理事長選挙 

2016年03月29日(火) 12時46分
相撲協会の理事長に八角親方が選出された。理事も理事長も選挙で選出され、実際に落選もありうる点は、相撲はもっと誇っても良い。他のスポーツより、オープンと言える。

問題は選挙の内容である。有権者が限られるためか候補者の違いが見えなかった。とりわけ貴乃花親方は主流派に逆らってまで出馬したわけだから、改革案を提示して論争に挑んでほしかった。おそらく、貴乃花側は、大々的にやれば相撲界に亀裂が走ると思い、遠慮したのかと思う。よくあり発想ではある。
しかし、これは間違っている。考え方や方向性に違いがなく選挙にうってでたら、外部からは内輪揉め年か写らず、かえって逆効果のように思う。マスコミも多くは確執という形で報じている。

逆に貴乃花親方が、政策をきちんと公開してニュース番組で説明していれば、選挙の結果如何に関わらず、世論の支持を受けることもでき、また相撲への注目を集める結果となっただろう。
何事にも関わらず、選挙は意外と正攻法が大事なのだ。

ー新しい左派ー市場を認め、市場を超える 

2016年03月24日(木) 19時07分

左派の凋落が指摘されて久しい。

対外的には東欧革命、ソ連の崩壊が起こり、国内でも社会党・総評が解体され、日本の左派勢力は壊滅してしまった。

民主党(民進党)は左派と中間派と右派のごった煮であり、左派政党ではない。さらに党内左派の存在感は無きに等しい。多くの国民は民主党左派の議員の名前をあげられない。(大物で横路元北海道知事、赤松元農相あたりなのか。。。)

残る、社民党、共産党だが、社民党は旧態依然とした旧社会党時代の発想を引きずっていて、時代に適応できず壊滅寸前である。(拉致問題の対応も大きかったが) 一方気を吐いているのが共産党だが、共産党はイデオロギーが強すぎて、一定度以上の大きさにはならない。全体主義的な、宗教的な雰囲気に満ち溢れている。(委員長の選挙を行ったことないからも、イメージは間違っていないということは裏付けられるが)

左派がなくても関係ない、保守2大政党という意見もあった。しかし2大政党制を前提とする選挙制度の中で、右派か右派(中道右派)かというのは選挙をやっても代り映えがしない。はじめから選択肢が与えられていないのと同じことだと言わざるを得ない。同じ事を2党が主張するのでは、議論が深まるという事もあり得ない。

欧米でも東アジアでも2大政党制の国は右か左かで分かれている。それは民主主義国家として当然であり、異なる選択肢を示すことが、民主主義の基礎であり、投票の意義なのだ。よって、日本に必要なのは現実的で選択肢となりえる左派なのだが、現状は極めて難しい。左派=マルクス主義=ソビエトという考えが、一部労組や社民、共産ではいまだに強い。このため、国民の間でも左派=市場経済の否定=国有経済、という発想につながりやすいし、左派側も意図的にこうした図式を否定してこなかった(現実にこう考えている左派も多いので仕方ないが)

しかし、いかに既存左派の人間が過去の主張を改めたくないからと言っても、(ソビエトの崩壊を受け)市場経済そのものを否定する人はほとんどいない。現にこうして使っているインターネットも市場経済をうけて成長してきた。市場経済の恩恵に私たちは確実に受けている。ベルリンの東と西で生活水準に差が出たというのは歴史的な事実なのだ。このことは誰しも認めざるを得ない。

左派が市場経済をいたずらに否定すればするほど、市場経済を全肯定する新自由主義という主張が受けるようになってしまう。市場原理主義か市場否定であれば、誰しもが前者を選ぶであろう。しかし、現実には市場原理には限界があることもまた事実である。例えば、市場経済が成長しても貧困、自殺、環境の問題など、市場だけでは解決できない問題もある。また、子育てや介護など、一人一人がリスクを背負いきれいという問題もある。ここに現在の左派の存在意義がある。市場経済を前提としつつ、市場では解決できない問題を社会で解決する。

こうした現実的な選択肢を提示する必要があるししなくてはいけない。欧州型の社会民主主義である。市場原理主義(新自由主義)に対して、左派陣営は欧州型の社会民主主義という現実的で代替可能な選択肢を国民に提示できるようにしなくてはならない。こうした欧州型の社会民主主義勢力を再結成すれは日本政治も変わるかと思うが、現実は厳しい。

日本で西欧型社民が厳しい点はまた後日。

追悼の形 靖国を越えて 

2016年03月22日(火) 9時28分
数年放置してたブログですが、密かに再開します。

香港で学生(雨傘運動の関係者)が新党を作り、政界進出をはかるというニュースがありました。
問題は政界が民主派と親中派に別れる香港で、なぜ学生たちは民主派にくわわるのではなく新勢力を結成したのでしょうか?

中国との関係を強化し、経済的な恩恵を満たすことを重視する、親中派。経済界を基盤としています。

中国に民主化を求め、あわよくば中国の民主化も推進したい民主派。その象徴的なイベントが、毎年行われる天安門事件追悼集会となります。弁護士などに強みがあります。

この両者が拮抗する形で香港の立法会(国会)を作ってきました。いわば、中国に対して金を要求する親中派と自由を要求する民主派という構図です。
そして中国政府は香港に金と(大陸よりはましな)自由をあたえていました。また選挙制度が親中派に有利にするという形で親中派を支援もしてきました。(行政長官は直接は選挙できず、議会も半分が直接選挙、残りは職能代表制)

尚更学生たちは民主派に近いように感じたと思います。しかし、学生たちは既に中国ではなく香港にアイデンティティを感じており、香港と中国の民主化を求め、天安門事件を追悼する民主派との溝が拡がりました。
学生たちの主張の中には住宅問題や雇用の問題があります。大陸のマネーが流入し、地価は高騰し、雇用は大陸に奪われ、大陸と距離を起きたいという若者が増えてきました。(極一部ですが、デモで植民地の旗を掲げるもの、大陸の観光客に罵声を浴びせる人もいます。)親中派の主張する金もが失われ、民主派の言うような中国の一部としての自由の拡大が色褪せたなか、受け皿が既存勢力にない彼らは本土派(香港派)として、新たな勢力を作るにいたりました。

遠い国の話のように思いますが、本土と遠い溝を抱えた沖縄を持つ日本にとっても重い課題です。

ではまた。

いわゆるデモについて2. 

2012年10月05日(金) 23時59分
 さてそろそろデモの話も日本では風化されつつあるのですがいかがお過ごしでしょうか?

 私個人はデモでさほど被害を会わなかったのですが、
 結構中国人の方でも被害にあわれた、あるいは被害にあうと思って予防策を講じた方は多かったようです。

 @日本車の方
  →デモ隊に襲撃された。
  →トヨタ車などでは国旗を掲揚する車も目立ちました。

 A携帯
  →日本製の携帯だと危ないという評判があり、使用を控えた!
   

 今現地の報道では、日系企業の不買運動や嫌がらせで困るのは中国人だと冷静にいさめる意見が出ています。
 今1000万人が日系がらみで職を得ていますので中国経済への影響も甚大だから、冷静に行動をしましょうといった意見が目立ちます。

 こうした意見を日本の新聞も報じているようです。日本から見ても好都合な意見だからでしょう。
 ただ、この意見を「好都合」とみるのは早計に感じます。

 た日本側が忘れてはいけないことは、日本企業の穴は韓国企業(かなりの部分は中国企業でも可能です)が埋められるということなのです。
極端に言ってしまえば、日本企業が撤退した穴をこれらの企業が埋めれば、1000万人の雇用は日系から韓国系(中国系)にスライドすることができます。
すなわち本気になれば、不買運動の貫徹も可能になります。(短期的な影響を無視すれば)中国側が不買運動を否定する経済的合理性は意外と少ないのです。
 更に言うと、日中両国ともに自由主義経済を取る以上、自発的な不買運動そのものを否定することは難しいこととなります。自由市場で個人がいかなる選好をし、いかなる効用を得ようが自由である、それが自由市場の根幹だからです。

 今は政府が抑え気味ですので上記のような意見は出ることはありませんが、前述の「中国経済への影響もあるので不買運動はしないほうがいい」という意見は、裏を返せば、短期的には困難でも徐々にほかの国の企業にシフトしていくことで結果として日本企業の締め出しに成功できるという意味にもつながります。

 日本企業は他国の企業に押され気味です。頼みの自動車ですら、北京ではフォルクスワーゲンに完敗しています。日本にとってはもっとも重要な中国市場ですが、中国にとってはそれほどでもなくなってきています。

 今回の反日デモは短期的な影響もさることながら、長期的には先に述べた日本企業の状況をさらに悪化させる方が問題としてはより深刻だと感じますし、「冷静」な意見であっても、「不買運動だってできるけどね」という脅しにも聞こえる部分があります。

(※)日系が強い分野も当然あります。ただ、不買運動を展開しやすい消費財では押され気味です。 

 

遊行。いわゆるデモに関して。 

2012年09月23日(日) 22時09分
危機は過ぎ去りました(笑)。

 いろいろな方からメールもいただき、恐縮するばかりです。

1、デモに関して

 北京では大使館を除いては被害も比較的小さく何よりでした。

 大使館の方には申し訳ないのですが、日本への抗議が大使館へ集中することでスーパーなどへの暴動は避けられたと感じています。上海、広州でも領事館への抗議にまとまった結果、企業への被害は比較的小さかったと感じます。

 ただ、青島(領事館はありますが、小さいためでしょう)、や長沙ではスーパー襲撃という結果になってしまいました。デモ隊もどこに怒りをぶつけたら良いのか分からないし、デモの経験もないということがこの結果になってしまったのだと思います。

 どこにいけばいいのだろうか→あ、日系企業だ!となったのは容易に想像はつきます。

 また、上海や北京と違い、デモが地方都市にも拡散したことで、警察側も対応が不慣れであったことは容易に見て取れます。今回のデモの急速な拡大は警察側の予測を超えていたのではないかと感じました。


 2、デモが拡大するもう一つの理由。

  今回のデモは過去にない規模に拡大しました。参加者の数もそうですが、行われた都市の数でもそうです。
 日本でいえば、県庁所在地だけでなく、第2、第3の都市でも行われていたイメージです。

  いろいろな方が意見をされているので、意外な理由をあげます。
 それは交通網の飛躍的発展です。
 小泉総理が靖国参拝をしたことでデモが起きた2005年、北京地下鉄は4路線でした。今や15路線。
 物理的に多くの人が集まることが可能になりました。
 今年だけでも蘇州・杭州で地下鉄が、昆明でも近郊鉄道が新たに開通するなど、日本では信じられない勢いで鉄道網が構築されています。
 
 もちろん、地下鉄がデモを生み出したわけではありませんが、デモを拡大させる一つの要因であったのではないかと思います。前回に比べてデモの参加者が多かったのは反日感情の強さが大きかったからだけではないとも言えます。デモに参加するハードルが一つ下がったからではないかとも思えます。


 3、今後。

  これは間違いない事ですが、完璧に収束させるはずです。来月には共産党の党大会があります。
 中国政府のメンツもありますので、これまでにはデモは一掃されるでしょう。
 逆に収束できなかったときは、日系企業は撤退を考えるしかありません。それは対日感情如何ではなく、政府に統治能力がなくなったことを意味するからです。

 4、私事
 私個人に関して言えば、そもそも日本人だと思われていないようなので、まったく被害は会いませんでした(笑)

(画像)休業になったセブンイレブン。

 

周末旅行 

2012年09月14日(金) 22時58分


唐突ですが、写真の場所はどこだかわかりますか?

あててみてください。

どこでしょうか?







答えは天津でした!
天津は租界時代の街並みを大事にしています。
(開発が遅れているという側面もあります。)
人を西欧かと思わせる、この場所は解放北路といいます。

天津に行ってきました。

以下の目的のために行きました。

@海を見る
A天津の租界建築


@はあいにくの雨模様だったので、よくは見えませんでしたが、
大量のコンテナを見れたのと、トヨタのバースを見て職業柄興奮できたので良しとしたいです(笑)
天津は港こそありますが、市街地から海は遠いので
海水浴をするという発想はまだ弱いみたいです。
この辺の人は北戴河に行くみたいですね。

海は一緒に行った人の希望であったので、満足してもらえたみたいでうれしかったです。


A租界建築は見ての通りですが、
あんまりに大量にありすぎて途中から飽きてしまいました(笑)
ちなみに写真は旧英国租界です。旧日本租界もあるにはあるのですが、
遠いので割愛しました。

これは私の希望でした。。。歩き疲れて迷惑かけてしまった気がします。


Bちなみに天津北京間は高速鉄道を利用しました。
150KMを30分で結ぶ、まさに夢の超特急。
12月には石家庄北京間も高速鉄道で結ばれるそうなので
期待は高まります。


留学生活。 

2012年09月08日(土) 18時58分

徐々に留学生活も慣れ1か月が経とうとしています。
とりあえずトピックスを

@日本人留学生と知り合う
たまたま日本人から話しかけられ、その方は日本の保険会社の人でした。
同じ時期から語学留学を開始したこともあり、連絡先を交換しました。

A友達作り
語学学校の先生から、「聞きとり能力が上がっているが、
会話能力がまだまだ。中国人の友達をつくるべきだ」と言われました。

先生の言っていることはわかるけど、私の応答能力が上がっていかないという指摘でした。

実は中国人の友人は1人しかいません。しかも
今週地元に帰ります。そのため0人に。

なかなか中国人の友人を作るというのは思ったより難しいことです。

しかし、そこは語学学校の先生です。ちゃんと友達をつくる術を教えてくださいました。

それがBEIJINGERというサイト。ここは留学生や外国語を学びたい中国人が集まっているということで
ここで探しなさいとのことでした。

しかーし。

昨日はサイトを閲覧できたんですが、今日は閲覧できない!

続く。



北京ダック。 

2012年09月02日(日) 6時49分
 
徐々に北京での生活にも慣れてきました。

友人が来ました!

得難いことです。

北京ダックを食べることもできました。
北京に住んでいてもなかなか一人で行けません。

友人と一緒に街歩きをして実感したこと
@歩行者に優しくない。
 (地下鉄の乗り換えが日本の3倍ぐらい疲れる。エスカレターないし)
A空気が悪い
B治安はいい

慣れてきてあんまり気にしなかったですが、今後北京に来られる人は気を付けてください。

そんなこんなで今から日帰りで天津に行ってきます。
雨らしいのだけど頑張ります。

来週は北戴河にいきたいなあ。

マルコポーロ 

2012年08月20日(月) 22時40分
今日から授業が始まりました。

文を1行読むと5か所発音を訂正されるというスパルタ授業です。
とにかく訂正された箇所はとにかく読み直しを繰り返します。

5時間やるとへとへとになります。


さて、土日は盧溝橋に行ってきました。
あのマルコポーロが渡ったことでおなじみ、そして盧溝橋事変が起こったことでもおなじみの盧溝橋です。



盧溝橋はちょうど宛平という集落に面しており、その城壁と一体となって旅情を醸し出しています。
写真の奥に見えるのが城壁です。


ゆったりと流れる河を眺めながら1937年の夏に思いを巡らせました。

ちなみに抗日戦争記念館は身分証を忘れたため入場できませんでした。抗日されちゃったのかな(笑)?

北京1 

2012年08月17日(金) 19時02分
きーたぞ、きたぞ北京。

どうも。北京につきました。
人生2度目の北京。

昨日は銀行口座を作って携帯契約してと大忙しでした。
ユニオンペイ ゲット!
この辺はエージェントの人がやってくれました。

問題は北京も発展してきて会話をせずに生活ができてしまうこと。
企業派遣の留学生としては痛い。
今後の課題です。

とりあえず
太極拳をやってないか探してみます。
P R
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