私を離さないで 

2011年12月02日(金) 1時20分



何気なく本屋で見つけて買って、「あとがき」を柴田元幸氏が書いていたので、なんとなく読み始めた小説です。

「日の名残り」を映画で見たことはあったけど、カズオ・イシグロの小説は初めて。

自分の呼吸が聞こえてしまいそうなほど、静かな記憶の世界の描写に、身体中がカズオ・イシグロの世界で満たされてしまいます。

「ノスタルジア」が描かれているのかと思いきや、あちこちにばらまかれた「秘密」(というか「謎」)に、作者が意図するがままに惹きこまれて、世界に入り込んでしまいました。

池のほとりの草花にとまる虫の描写(ミクロ)にフォーカスしたまま、読者は物語を3次元で移動する感じです。

読者が身を沈めてしまうのは心地よくて、怖い世界。
そして読み終わってからもずーっとその世界の空気(世界観)が身体から離れません。

物語が読者に投げかけたテーマはふとした瞬間に疑問形で心に浮かび、またあの世界の空気を呼び戻します。

ああ、これが作家の力量。

ネタばれにならないように、これ以上は控えますが、この小説のテーマについて、だれかと語りたいな。

走ることについて語るときに僕の語ること。 

2011年12月02日(金) 1時06分


村上春樹の小説はたくさん読んだし、たぶん、エッセイも結構読んでいるけど、

この本を読んで、やっと私は「『村上春樹』という人が現実にいる人なんだー・・・」と思いました。

そして意外にも「日本的な」感じなんだなー・・・と。

武道とか茶道とか「道」とつくものがそうであるように、

理論や理屈ではなくて、まずフィジカルな部分になにかを繰り返して叩き込むことがあって、

それに引きずられてメンタルが在る、みたいな発想なんだな、と。

それには多いに賛同するんだけど。

「意識を変えるのではなく、行動を変えろ」ってやつ。

「語っている内容」だけじゃなく、走ったりトライアスロンしたりしている時の風景の描写とかとても味わい深くてさすがな感じ。

通勤電車で読むと2日ぐらいで終わってしまったけど、

「終わるのもったいない」と思ってしまう、心地よい感触の読み物でしたよ。

新しく、まだ読んでいない村上春樹小説をさっそくアマゾンで買ってしまって、また春樹ワールドに沈もうかな。(通勤時間だけだけど・・・)

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激しく久しぶりに更新>心について 

2011年12月02日(金) 0時23分
FacebookとTwitter、Mixi、全部使いをしている寂しがり屋さん風の金魚です。

どうもお久しぶりです。

更新をずーーーっかり怠っておりました。

育児休暇から復職して、夫ともども親が遠方に住んでいるWM(ワーキングマザーをこう略す)が身を置くベタな環境に身を置いて、ベタな疲労と興奮を重ねておりました。

「心を亡くす」と書いて「忙しい」とは言いますが、
自分のことを振り返ると、忙しくしていながらもむしろ心の存在を強く感じてきた感じです。

・職場への迷惑のかけっぷりを心底恐縮してしまうけど、改善のしようがない現実に折れそうな心。
・それでも自分で決めた人生だ、と開き直る心。
・会ったことのないTwitter上のWM友達と「わかってもらえて」どこか安堵する心。
・この環境できることを誠意をもってやり遂げようとする心。

そういう自分の心の存在を大きく感じているなぁ。
というかそれ以外のことを思いつかないなあ。

いいのか悪いのかわからないけど、それ以外にもうないなあ。(←追い込まれてる)

「悩む」時間的な余裕がない。「悩む」ぐらいなら「考えて」結論を出してしまう。

とかいいつつ、実は健康的なのかも、私にとって。

気が滅入っているときには積極的に運動するように、タスクに追われている方が推進力があるのかも。

毎日通勤電車で車窓に流れる景色を見ながら、そして景色の中の木々の色が移ろうの胸に刻みながら、
スティーブジョブズの言葉を思い出しています。

この点は未来のどこかで何かにつながる点のはずだわ!!

もはや古典ですが、大好きなスピーチ。
スタンフォード大学でのスピーチ原稿(英文)
その日本語訳※原文原稿は原稿で、翻訳は実際のスピーチの翻訳。

また更新こころがけます。

育休の後悔 

2011年03月09日(水) 23時29分

産休、育休に入ってずーっとモヤモヤしていたことに、

「ON」「OFF」があります。

仕事をしていると、「仕事中」が「ON」、「仕事が休み」という状態が「OFF」。

というのが私の感覚。

したがって、

産休、育休中は「仕事が休み」なので、「OFF」モード全開で過ごしていたんですが、

服装に関して、その「OFFモード」っていうのは「ママ的に何かがとても違う」感じでして。

この1年ちょっと、私の服装はずーっと決まらず、「ヤバイ」感じのままでした・・・(残念)。


私の手持ちの服は、「はげしくOFF」と「けっこうON」と二極化していて、

「ママ的にいい感じ」は無かったんですなぁ。


子供がらみの集まり(児童館とかナントカレッスンとか体験会とか)では、

けっこう皆さん、清潔感のあるオシャレさ、っていうの?いいバランスのキレイさを実現してて。

「わあ、ステキだなぁ」って思うと同時に、

スッピン(見苦しい)で、公園で遊ぶ用の埃だらけのスニーカーの私は、

自分がはずかしかったっす。

でも、服ないし、何か買うのも面倒だし・・・ってグダグダな格好のまま過ごしました。


で、来月から復職。

じゃあ、1年前のONの服を着ればいいのか・・・って、そうじゃないじゃん!!

ママチャリで雨にも負けず、風にも負けず、駅からの道を疾走する予定。

保育園のグッズのバカでかいバッグを持つ予定。

おうおう、「ママ的にステキな服のちょっと仕事風」っていう温度を探し当てなきゃいけない?もしかして?

パンプスやミュールにはしばし別れを告げて、ペタンコ靴を用意しなきゃ。

・・・・って、育休中にちゃんと用意して置けばよかったじゃん!!!!

今更後悔したり、VERY買ってみたり(←違和感が拭えない)。

はー。何かいいアイディアないかなぁ。

チューリップの芽 

2011年03月05日(土) 23時10分




2月下旬からにょきにょき伸びています。

わくわく。

ベランダ改造も地味に進行中です。

子供とべったり向き合って、家での生活を快適にすることに時間を費やしたりするのって、

やっぱりいいねぇ。

ストレスもないからお肌の調子もいいし、人にも優しくなれる気がするよ。

でも4月から職場復帰します。

娘、認可保育園に入園が許可されました。

本当に本当に、大丈夫かなぁぁぁ。

まあ、なんとかやっている人が殆どなんだから、「できることにしている」という状態にはなるんだろうけど・・・。

(問題は質的なところにあるわけですが)

子の人生と自分の人生を分けて考えるのは難しいので、

すくなくとも10年ぐらいはセットで考えた計画そ遂行したいと思います。

こういうときこそ、Take it easy, Have fun !

2月になっちゃったなぁ。 

2011年02月18日(金) 23時35分


ラナンキュラス。
冬の終わりの雨の朝。

イルミネーション 

2010年11月22日(月) 9時50分

ロック乙女だった時代から、一貫して夜景やイルミネーションが好きなわたくし。

「スティーリー・ダン聴きながら、夜のドライブが好き」

と言ったら、ロック仲間なお姉さんに「ベタ過ぎだ!!」と爆笑されました。

ふふふ、ロック乙女っつても、「乙女」なんですよ。

でロックオバサンになりかけた昨今も、イルミネーション見に行きました。

元オリーブ少女なんで、ベレー帽かぶって。

「ベレー帽かぶっていいのは、手塚治虫先生だけだ!」

って、石野卓球先生がおっしゃっていましたが、

のびかけた前髪を隠すにはベレー帽が楽チンなんですよ。


煮物についての「気づき」 

2010年11月10日(水) 16時22分

娘の離乳食も、ほとんど大人の食事からの取り分けとなってきました。

というか、

「取り分け」始めたら、別途、娘用の食事を作るなんて面倒でやってられません。

出汁を毎日作っておいて、適宜味を薄めれば良い、ってだけ、ってことでやってます。

(正しいかどうかは知りませんが。)

で、

そういうスタイルで食事を作っていると、どうしても煮物が多くなります。

そして気づきました。

「煮物だと、ものすごい量の野菜を食べてしまう」

・・・今更、ですよね。

でも、野菜の減りっぷりが凄い。

特に葉もの。

ほうれん草とか小松菜とか水菜とか。

あと根菜類も。


つづいて、

「煮物には、たんぱく質を入れると俄然美味しい!」

これも当たり前ですけど。

何もないときは、ちくわやかまぼこ、油揚げでもいいから入れると「コク」が出ますよね。


っていうか、

「肉や魚の煮込み料理は美味しくてとても簡単」

なんですよ、要するに。

っていうわけで、我が家の狭いキッチンにはルクルーゼ様が片付けられることなく、

毎日大活躍してくれれいます。


あと、これもほんと今更どーでもいいことですが、

「肉は塊で買って切って食べる方が美味しい」

ですな。

以上です。

黄金の絨毯 

2010年11月09日(火) 23時49分


「11月なんて、いちばんつまらない季節に私は生まれた」

・・・みたいなことを、若草物語で次女のジョーが言っていたことばかりを、最近思い出します。

いやいや、11月、素敵な季節ですよ。

高く青い空に、黄金の木が黄金の絨毯を敷いてくれるのです。

そして、その黄金の絨毯の上をヨチヨチ歩く娘。

体力的にはとても、とても、しんどいですが、

子供が産まれて、とても「まとも」になったと自分では思っています。

「『育児』は『育自』」とはよく言ったもんですね。

日々、忍耐を学んでいます。


心に残った言葉:家庭福祉員 

2010年11月08日(月) 23時28分

延長している育児休暇が来年の5月で終わってしまうので、

是が非でも4月から、どこかで子供を預かってもらう必要があり、認可保育園や認証保育園、家庭福祉員さんちや、ベビールームを見学しまくっています。

今日、見学させてもらった家庭福祉員さんの言葉が心に残りました。


「女の人が社会に出て活躍することが、社会にとっても必要な時代。

私がここで3人のお子さんを預かることで、3人のママに社会で活躍してもらえる」

すごいなああ。

保育園の先生をしていた彼女は、家庭福祉員の仕事をはじめてもう17年。

上のお子さんはもう23歳!とは思えぬほど若々しくエネルギッシュです。

とある保育園を見学したときに、園長先生がおっしゃていたのですが、

「幼稚園が3歳からなのは、理にかなっている。やはり3歳以下と3歳以上だと、丈夫さみたいなものが違う」

・・・そう、本当はやっぱり3歳までは集団の中で生活をするのではなく、家庭的な環境で見守ってあげた方がいいのよね・・・。

家庭福祉員さんの家は「親戚のおばちゃん家」みたいな、リラックスした空気があります。

家庭福祉員さんのとこで、3歳まで見てもらって、3歳になったら「園長保育つきの幼稚園(こども園)」ってのもアリだよなぁぁ、

とも思ってみたり。

3歳から保育園入るのは、1歳で入る以上に難しいから、こども園は入れなかったら・・・っていうリスクはあるんだけど。

いろいろ考えてます。