尾形だけどちばっち

February 18 [Thu], 2016, 16:26
全てのインプラント患者にとって、治療費が気になるのは当然です。ちょっと調べればわかりますが、治療費は統一されておらず、歯科医院によって相当な開きがあります。何しろ、ほとんどが自由診療なので、費用を自由に設定できるのです。大まかな相場はありますので、心配しないでください。インプラント一本の場合、安くて30万円ほど、高ければ50万円ほどが相場です。
高額なインプラントは、一体何年くらいもつのかというと、現状では確実な説はありません。日頃のケアと、定期的なメンテナンスによって本物の歯に匹敵する耐久性があるとされています。ということは、日頃のケアを欠かさなければかなり長い間保たせることができますが、ひとたびケアを怠れば維持できなくなる異常も起こりうるということを忘れてはいけません。
チタンでできた人工歯根をあごに埋め込むのがインプラント治療ですが、チタンは骨になじんで比較的安定しやすいため、材質やコーティングの進歩によって、アレルギーもほとんど起こらなくなっています。治療を始めるにあたっては頭部CT、あご周辺のレントゲン、口腔内検査といった検査を一通り行い、治療方針を決めてから治療に取りかかるため患者も納得し、安心して治療を開始できます。治療が終わったところで、重要なメンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけば安全で、快適な使用が続くことを期待できます。
インプラント治療を検討している方、大事なのは検査からメンテナンスまで、安心して任せられる歯科医に出会えるかどうかです。治療に必要な技術を身につけていることはもちろんですが、手術前に行う検査や、治療方針をどうするか、アフターケアに至るまで歯科医がどのような技量を持っているかで決定的な違いが出てくると考えられます。インプラントの場合、歯科医による治療成績の差が特に大きい治療法とされています。手に入る限りのデータを集めて、歯科医を決めることが治療の成否を決めるのです。
インプラント治療にある程度の実績がある歯科医院で、外来診療を受けての普通のインプラント治療の中でも、院内感染の心配はあるものです。いくつかの候補の中から歯科医院を決めると思いますが、感染症対策についても調べ、納得した上で決めることが、重要事項の一つになります。感染症対策は重要な問題なので、その取り組みについてきちんとホームページに載せている歯科医院もごく普通になっているので、そこで調べるのも良いでしょう。
インプラント治療はどのような流れかというと、大きな3つの関門があります。第一に、歯茎を切り開き、あごの骨を削って人工歯根を埋め込む、あごの骨の中に人工歯根がしっかり定着するのを待ち、それからアタッチメントという連結部分をはめ込み、義歯をつける、というプロセスをたどります。人工物を骨に埋め込むのですから、組織が歯根の周りにできて骨に定着するまでには時間がかかり、もちろん、いろいろなケースがありますが、2ヶ月くらいは最低でもかかり、長い場合は6ヶ月ほどかかるのが普通です。義歯が完成して使えるようになるまで、治療を始めてからおおよそ3ヶ月から10ヶ月かかると押さえてください。
言うまでもなく、インプラントにすれば虫歯になりませんが、お手入れを必要としないとは言えません。傷ついたらすぐに歯科医にかからなくてはならず、自身の歯と同様、プラークコントロールができていないと当たり前のことながら、歯周病の危険性もあります。自分の歯に対する手入れと同じで良いので歯科医に指示されたブラシなどがあればそれも使い、セルフケアは欠かさないようにしましょう。そして、歯科医に指示された間隔で専門的なメンテナンスを受けてください。
失った歯を再生する治療は何種類もありますが、インプラント治療の問題点は失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。義歯の中でも、入れ歯やブリッジと違い、人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないので万が一、人工歯根があごの骨に定着せず骨の中にインプラントが埋まらなければ同じ穴に再びインプラントを埋入することができず、再手術して、骨をさらに削って修復するという治療しかなくなります。そして、インプラントの埋入にはあごの骨を削るので、周辺の神経を損傷する危険性もあります。
インプラント治療を希望する代表例として、他の歯を削ったり、かぶせたりしたくないといったケースです。例えば、ブリッジ治療をするためには両隣の歯を削って支えを作らなければなりませんが、これが、インプラントの埋入なら失った歯のみに働きかける治療と言えます。両隣の歯を削って支えにするのはもったいないという事情のケースなら、やはりインプラント適用が一番でしょう。
インプラント治療を考えている方に知っておいてほしいことですが、仮歯が入れば、義歯だと気づかれることはたぶんないでしょう。歯茎から生えているので、見た目も自分の歯に近く自然な印象を与えるのでこれは義歯だと自分から言わない限り、いかにも義歯だと思われることは考えなくて良いのです。義歯だと思われたくない方には最適な治療と言えます。
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