管理者ひーこによる日常事やら駄絵駄文公開やら。  
気の向くままにやっています。 ちなみに目指すは桃源郷。
また二次創作などしていますけれど、あくまで個人的にやっており当然のことながら原作者様、および出版社様等とは一切関係はございません。また、このブログ内の画像・文章などその他諸々の全てを管理人の許可なく転用・転載・配布・複製する事を一切禁止いたします。 リンクを貼ろうとお考え下さる方はこちらをご参照ください。 またカテゴリ別の説明はこちらからどうぞ。







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つめたいてのひら / 2010年03月12日(金)

「わぁー。」
「おじさん、変な足ー。」
「変な手ー。」

小さな子供達は私を囲んで口々に言いました。
旅人が珍しいのか、それとも生身の手足が珍しいのか、彼らは私を見ています。

「うわぁ、やわらかい!」
「気持ち悪ーい!」

子供達の手足はよくよく見ると人工物で出来ていました。
どうやって作ったかもわからない精巧そうな手足は、傷つくことを恐れるかのようにつるりとした肌色で、ムラや傷のない綺麗な手足でした。年老いて日に焼けた生身の私の手足が恥ずかしくなるほどに美しい、一種の芸術品の様です。腕を掴んでくる手のひんやりとした感触は、彼らが生きていることを忘れるぐらいでした。
突然一つの小さな手が強く私の腕を抓り、私は飛び上がりました。

「痛い!痛い!」
「え、痛い?」
「当たり前だよ。」

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Posted at 23:03 / 駄文 / この記事のURL
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明るい未来 / 2006年03月07日(火)
****
注:銀河を掴め、10のお題の未確認飛行体シリーズです。
****

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Posted at 09:41 / 駄文 / この記事のURL
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eternal night / 2005年06月28日(火)
私の住む場所に、昼が来なくなってもう随分と経つ。

永遠に星が輝く世界。
暗闇に覆われた永遠の夜。
太陽ではなく月の動きと星の動きで一日を知る。

それは太陽が消えたのではなくて、この星の地軸が大きくずれてしまったからだ。
太陽に向かって真っ直ぐに伸びた地軸。
お陰で昼の世界と夜の世界が出来た。
特に新しい北極を永遠の昼の世界、新しい南極を永遠の夜の世界と私達は呼ぶ。

私の住む永遠の夜の世界は、冷たくなった。
吐く息は必ず白く、すぐに氷と化す。
数分息をすれば肺が凍るかと思うほど。
かつての大河は氷河と化し、獣は厚い毛皮のものが群れになって雪原で暮らす。
過酷な永遠の夜。永遠の凍結世界。

今の星では赤道が最も住み良い場所と聞く。
だからと言っても、そこに住める人は限られているのだ。
金を持っている者。金を持つ国。

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Posted at 06:53 / 駄文 / この記事のURL
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安寧世界 / 2005年05月22日(日)
私は眠る。
誰も知らない。
誰も居ない。
誰も見えない。
誰も音を与えない。
そんな世界で。

私は。

どうして、どこで、いつから。

こんな所で眠っているの?

その疑問だけが、この時の止まった世界での唯一のさざ波。
そう思った瞬間に世界がざわりと、水滴が落ちたように揺らめき。
それから、それから。

止まる。

思考も沈む。疑問も消える。
動けなくなる。動くということすら忘れる。
そしてまたさざ波が来るまで安寧の底で眠っている。

それを繰り返して。
いつか、誰かが私を知ったら。
いつか、誰かがやってきたら。
いつか、誰かを見ることがあれば。
いつか、誰かが音を立てたら。

私は動けるのだろうか。
孤独と呼ばれる安寧の世界で。
冷たくも暖かいこの世界で。
私は。

私は眠る。
誰も知らない。
誰も居ない。
誰も見えない。
誰も音を与えない。
そんな世界で。

***
なんか一発書き。
友人達とある場所へ出かけた際フリーマーケットで売っていた「引きこもり禁止」のステッカーを見てふと浮かびました。それは確か行けなかった友人に土産になったはず。
ちなみに私がその時買ったのは「危険人物」。the mad man appearsとか色々書かれてる品。
友人全員に「ひーこはこれだよ」(断言)って言われました。
よって現在携帯電話の後ろにぺったり貼られています。
そんなに危険ですか?(笑)


 
Posted at 21:12 / 駄文 / この記事のURL
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選択 / 2005年05月11日(水)
 何故。

彼女は掠れた声で僕に尋ねた。
私の唇が歪んだ。
僕は僕の選択をした。
そう紡ぎだした言葉に彼女の瞳から透明な雫が落ちた。

人間は醜かった。

人は限りなく醜かった。

私は耐えられなかった。
壊れていく星を見ているのに耐えられなかった。

この星の生命は危機に瀕していた。
工業、商業、欲。それらがそうさせた。
今ではもはや損得や利害や感情で動くことなど許されぬほどに。
でも。それでも。
人間は醜かった。

数値として目の前に出されている危機の状況も
欲の前では無力だったのだ。
横行する賄賂や交渉、果ては脅迫。
誰もがすべきことはわかっているはずなのに
欲に駆られ無駄に抵抗する。

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Posted at 13:58 / 駄文 / この記事のURL
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P R
管理人について
白人間という名の私の分身
ひーこ
鹿が沢山いる県に生息。4月2日生まれのB型。深く関われば関わるほどB型だと言われる。性格は素直な天邪鬼と言われたが、未だにどういう意味か把握出来ていない。とにかく何を考えているかわからないらしい。私もわからない。
趣味は絵を描いたり本を読んだり。物書きはメインのつもりではなかったのにサイトではいつの間にかそうなりつつあるのが不思議でたまらない。小松未歩とスレイヤーズ!と昔のゲームラブ。食べ物では卵が好きで椎茸が嫌い。

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