かわいいひと 

2005年11月04日(金) 19時08分
「あのさ」
のびをひとつしながら、Hが隣にいるSに話し掛ける。Sはぐったりとしており、返事のかわりにうーんと一つ唸った。
ここは撮影現場の近くのホテル。Sの部屋だ。二人はともに裸である。つまり、致してしまったということだ。実はもうこれは三度目。そろそろ冗談では済まされない数になってきている。
「慣れたふり、しなくていいよ」
Hが穏やかに言うと、SはHに向けていた背をぴくんと跳ねさせた。
「わかってるから、Sくんが遊んでないってことくらい」
「いや、俺は……」
「いいから」
反論しようとするSを、Hはその背中から抱きしめた。自分の何倍も大きい背中だ。しかしHにはとても小さくて頼りなく見える。
「俺はどうしようもない遊び人で、食べた男はHだけじゃない。だから、お前が特別責任を感じなくてもいいんだ」
「責任、感じちゃうな」
滑らかな頬をSの背に擦り付けてやりながら、Hは言った。
「俺の前でだけSくんはこんなに可愛くなるんでしょ?俺って悪い男だね」
「違う、俺は……」
Sはあくまでも言い張るつもりらしかった。
「抱けばわかる。ねえ、意地や見栄、張らないで。俺の前では素直でいて」
Sはくるりと振り向いた。顔は真っ赤で目は潤んでいる。
「だってお前、俺なんかに本気になったりできないだろ?」
「本気だよ。スキ、Sくん。誰よりも可愛いよ」
Sは大きな体を丸めてHの胸に飛び込んだ。
「H……」
Sはどうやらぐしゃぐしゃになった顔を隠したいらしかった。
「ねえ、言ってよSくんも。俺のことが好きで好きで堪らないって」
SはHの胸に鼻をこすりつけ、笑った。
顔を上げる。ぐしゃぐしゃになった笑顔をHに向ける。
そして、言った。

「俺にこんな酷い顔をさせるのはお前だけだよ、H」

書き込みテスト 

2005年11月04日(金) 19時01分
ここは管理人Aの生妄想広場です。
HとSができています。かなりフライングなカップルです。
Hは鬼畜だったり包容力があったり。
SはマゾだったりHにめろめろだったり。
その度に性格設定が変わりますがあしからず。
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