CHOPIN

December 22 [Wed], 2010, 12:15
2010年も残り僅かになって参りました。フランスはとても寒く、正に「身に凍みる寒さ」でしたが、帰国して「暖かい」と感じたのは束の間…日々寒さを増してきています。
師走の用事でもある年賀状書きも忙しく、少し練習に身が入りませんが、年に一度のご挨拶。心を込めて書きたいものですね。

今年はショパンとシューマン生誕200年と言う記念すべき年でしたが、実は私が最も敬愛する作曲家は、ショパンです。

私にとっても、今年は色々な意味で特別でした。また、この記念すべき年に命を与えられた事、そしてショパンを演奏出来る事を幸いに思っているのですが、私がショパンを更に敬愛する様になった事には、2つの大きなきっかけがあります。

まず1つに母もショパンを敬愛していた事。幼い頃、何気に耳にしてきた作曲家は、ショパン、モーツァルト、チャイコフスキー、ラフマニノフ…と沢山いますが、幼稚園児の私が即興的に「別れの曲」を弾き始めたのも、こういう環境故だと思っています。
2つ目のきっかけは、平野啓一郎氏「葬送」(新潮社・新潮文庫)を読んだ事です。
http://www.dd.iij4u.or.jp/~k-h/novels.html
今から5年前の事でした。
ショパンの晩年3年間を1部、2部(文庫では上・下4冊)で19世紀中葉の社交界を舞台に親友の画家ドラクロワとショパンのやり取りを軸に、ショパンとサンドの愛と破局、伯爵夫人や伯爵令嬢とのやり取り、ショパンの音楽へ注ぐ愛と情熱…パリ最後の演奏会、イギリスでの暮らし…ワルシャワの家族への思い。
読み進める内にショパンが今身近に生きている気がする、ショパンと同じ音楽への愛を持っている気がする、ピアニシモの美しさこそピアノの美徳である事に感銘する自分、より求める繊細さ、奥底に秘めた情熱。
この小説では、正に言葉の一語一語がショパンを語り甦らせる様に描かれている様に、私はショパンを一音一音が語るべく様に求める事の意義と重要性について、深く考えさせられました。
このきっかけが、ショパン好きを更に高じる根源となりました。

来年もショパンを高めていきたいです。
ショパンが亡くなったベッドとショパンのピアノとショパンの遺髪↓
プロフィール
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