死んどるヒマはない V   137

March 05 [Fri], 2010, 1:55

『死んどるヒマはない』の上映会は、大変な感動をもたらした。
参加者55名。
平和運動家 益永スミコの半生。(正式サブタイトルは、「益永スミコ 86才」)
この手の地味なテーマの割りに よく集まったと思う。
男女共同参画推進センターのイベントの中の企画。
自称フェミニストとはいえ、男子厨房や子育て参加が共同参画だと思っている、‥‥
女性と戦争は関係あるの? と言ったりする ‥‥
(自称)良識的な人たちにとって、・・・・
惹かれるテーマでもない。
チラシ1,000枚、ウェブ上やグループの持てるメディアを駆使した。
冷たい雨をおして集まってくださった。

業務連絡「アップの仕方をミスりました。 ヤバッ。 この後は、「Read More」をクリックしてネ!
長々と続いています。 いつもどおり!!」

映画の冒頭は、教育基本法改正反対集会での、当時84歳の益永さんの姿。
益永さんは元助産師で、名古屋の病院勤めの’60年代末に労働組合を作ったことから社会運動に歩みだした。
労働環境の改善を求める彼女のファイトに、多くの女性労働者が付いてきた。
ベトナム反戦や、 娘たちが持ち込む当時の学生運動の風が、いっそう眼を社会へ、戦争反対へと舵切りさせた。
自分らが 男たちを戦場に送ってしまった、男たちの命を失わせ、戦場では悪魔の人格に変えて現地の住民を苦しめた。
自分に戦争責任がある。
その思いが、「絶対 反戦」の運動へと駆り立てた。

三菱重工爆破事件がおきたのはその頃だった。
三菱は戦時中の死の商人。
朝鮮半島からの強制連行の数も突出していた。
そして、‘60年代末からは再び東南アジア進出の企みをはじめ、‥‥
(フィリッピンなどで木を求めて山を禿山にして、大洪水などを引き起こしたことを記憶する)戦前の足音が聞こえてきた頃だった。
「アレは、私ら大人がが〜んとやられた、と思った。」と益永さんは言われる。
しかし、死者8名・負傷者数百人を出す大惨事となり、7〜8年間は言葉もなかった
ある時その事件の裁判の傍聴に行き、その後の集会についていった。
実行犯の家族らが会同者に支援を訴える中、片岡利明さんにはその家族がいなかった。
最高裁で死刑判決が確定したら、親族以外とは一切の交流が出来なくなる
その「親族」がいない利明さんの身を案じ、‥‥
養子縁組をして、その役を引き受けたのだった。

毎週決まった曜日に面会に行き、その他の日は「裁判員制度に反対します」の看板を下げてどこかの街角に立つ益永さん。
スタスタと足早に歩き、止まり、「平和憲法を変えやすくする国民投票法は通過させてはいけません。」と説く。
全くブレがなく、核となる思想を信じて突き進む益永さん。
その姿に会場は息を呑んだ。

映画は、この上映会が完成後初めてで、実は見本版で映した
間に合うように、とプレッシャーをかけ続け(笑)、グループで見本を2本試写した。
3回目の完成品は、一番良いものとなっていた。

68分の映画のあと、約40分間のトークセッション。
益永さんご本人が埼玉から来られ、制作のビデオプレスの佐々木さんと、司会は(DVD購入などの)最初から関わっていた私が、‥‥不慣れながら。

家の中では家父長制で「オンナ」の役割が規定され、外では横並びで突出しないことを強要された世代の益永さんが、どうしてこのように信念を獲得され、ぶれない強さで戦っているのか? など、‥‥聞き出せたかナァ?
86才の益永さんは、こちらのテンポに合わせ、質問には 実に的確なことばで答えてくださった。

映画で殆どが語られているにも関わらず、生でご自身の口から「戦争への道に繋がります。」と聴くと迫力万点。
親世代から、「しっかりしろ!」とゲキを飛ばされたようだった。
それにもまして益永さんのあたたかい人柄にふれる喜びを味わった。

ともあれ、上映とトーク、皆が高揚した雰囲気で盛り上がったところで、
こういういい映画を作る人たちをサポートしよう、ということにもなった。
ビデオプレス。
国労組合員の今に続く戦いを追った「人らしく生きよう」
JRの(尼崎事故を引き起こすような)労働現場を描いた「レールは警告する」
君が代強制拒否の「君が代不起立」などがある。
トテモ勝てそうもない戦いを戦っている人たちを追いかけます。
ホームページは「ビデオプレス」で行けます。

ソレニシテモ、
この [輝きフェスタ2010]
厳然たる行政の事業を 市民による実行委員会の手で行うことのせめぎあいは今年も‥‥。
企画、会合、準備、プログラム作りなどに膨大なエネルギーを費やし、実行委員長には、一日に平均40通、最高で70通のメールが入ったとか。

行政の事業の中でこんなことをやってしまった。
でも、‥‥余震はまだ続いている。








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