足腰が強いブラジル株式、国内機関投資家が成長

February 20 [Sun], 2011, 3:28
インフレ懸念で調整が懸念される新興国の株式市場。
海外投資家の投機による過熱感や、
政府による資本規制の影響なども懸念されている。


ただし、ブラジル市場では年金や国内投信などの国内機関投資家が成長し、
株式市場の拡大に寄与している。経済のファンダメンタルズは当面堅調とみられ、
ブラジル株式市場は堅調に推移しそうだ。


 ブラジルの株式市場には多額の資金が流入しており、
取引量の拡大と株価の上昇が続き、その規模は時価総額で世界第11位、
取引額で第12位の市場にまで成長した。


 もっとも過熱感を指摘する声も強い。
最近の先進国の金融緩和により生じた過剰流動性で、
海外投資家の投機が過熱化し、ブラジル株式市場も不安定化しているのではないかという懸念だ。
海外投資家の資金は足が速く、ボラティリティを増幅して市場を不安定化させる。




 また当局は、海外投資家の投機的取引によるレアル高を警戒。
2009年に約10年ぶりに国外の投資家に対する資本規制を導入し、
金融取引税を復活させた
(海外投資家の債券・株式購入に伴う為替送金に2%の課税。
10月に6%に引き上げ)。



 一方で、野村総合研究所の片岡佳子副主任コンサルタントが注目するのは、
ブラジルの国内機関投資家の成長だ。
「ブラジル国内の年金や国内投信も、近年株式市場の重要な担い手として育ちつつある。
増大する資金は、継続的に株式市場に流入していくと思われる」として、
国内機関投資家の影響拡大に着目。



 「2014年のW杯や2016年の五輪等もあって、
経済のファンダメンタルズは当面堅調が予想される。
海外投資家の動き等に引き続き注意を払う必要があるものの、
ブラジル株式市場の足腰は強いと言える」(片岡氏)と指摘している。



記事元:足腰が強いブラジル株式、国内機関投資家が成長
  • URL:http://yaplog.jp/haru-yuko1221/archive/446
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク 絵文字 プレビューON/OFF
画像認証  [画像変更]
画像の文字 : 
利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
P R
メールフォーム

TITLE


MESSAGE