのことに気がついたとき、またモンゴルへ旅立つだろう。

そう考えると、ちょっと可愛そうな気もしてくる。

とりあえず、30日の記者会見を見逃してはいけない。

栗本 ホロースラブパイプの板厚の改ざん 

November 26 [Mon], 2007, 23:55
栗本鐵工所の弊社の一部製品に関する検査機器の数値および板厚の改ざんについて

問題となった製品は、高速道路に使われる一般的に「中空スラブ」
とよばれるRC造の床だ。この「中空スラブ」は、、鉄筋コンクリート
造スラブの内部に計画的に中空部を設けたスラブ構造を一般的に
総称したもので、同じ重量の在来(中実)のスラブより軽くて強い構造
となる。その結果 支持スパンを長くすることが可能なのだ。

「ホロースラブパイプ」とは中空スラブのコンクリート内に円筒状の空洞部
を形成するための型枠(仮設材)で、コンクリート打設時に中空部を一時的
に形状保持するため用いられるものだ。コンクリート打設後養生期間を経て
所定のコンクリート強度が確認された時点で不要となる。

したがって高速道路のスラブに所定の中空部が形成されていれば安全上
及び耐久性状において問題ないと考えるのが、普通であろう。

しかしながら、道路公団等は、この「捨て」型枠にも、制限値を設けた。
なぜかといえば、おそらく、コンクリート打設時の耐衝撃性能、施工荷重に
対する耐荷重性能を有することで、施工時の安全性を確保しようとしたためだろう。

確かに、本来満足しなければならない性能が確保できていないことは問題であるが、
今まで薄い型枠を用いて、施工時に大きな事故がないのだから、この制限値自体そのものが、
過剰ではないか?という疑問が生じる。

制限値の内容に妥当性はあるのだろうか?
無駄に板厚を厚くして、大切な資源を無駄遣いしていないだろうか?
税金からなる施工費用を無駄に高くしていないか?


きっと何十年も前から存在する制限値なのだから、相当、無駄な安全率を
有しているのではなかろうか?

その無駄にメスを入れる人はどこかにいないのかなぁ

現在の建築確認状況 

November 25 [Sun], 2007, 0:54
今年の6月20日の建築基準法の法改正によって、
建築確認が厳格化?されたことにともない、新築着工数が
激減している。そのため、新築にかかわる全ての経済活動
が弱まり、景気にまで影響を与えているようだ。

姉歯事件の発生をうけて、国土交通省が偽装物件数を把握
するため、構造計算書の抜取検査を行ったところ、構造計画
やモデル化・計算条件に問題がある(簡単にいうと非常識な設定)
ことが分かったらしい。

そこで、国交省は「偽装事件を防ぐと同時に変な構造設計を防ぐ」
ことを目的として「この際だから、変な構造設計をしないように、法
律で規制してしまおう」ってことになった。

これがなぜ経済活動にまで影響したかといえば、
@法改正内容の啓蒙不足
  6月20日施行なのに、解説書がでまわったのが8月末だ。
  行政・設計者・施主 みんな分からないから、慎重になる。
  あっちでは、あの方法でOKだけど、こっちではNGだ。なんて
  状態だ。
A建築設計者以外の人間が作成した
  建築設計の業務の流れ、を全く無視した法改正。
  設計したことのない人間が決めた内容は、確認申請時の
  完全一致主義だ。
  自動車などの工場生産品であったも、リコールが発生するのに、
  たった一人で4〜5棟を同時設計している人間が、「本来現場
  でゼネコンと決めること」や「建てながら施主が決めて行くこと」 
  までも全て決定しけなればならなくなった。
  オーダーメイドである建築では、ありえない。
  完全一致性ができるようになったら、世の中、新築物件数は今の
  1/10ぐらいにならないと対応できない。
  みんな設計順番待ちになる。
  
B設計者不足
  あらたに設けたれた第3者チェック機関「適合性判定機関」。
  構造設計実務に長けている人間を集めた機関。
  これによって、ただでさえ少ない構造設計者がチェック機関
  にとれらてしまった。人手不足。

  そして、構造設計できる一定のレベルを持った人が少なくなった。
       ↓
  そのレベル以下の人に仕事がまわる。
       ↓
  構造設計者のレベルが落ちる。
       ↓
  危険な建物が増える可能性が高まる。建設コストが無駄にあがる。 
  になってしまう。
  僕の勤めている総合設計事務所でも、そんな状況がすでに発生して
  いる。  


C チェックばかりの設計
  「確認下付されたら、もう変更できない」ってことから、みんなチェックばかりする。
  1 設計事務所内チェック
  2 施主チェック
  3 確認申請時チェック
  4 適合性判定チェック
  5 (性能評価機関のチェック)・・・マンションに限る
  
  構造設計者たちがみんな苦しんでいるのは、このチェック対応なのだ。  
  設計に時間を費やしたいけど、チェック対応ばかり。対応の書類に
  記入する毎日だ。そんなんだから、気持ちを込めたいい設計なんて、
  今は誰もできていないとおもう。

 
その結果、普通100戸程度のマンション1棟であれば、
構造設計期間  1〜2ヶ月 → 3ヶ月〜4ヶ月
確認に出すためのチェック   1〜2週  → 1ヶ月〜2ヶ月
                   (施主チェックや社内チェックなど)
確認申請     1ヶ月   → 3ヶ月程度



 
  

弱点を見極めろ 

November 21 [Wed], 2007, 23:50
いつもは、マンションや公共建築を設計しているが、
ここんところは、耐震診断と耐震改修をやっている。

普段はやらない業務だが、やってみると色々面白い。
つらいけど、面白い。

特に体育館は構造的特長があるため、いつもの設計と異なり、
勉強になる。
新築の体育館は何回か設計したことがあるが、昔のラチス材で構成された
体育館は耐震診断でしか、かかわることができないだろう。

いかに単純なかつ、妥当性のあるモデルを構築するか、
複雑な解析モデルは必要なく、構造の根本である構造力学力が問われる。

そして、解析結果を分析すれば、建物の弱点の補強方法案がいくつも導き出される。

そのなかから、費用対効果を考慮し、もっともお得な補修をする。

新築設計にも、十分役立つ経験だ。

グーグーグー 

November 21 [Wed], 2007, 1:22
世の中、グーグーグーのギャグがはやりつつある。

そんなことを久しぶりにみたTVで知った。

今週は、特に忙しい。忙しいことはいいことだけど、
サービス残業だとね・・・。

○○区の耐震診断・耐震改修が大詰めだ。
随分昔に作られた体育館だけど、
計算によれば、全然耐力が足りていない。
とても、避難所としての機能を果たせないだろう。だから改修するんだけどね。

ともかく、改修の計算書と図面がほぼ完成しつつある。
あとは、これをお偉い先生方にじっくりと読んでもらい、お墨付きをもらうだけだ。

ということで、今週も会社に泊り込みがはじまりそうだ。

誰も読まないとおもうけど・・・ 

November 18 [Sun], 2007, 2:08
しがないサラリーマンです。

誰もこれを読まないとおもうが、
ある意味本当に日記として、独り言を残していきたい。

11・18

僕はもう30歳
早いものだ。

24で社会人となり、
設計事務所につとめ6年目、今まで、コツコツと修行をしてきた。
信頼を築き、その努力が報われるチャンスもきている。
でも、そのチャンスはあまりにも大きすぎる。
建築センターデビューには、正直 自分に自信がもてない。

多分、自信がもてないのは、勉強不足、準備不足だからだろう。

それは、わかっているけど。。。。

そろそろ腹をくくるかなぁ。


プロフィール
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  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1976年1月5日
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:埼玉県
  • アイコン画像 職業:専門職
  • アイコン画像 趣味:
    ・お笑い
    ・テレビ
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建築構造設計 修行中。

だれも見ないとおもって、
仕事のメモにしてます。

質問があれば、分かる範囲
でお答えしますよ.
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