名俳優 緒形拳さんの逝去を惜しむ
October 08 [Wed], 2008, 11:07
日本人誰もが認める名俳優の緒形拳さんがご逝去された。 大変ショック! 惜しまれて余りある俳優さんでした。 三国連太郎さんと一緒で、ものすごく幅の広い演技が出来る役者でしたね。 内面に感情が詰まって、力あふれる凄味のある演技をすると思えば、一方では、ユーモアとかトボケた演技も上手にこなす実力派俳優でした。 誰かも言ってましたが、怒った時と笑った時の落差がこんなに大きな俳優はいないと思います。
親友の俳優正彦さんが、緒形拳さんの危篤の状況をブログに書かれています。
病院に向かうと、緒形さんは津川の手を握り「お前身体大事にしろよ! 良い映画沢山創ってくれよな! 治ったら、うなぎ喰いに行こうな、白焼きをな」と冗談を交えながら医者に危篤を宣言されてる患者とは思えない口調で、明るく語ったという。だが、その4時間後、緒形さんは帰らぬ人となり、その最期を津川は「歌舞伎役者のように、虚空を睨み付けながら、静かに、静かに、息を引き取った! 実に安らかに、全く苦しむ様子も見せず、名優らしい! カッコいい! 立派な最後だった! 俺もあんな死に方したいと、本気で思えた!」と綴っているが、名俳優らしい最後(の演技?)ではないでしょうか。
病名については、緒形拳さんが家族に強く口止めしていた為、病名は家族以外に誰も知りませんでしたが、数年前から肝臓癌であったらしいです。 その肝臓癌を秘しながら、最後まで、現役の名俳優で通したあたりも、ものすごく、10月9日(木)スタートのドラマ『風のガーデン』(フジテレビ系)にも出演しているという。 私もぜひ共、この最後の番組を観ようと思います。
緒方拳さんの演技で一番すごいと思うのは、映画の「復讐するは我にあり」で大悪役ながらその存在感は、ずば抜けていい演技で、私はこの映画にノメリ込み、以後、緒方拳さんの大ファンになってしまいました。
「鬼畜」での鬼気迫る悪人役も凄い。 「砂の器」の善良な駐在さん役もよかった。 77年の映画「八甲田山」での伍長役もよかった。 「楢山節考」「陽暉楼」「魚影の群」・・すべて忘れられない映画です。 <合掌>
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