マッスルレビュー
2010年05月05日(水) 8時55分
さて、マッスル感想であるが、会場についてみるとほぼ満員。近年のプロレス団体で、後楽園を満員というのは驚異的である。そして、マッスルは前述のとおり複数の脚本家が知恵を出し合った総合エンタメというより、作演出のマッスル坂井という作家が出した小劇場系演劇に近い。出てるレスラーも、今日はゲストで大谷晋二郎が来ていたが、基本レギュラーはスターシステムに当てはまるような存在で多数の客を呼べるレスラーではない。となると、演劇的に見ても作家の作風で一晩で3000人とかいってるのだから驚異的である。演劇人もプロレスに興味なくてもマッスルはチェックした方がいい。
今日のネタは、マッスルが「リングオブコント(無論キングオブコントのパロディ)」と称し、選ばれた8人の選手が好きな対戦相手を自分でえらび1試合プロデュース、審査員が点数を出し、一番高得点で面白い内容だった優勝という方式だった。ようは、演劇祭方式だ。うちがでたシアターバイキングと一緒(されはその場で点数化はしなかったけど)。これも、ガチプロレスではなく最初から試合のブックがきまっているという前提だ。
その中身たるや、広田さくら引退試合と引退セレモニー(でも明日の試合には出る)とか、菊タローによるお笑い試合とか、男色ディーノプロデュースのディーノが増えていく試合とか、井熊祐介プロデュースの試合は途中で神が光臨し会場がいったん暗転、明転すると対戦相手の生首を持っている(対戦相手の首から上には布がかけられ、斬られたようになっている)など、馬鹿馬鹿しいものばかり、特に大谷プロデュースの親日時代のライバルと戦うてのは最高に馬鹿馬鹿しい。私が一番好きなのはエルサムライのパロである、エルサムライTVと称したただのサムライTVのスタッフがカメラを持って大谷を映しながら対決するというところ。最高にくだらない。エルサムライをはじめ、高岩や金本浩二のパロディレスラーなんか、なんて狭い笑いなんだろう。シモンさんや本宿なら笑うだろうが、下手したらちっく野口ですらわからんだろう。わからない人を置いておいて、わかる人にだけ受けるネタは最高に面白い。その狭さもこの会場なら広くなるわけで面白かった。
と面白かったが若干残念なのは、短編8本立てを見たという感じでこの興行全体のテーマがあるという作品ではなかったことだ。実は、巷のマッスル評でいうと、マッスルは立ち上げ2,3年までの勢いがすごくて、ちょっと落ちてきたというものが多い、実際マッスル坂井自身がスランプであるというようなネタも多いのだ。無理はないと思う。既存のプロレスをぶち壊す革命的な作風であるマッスルも、それに沿った路線をずっと続けていればネタも尽きるし、もっとすごのを出さないとあきられる。ハッスル芸能人路線にしても結局和泉もとやを最後まで上回れなかったわけだし。マッスルも馬鹿馬鹿しいながら、今まで興行全体でプロレス界の問題点を扱った(抗争を何大会もかけすぎだから、1日でトーナメントをやってしまうとか、評価の基準があいまいだから試合評価を金ちゃんの仮想対象方式でするとか)興行が多かったが、今回はそれが短編8本立てになったわけだ。
実際に、その8本をここの選手がプロデュースしたのか、全試合マッスル坂井が演出したのかは不明だが、確かに私も作家としてコントオムニバスのが長編書くより楽なんだわな。しかし、やはりマッスルらしい趙雲や本多がグダグダしゃべる長編も見たかった。
ただ、このような短編路線形式をはさめるならアイディアが枯渇する危機はふせげると思う。で、ここからが内閣のプロレスにもかかわることで、私も正直長編プロレス芝居のネタは限界が来ている。面白い試合のアイディアはでてくるのだが、2時間大会にいたるまでの芝居を書いてそれを試合アイディアに当てはめるとなると練習時間の面でもだいぶ厳しい。しかし、このような短編プロレス何本もて興行ならできる(というk、あ普通のプロレス団体の興行はそう、第1試合からメインまでみんなストーリーがつながってるとかはない)ので、その方式も考えて生きたい。
これはちょっとやりたいのが、関西演劇界プロレス祭といって、関西演劇界にはプロレス好きな劇団も多いので、各劇団の作家が1試合15分でそれぞれ面白い試合を作って上演するという方式だ。もちろん、ギャラは払えないし、練習場所はどうすんねんとか、なによりよそにプロレスノウハウを教えてしまうとよそのが上手くなってうちの売りがなくなるとかいう危険もあるが、そうそうたるメンバーを呼んで内閣がその中心としてプロデュースするってのはやってみたいことである。石田さんとかにうまく話を持ち込んでみるのもいいかもね。関西で成功させて、東京にももち子に、演劇人もライフワークとしてプロレスができるてムーブメントをつくりたい。演繹人の頭脳をプロレス界に注入しやすい環境をつくることは、お互いの利益につながると思う。
最後に、興行時間が長いのはまいった。19時開演、22時25分は長すぎ。また帰りにグッズを買おうと思ったのに、退出次官が迫ってるとかいって急いで帰らせて、帰りは売ってなかった。これは大問題。うちも長いといわれるが、時短はもちろん、そうなるならどうせ祝日なんだし18時開演でもいいと思うのだが。
今日のネタは、マッスルが「リングオブコント(無論キングオブコントのパロディ)」と称し、選ばれた8人の選手が好きな対戦相手を自分でえらび1試合プロデュース、審査員が点数を出し、一番高得点で面白い内容だった優勝という方式だった。ようは、演劇祭方式だ。うちがでたシアターバイキングと一緒(されはその場で点数化はしなかったけど)。これも、ガチプロレスではなく最初から試合のブックがきまっているという前提だ。
その中身たるや、広田さくら引退試合と引退セレモニー(でも明日の試合には出る)とか、菊タローによるお笑い試合とか、男色ディーノプロデュースのディーノが増えていく試合とか、井熊祐介プロデュースの試合は途中で神が光臨し会場がいったん暗転、明転すると対戦相手の生首を持っている(対戦相手の首から上には布がかけられ、斬られたようになっている)など、馬鹿馬鹿しいものばかり、特に大谷プロデュースの親日時代のライバルと戦うてのは最高に馬鹿馬鹿しい。私が一番好きなのはエルサムライのパロである、エルサムライTVと称したただのサムライTVのスタッフがカメラを持って大谷を映しながら対決するというところ。最高にくだらない。エルサムライをはじめ、高岩や金本浩二のパロディレスラーなんか、なんて狭い笑いなんだろう。シモンさんや本宿なら笑うだろうが、下手したらちっく野口ですらわからんだろう。わからない人を置いておいて、わかる人にだけ受けるネタは最高に面白い。その狭さもこの会場なら広くなるわけで面白かった。
と面白かったが若干残念なのは、短編8本立てを見たという感じでこの興行全体のテーマがあるという作品ではなかったことだ。実は、巷のマッスル評でいうと、マッスルは立ち上げ2,3年までの勢いがすごくて、ちょっと落ちてきたというものが多い、実際マッスル坂井自身がスランプであるというようなネタも多いのだ。無理はないと思う。既存のプロレスをぶち壊す革命的な作風であるマッスルも、それに沿った路線をずっと続けていればネタも尽きるし、もっとすごのを出さないとあきられる。ハッスル芸能人路線にしても結局和泉もとやを最後まで上回れなかったわけだし。マッスルも馬鹿馬鹿しいながら、今まで興行全体でプロレス界の問題点を扱った(抗争を何大会もかけすぎだから、1日でトーナメントをやってしまうとか、評価の基準があいまいだから試合評価を金ちゃんの仮想対象方式でするとか)興行が多かったが、今回はそれが短編8本立てになったわけだ。
実際に、その8本をここの選手がプロデュースしたのか、全試合マッスル坂井が演出したのかは不明だが、確かに私も作家としてコントオムニバスのが長編書くより楽なんだわな。しかし、やはりマッスルらしい趙雲や本多がグダグダしゃべる長編も見たかった。
ただ、このような短編路線形式をはさめるならアイディアが枯渇する危機はふせげると思う。で、ここからが内閣のプロレスにもかかわることで、私も正直長編プロレス芝居のネタは限界が来ている。面白い試合のアイディアはでてくるのだが、2時間大会にいたるまでの芝居を書いてそれを試合アイディアに当てはめるとなると練習時間の面でもだいぶ厳しい。しかし、このような短編プロレス何本もて興行ならできる(というk、あ普通のプロレス団体の興行はそう、第1試合からメインまでみんなストーリーがつながってるとかはない)ので、その方式も考えて生きたい。
これはちょっとやりたいのが、関西演劇界プロレス祭といって、関西演劇界にはプロレス好きな劇団も多いので、各劇団の作家が1試合15分でそれぞれ面白い試合を作って上演するという方式だ。もちろん、ギャラは払えないし、練習場所はどうすんねんとか、なによりよそにプロレスノウハウを教えてしまうとよそのが上手くなってうちの売りがなくなるとかいう危険もあるが、そうそうたるメンバーを呼んで内閣がその中心としてプロデュースするってのはやってみたいことである。石田さんとかにうまく話を持ち込んでみるのもいいかもね。関西で成功させて、東京にももち子に、演劇人もライフワークとしてプロレスができるてムーブメントをつくりたい。演繹人の頭脳をプロレス界に注入しやすい環境をつくることは、お互いの利益につながると思う。
最後に、興行時間が長いのはまいった。19時開演、22時25分は長すぎ。また帰りにグッズを買おうと思ったのに、退出次官が迫ってるとかいって急いで帰らせて、帰りは売ってなかった。これは大問題。うちも長いといわれるが、時短はもちろん、そうなるならどうせ祝日なんだし18時開演でもいいと思うのだが。
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