さらば、ネバーランド。

January 05 [Thu], 2012, 15:45
変わりつつ時の中で、僕だけが、ぽつんとある地点に立ち止まり、そこで時が止まっている感じがする。

10年経っても、20年経っても、僕はまだ10代のまま。

成長したいけど、出来ない子供のままなんだ。

ピーターパンたちがいるネバーランド。

そこは子供たちの世界。

永遠に子供のまま。

しかし、実は大人になりたいときでも、大人になれない悲しい子供たちの世界なんだ。

だから、僕はネバーランドにいる、もう一人の僕を救うために、ネバーランドに向かった。

そこは、子供たちが、ただその時が楽しければいいという世界だった。

責任感のなければ、守るものもない。

ただ、その場が楽しければいいという世界。

僕はもう一人の僕と出逢う。

ただの子供だ。

相手のことなんか考えていない。

ネバーランドという環境に甘えている。

ネバーランドから出ることができないんだ。

僕は考えた。

ネバーランドを壊してしまうか、

またはピーターパンを追放するか?

このネバーランドを統治しているピーターパンが

いなくなったら、このネバーランドは崩壊するだろう。

もうそろそろ、ここの子供たちも、大人にしてあげないとかわいそうだ。

正義の味方の振りをしているピーターパンは実は、ただの現実逃避のひねくれものだった。

僕はピーターパンと戦うことにした。

剣を持って。

確かにピーターパンは強い。

でも、ここの子供たちともう一人の僕を救うために戦った。

船の先端まで追い詰められた。

もう駄目だと思った瞬間、フック船長が、助けてくれた。

あの鋭い手で。

フック船長の立会のもと、ピーターパンを追放することに決めた。

追放先は、地球。

そして、普通の生活と仕事をこなし、家庭を持つことを条件とした。

ピーターパンがいなくなったネバーランドは、すぐに崩壊した。

そして、ここの子供たちも地球での普通の生活と仕事を斡旋してあげた。

地球に行ってからも、なかなか世の中の厳しさに耐えるのが難しかったが、

暫くして、恋をして結婚して、守るべき家庭を持ったとき、一人前の大人になることができた。

大切なものがなんなのか?

自分以外の人を守るということが分かったとき、初めて大人になることが出来るのだと思う。

ネバーランドはネバーできてはいけないと感じた。

人は、いずれ大人になるのが自然の摂理なんだ。

自分勝手にはいかない。

相手のために生きることの方が美しいから。

さて、もう一人の僕はどうしたのだろう。

確かに地球で生活している。

まだ家庭は持っていない。

でも、やっと大人になりたいと思っている。

守るべきものを守らないといけないと感じてきている。

あとは、時が経っていけば、いつか一人前の大人になることができるだろう。

その時が来るまで、少し見守っていよう。

それでは、また未来で逢おう。



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