私は眠る。
誰も知らない。
誰も居ない。
誰も見えない。
誰も音を与えない。
そんな世界で。
私は。
どうして、どこで、いつから。
こんな所で眠っているの?
その疑問だけが、この時の止まった世界での唯一のさざ波。
そう思った瞬間に世界がざわりと、水滴が落ちたように揺らめき。
それから、それから。
止まる。
思考も沈む。疑問も消える。
動けなくなる。動くということすら忘れる。
そしてまたさざ波が来るまで安寧の底で眠っている。
それを繰り返して。
いつか、誰かが私を知ったら。
いつか、誰かがやってきたら。
いつか、誰かを見ることがあれば。
いつか、誰かが音を立てたら。
私は動けるのだろうか。
孤独と呼ばれる安寧の世界で。
冷たくも暖かいこの世界で。
私は。
私は眠る。
誰も知らない。
誰も居ない。
誰も見えない。
誰も音を与えない。
そんな世界で。
***
なんか一発書き。
友人達とある場所へ出かけた際フリーマーケットで売っていた「引きこもり禁止」のステッカーを見てふと浮かびました。それは確か行けなかった友人に土産になったはず。
ちなみに私がその時買ったのは「危険人物」。the mad man appearsとか色々書かれてる品。
友人全員に「ひーこはこれだよ」(断言)って言われました。
よって現在携帯電話の後ろにぺったり貼られています。
そんなに危険ですか?(笑)