管理人は本日仕事のため座り込みに参加できていません。現場のていろーくんのレポートを紹介します。
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舛添要一厚生労働大臣が閣議の後に記者会見を開き、5月28日仙台、同30日大阪高裁の判決に対し上告を断念したと発表しました。
しかし、その後「全ての裁判で高裁の判断を仰いでから」などと話したことで、日本被団協と全国原告団、全国弁護団連絡会は3団体共同声明を発表し、抗議の座り込みに入りました。
山本英典全国原告団長は「司法に対する侮辱であると同時に、原告に対する挑戦305人の原告が全員解決するように政治決断をおねがいしたい」と話しました。
上告しないということは、これまで争ってきたことが間違っていたのだから、閣議後に会見を開くのではなく、被爆者が座り込んでいる現場まで来てお詫びをするべきです。
そして、閣議で了承を得たというのであれば福田首相が被爆者と面談して話を聞いて政治決断をしてほしいです。
藤平典・日本被団協代表委員は、「今日と明日は日本被団協の全国総会です。全国の被爆者代表が集まる場でしっかりと意思統一をして行動に合流したい」と話しました。
その後厚労省記者クラブで開かれた記者会見では、明日上告期限を迎える仙台高裁の原告である波多野明美さんが「納得していない。全員解決をしてほしい」と発言。
山本団長も「上告断念は厚労省の事実上の完敗宣言。にもかかわらず他の裁判の結果を見守るというのはおかしい。15地裁、4高裁で係争中なので、20近い裁判をやっている間に被爆者はどんどん死んでいく。非人道的で冷酷すぎる。原爆被害は軽く小さなものではないことを認識し、それに従った判断をしてほしい」と訴えました。
上告しないという話を聞いて福田首相は何も言わなかったということだが、と記者から質問を受けた山本団長は、「逆に良かった。これからフリーハンドで私たちが要求していることを聞いてほしい」と話しました。
東京原告の西本治子さんは、「昨日の首相官邸前行動で、できることなら私は官邸の中に走りこんで福田首相に訴状を読んでもらいたかった」と発言しました。
広島から駆けつけた弁護団長の佐々木弁護士は、「8月6日が近づいている。首相はどんな顔で広島・長崎を訪れるつもりなのか。19の裁判を戦いますと言うのか」と厳しく指摘しました。
午後13時からと16時からは首相官邸前で首相に届けとアピールしました。この場には日本共産党の井上哲士議員が駆けつけ、激励の言葉をいただきました。
自民党の寺田稔議員は特設テントに、社民党の福島瑞穂党首は原告代表と一緒に舛添要一厚生労働大臣に要請を行ってくれました。
この席上、舛添厚労省は「司法と行政の乖離を正す」と何度も発言しました。
仙台と大阪高裁判決で、4月から始まったばかりの新しい認定審査の基準が誤っていることが明らかになりましたが、官僚は変えようとはしません。だからこそ政治の力が必要になります。
明日は午前8時半から首相官邸前でチラシ配りから始まり、10時から厚労省前特設テントで座り込みが開始されます。ぜひぜひみなさんの力をお貸し下さい。