はじめに 

2006年05月02日(火) 4時18分
 
 心に残った出来事や風景や空想を飛びまわる小鳥を

 そっとつかまえて、音楽や映画のような感覚で

 新しい空間にまた生き生きと解き放してあげたい

 本当の思い出や記憶は色褪せない永遠なのか

 それを言葉の力を借りながら確かめてみたいのかも知れません



 それではどうぞ

 晴れの日でも雨の日でも、お好きな時にのんびりと

 あなたと一緒にこの散歩を楽しむことが出来れば幸せです



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                       管理者 ぽぽぽぽぽん



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1 風のレコード 

2006年05月03日(水) 1時12分
 
 風のレコードをまわす

 今日からはじぶんの好きな曲を聴こう

 もうすぐやって来る今度の春は

 どんなものにしようかな





 (2006年)

2 たいせつなひとに たいせつなものを 

2006年05月03日(水) 1時23分
 
 たいせつなひとに たいせつなものを
 
 そのことばなしに もらえるっていうことは 

 ありがたい

 たいせつなひとに たいせつなものを

 さりげなくそっと おくれるっていうことは 

 かっこいい

 たいせつなひとに たいせつなものを

 こえにだしながら つたえるっていうことは 

 いきざまだ

 たいせつなひとに たいせつなものを

 こころのふかくに かざってもらえるってことは 

 しあわせのあかしだ 





 (2006年)

3 和 

2006年05月03日(水) 1時35分

 周囲と打ち解けられたとき

 緊張していた心がほぐれたとき

 見えない壁を少し越えられたとき

 やわらかい空気に包まれたと感じるとき

 自然に笑顔がこぼれるとき

 手をつなぐとき

 お互いが一歩近づけたとき


 そんなときに使う 

 うつくしく、やさしい日本語

 和む





 (2006年)

4 真夜中の林檎 

2006年05月03日(水) 1時38分
 
 痛みや悲しみと一緒に

 流れて消えていったもの

 確かに見覚えはあるけれど

 音のない映像だけが

 試写室でカラカラとまわっている

 まだ早過ぎるのだろうか

 でもこれを見終わると

 新しい物語が始まるという
 
 こんな時には隣に座って
 
 一緒に眺めてくれる人がいると

 いいのかも知れない

 不安はたぶん
 
 あたたかさを求めている証拠なのだ





 (2001年)

5 ブランコ 

2006年05月03日(水) 1時40分

 子どもがブランコをこぐ

 力いっぱいブランコをこぐ

 遠くの空が近づいて

 地面の影にさようなら

 吹いてくる風なんかお構いなしで

 風をつくって飛んでいけ

 どこまでも続くあの大空へ

 子どもがブランコをこぐ

 力いっぱいブランコをこぐ





 (2003年)

6 丸い丘で 

2006年05月03日(水) 1時41分
 
 風のない丸い丘に立つ

 流れる雲をひとつかみ

 ジャムをつけてほおばると

 ほろ苦い味がした


 午後の丸い丘から見えるのは

 青い海と鯨のダンス

 その上空で二羽のカモメが

 門出を祝い合っている


 今日の丸い丘には僕ひとり

 明日ここに立つ人は

 どんな景色を見るだろうか

 どうか会いたいものに巡り合えますように





 (2004年)

7 思い出 

2006年05月03日(水) 1時43分
 
 わすれるのがいい わすれるのがいい

 わすれられないものは かわらないものだから

 いまはこころおきなく わすれるのがいい

 そこのほうに しずかに しずんで
 
 いつか あふれだすとき それは

 いろあせないなまえをもらう





 (2002年)

8 ひとつのはじまり 

2006年05月03日(水) 1時44分

 光を見つけました

 他の人の目には通り過ぎてしまうものかも

 映らないものかも知れないけれど

 それは静かに輝いていて

 わたしはぴたりと立ち止まりました





 (1998年)

9 ひとめぼれ 

2006年05月03日(水) 1時45分

 あなたは戻れといった

 でも、どうか

 わたしにもここから逃れる道をあたえて

 なにかと引きかえに なにかを得られるのなら

 あなたが故郷を捨てたように

 わたしにも古傷を捨てさせて

 最後に映るあなたの影は忘れないから





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