管理者ひーこによる日常事やら駄絵駄文公開やら。  
気の向くままにやっています。 ちなみに目指すは桃源郷。
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目次:銀河を掴め、10のお題 / 2009年10月01日(木)
**銀河を掴め、10のお題**

・「未確認飛行体の友達 」→「渦巻く命 」→「散歩する人」→「地に焦がれる浮遊」→「この毛布 」→(明るい未来(お題外))

・「藍はカーテン

・「星の主

・「日々、小規模爆発

・「ロケットに触る

・「一等上の輝き


全てオリジナル。

 
Posted at 11:57 / 銀河を掴め、10のお題 / この記事のURL
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この毛布 / 2005年04月27日(水)
「いや。」

その言葉に途方に暮れた。


いい加減言い飽きたが「それ」とはすなわち未確認飛行体。
今は擬態していて人型だが、空を飛ぶときは発光する球体。
偶然「それ」がそうであると知ってしまい、
あまつさえその星の生物の大量移住などを画策してると言われて以来、
不幸な学生数人が同士となって「それ」を見張る日々が続いている。
よくわからない部分もあるがそれなりに知性の質は
私達と似ていることがだんだんとわかってきたのだが。
しかしながら似ていても違う星から来た生物。
ある意味究極の異文化の生物の価値観とはよくわからないものがある。
例えばそう、「嗜好」などというものは。

学校に「それ」が持ってきた、というより引きずって来た物を見て
私達は一瞬、いや数瞬沈黙した。
その沈黙の間で私達の無数の視線、アイコンタクトが交わされる。

((今度は何?))

要約するとこうである。
結局私が代表して、尋ねることになった。

「あーあのさぁ。」
「なにー?」

何時になく嬉しそうな「それ」に頭痛を覚えつつ続ける。

「その、毛布、なに?」

続きを読む…  
Posted at 12:10 / 銀河を掴め、10のお題 / この記事のURL
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地に焦がれる浮遊 / 2005年04月26日(火)
上空から輝きながら地上を見つめる。

私は空を飛ぶ。
だから周りには「未確認飛行体」、隠語で「それ」と呼ばれている。
遠い遠い宇宙のある惑星から、個体数の増加を理由に移住地を探す。
それが私の目的。
「地球」。
それがこの惑星の名前。
初めてやって来たとき故郷のような気がした。
故郷の気候とよく似た星だった。
少し寒いかとも思ったが、温暖化傾向にあるとのことであまり問題はない。
「学校」と呼ばれる施設で幼年期の教育が行われるらしい。
私も擬態してそこに入って、この星の単位で数ヶ月経つ。
私の本当の姿を見た人達がいつも私の周りにいる。
きっと私を歓迎してくれているに違いない。
他の星の生きものに寛容なのである。

上空からの景色も好きだが、私はこの地に降りたときの感触を忘れられない。
適温を保った大地。
生物で覆われた世界。
海。天気。太陽。
受け入れてくれる知的生命体。
生きるためにはうってつけの楽園。
その大地に触れた感動。
住み場所を探し流離ってきた宇宙の広さと孤独。
そして郷愁。
まるで故郷に帰ってきたようだといつも思う。

だからこそこうして上空を飛んでいるときには
この星に降り立ちたいという衝動がいつも付きまとう。
浮遊していても、迎えてくれるこの優しい大地にいつも焦がれている。

ここならば皆生きられるかもしれない。
私達の第二の故郷にできるかもしれない。

そう思って周りの人に提案してみたところ思い切り却下された。

何が悪かったのだろう。
ここが第二の故郷になるのはまだ遠いようだ。

****
お題元
 OL
****
未確認飛行体視点。

 
Posted at 21:37 / 銀河を掴め、10のお題 / この記事のURL
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一等上の輝き / 2005年04月25日(月)
誰もが目を見張る輝き。
美しい光。
この星空で最も輝く星達。
それを人は一等星と呼ぶ。
いや、一等星と呼んだ。

私は一等星。
今も昔もそう呼ばれている。
かつては最も輝く星としての称号だったそれは
とっくの昔に、そう科学技術とやらが発展して
さらに細かな順位をつけられることによって消え去った。
0等や−1等などよくわからない名称にとって代わられ、
昔一等星と呼ばれていた仲間はそう分類された。
一等星の中でも輝いていた仲間達だ。
そしてその中でも一番平凡な光を発していた私は一等星と呼ばれ続けている。
昔は栄光の象徴だったその呼び名は今はそうでもない。
それなりに光る星の象徴となったぐらいだ。
ため息の代わりの瞬きはやはり一番の輝きではなかった。
もっと光る存在が見つかったから。
正確にはその誤差が認識されるようになってしまったからこそ。
一等上の輝きは色あせてしまったのだ。

****
お題元
 OL
****
本当に下らない一等星の呟き。
でも-1等星とか言われても実感沸かなくないですか?
まぁ当時の肉眼観測で判断できなかった違いのせいだとはわかってるんですけど。

脱線事故凄いことになっていますね。
電車があんなになってしまうなんて・・・。
前の高校からもあの沿線の大学に行った人はいますし
私も今の大学に落ちていたらそこの大学にJR西日本で通っていたんですよね・・・(方向は違えど)。そう思うと恐ろしいです。
被害者の方には時間帯が時間帯ですので同じ年代の学生さんもいらっしゃったようで・・・。
死者の数も聞くたび増えるような状況ですし・・・。
犠牲になった皆様のご冥福をお祈りいたします。
これ以上被害者が増えないことを祈るばかりなのですが・・・。

 
Posted at 20:13 / 銀河を掴め、10のお題 / この記事のURL
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散歩する人 / 2005年04月24日(日)
「どこ、いくの?」

どこかうきうきした「それ」に嫌な予感を感じつつ私は尋ねた。
「それ」、すなわち未確認飛行体。
どんなに後悔しようが関わったが最後。
周囲の認識ではただの友人。
こっちの認識では厄介な生物。
どっちにしろ見張り役にはならねばならない。

この前は「星の皆を呼ぶ」発言で私を含めた友人達をかなり動揺させた。
とにもかくにも「それ」の仲間を引き入れないためにもさらなる監視が必要とわかり、極力目を離さないようにと確認しあった後である。

「散歩ー」

にぱぁとした能天気な笑顔を、擬態している姿に浮かべる「それ」。
嫌な予感をさらに感じるなとは無理な話だ。

「…どこに?」

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Posted at 07:17 / 銀河を掴め、10のお題 / この記事のURL
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P R
管理人について
白人間という名の私の分身
ひーこ
鹿が沢山いる県に生息。4月2日生まれのB型。深く関われば関わるほどB型だと言われる。性格は素直な天邪鬼と言われたが、未だにどういう意味か把握出来ていない。とにかく何を考えているかわからないらしい。私もわからない。
趣味は絵を描いたり本を読んだり。物書きはメインのつもりではなかったのにサイトではいつの間にかそうなりつつあるのが不思議でたまらない。小松未歩とスレイヤーズ!と昔のゲームラブ。食べ物では卵が好きで椎茸が嫌い。

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