女人禁制の大峰登山目指す 

2005年11月04日(金) 11時22分
女人禁制を守る修験道の根本道場、奈良県天川村の大峰山(山上ケ岳)の開放を求める市民らが2日、心と体の性が一致しない性同一性障害の男女らとともに3日に大峰山登山を試みる、と発表した。

 呼び掛け人の1人で立命館大非常勤講師の伊田広行(いだ・ひろゆき)さんは「男女の性の境界があいまいな現代における『女人』とは何かを問題提起し、開放に向けた議論を深めるきっかけにしたい」と話している。

 伊田さんらが全国に同行者を募ったところ、性同一性障害の男女や性転換した人、同性愛の人を含め趣旨に賛同した計約30人が応じた。3日午前に登山口に集合、「女人結界」門を越えて山頂を目指すという。

 10月に、大峰山頂の大峯山寺を守る護持院側に登山計画を通知したところ「登山はご遠慮願います」との回答があったという。

 地元の洞川(どろがわ)地区信徒総代、桝谷源逸(ますたに・げんいち)さん(59)は「女人禁制の大峰山を守ってきた地元の信仰や心情を無視せず、どうか理解ある行動をしてほしい」と困惑している。

 大峰山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年、世界遺産に登録されている。(共同)
2005年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリー
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:happytwo
読者になる
Yapme!一覧
読者になる