Lost message 

December 28 [Wed], 2011, 14:02


眼が覚めた午前二時
誰もいない小さな部屋に
都会のネオンが溢れて
鮮やかに走り抜けていく

テーブルの上に広げた
見覚えのあるモノクロ写真
心の中で錆ついたままで
感情とリンクしてくれない

当り前のことが ありきたりなことが
上手く言えないでいたあの時

僕は何を伝えられたんだろう
君は笑っていたんだろうか
それとも泣いていたのかな
今はただ 君の声が聞きたい

過ぎ去った日はただ
モノクロの映画のようで
カラカラと音を立てながら
何度でも映し出す

当り前のことも ありきたりなことも
いつだって上手く伝わらない

僕は何も知ろうとしなかった
君は泣いていたんだろうね
上手く言えなくてごめん
今君に 何を伝えたいんだろう

Last contact 

August 02 [Tue], 2011, 23:14


「さようなら」は運命だったんだって
口から零れたモノに理由をつけた

自分の心に嘘をつくのは難しいから
全部 神サマの所為にしちゃおう


生まれて初めて気づいたんだ
風のない日があることに
いつも耳元で聞こえていたのに
今日は何も聴こえない


「元気でね」の先に次があるのなら
僕は神サマに頼んで書きかえるのに

後悔することは初めから分かっていた
涙ひとつ流せるのならそれで良い


生まれて初めて気づいたんだ
空がこんなにも遠いこと
手が届くと思っていたあの頃
今はただ見上げるだけ


君の声も眼も体温も笑顔も
僕にくれたものすべて
忘れずにいることができるなら
次は君の隣で 生きれるかな

サンタマリアの夢 

July 21 [Thu], 2011, 2:35


あなたに出会えたのは
私が生まれてきたからで

私に出会えたのは
あなたが生まれてきたからで

これを運命と呼ぶのなら
空の鳥を見た時ときっと同じ

いつか再び出会えるのなら
何度でも生まれ変わるから

花に蝶に 風に星に
この丘に吹く風のように

lily lily 真白にそよぐ
lily lily どうか忘れないで



ここでずっと待っていてください
100年経ったら会いに来ます

この空のように何も変わらない
永遠に繰り返す愛を私にください

きっと会いに行きますから
あなた待っていてくれますか

私の塵を吹き去った風
世界を廻って還ってくる

lily lily 堕ちた星の破片
lily lily どうか待っていて


紅の陽が東から西へ
数え切れぬほど廻り巡る

lily lily 輝く暁の星
lily lily どうか泣かないで



真白の百合を庭先に植えて
私の心だけに応えてください

lily lily...どうか
真実の愛を私にください


風の中に 

July 11 [Mon], 2011, 23:21


駅のホームの向かい側で
君に似た人を見つけた

今の君はきっとあんな人かな、って
何も知らない自分が悲しい

いつかまた会える日を信じてた
この瞬間を夢にまで見て待っていた


携帯のボタンを押す指が震えた
擦れた声で私は明るい声を出す
「久しぶり」

8年ぶりに会った君は変わらない
コンビニ前の駐車場で並んで座って
たくさん話したね

昔と何も変わらないやりとりが
嬉しくて、切なくて..
あの何気ない日常がこんなにも
大切なものだった


君に会うのが怖くて
自分に自信がなくて
君の隣にいれなくなった
私が君から逃げたんだ


幸せだったんだよ
ちゃんと全部覚えてる
今でも涙が出るほどに

今隣にいる君が遠いよ
8年の月日は君を確かに
私から連れ去ったんだね

あの頃と同じやり取りの中に
私の知らない君が見え隠れする

私が君に打ち明けるとしたら
何て言えばいいのかな


君は無邪気に私の名を呼ぶ
どんなに望んだものかも知らないで

今まで一度も見たことがない君の泣き顔
それが今、電話の向こう側にあるなんて

でも君は誰かのために泣くんだね


傍にいても君はどこか遠くて
分かっていたんだ
いつまでも届かないこと

君の傍にはたくさんの人がいて
私が知らない君が大きすぎて
8年間 一体何をしてたんだろう


いつだって必ず立ちあがって
前を向いていた
誰よりも真っ直ぐな眼をして
先を歩いていた


「君の隣にいるのが私の誇りだった」


覚えてる?
あの時の君は無邪気に笑いかけて
私の名前を呼んだんだ

そう今みたいに

毎日が待ち遠しくて、幸せで..
__同じくらいにつらかったんだ

今が終われば、また理由がなくなる
あとどれくらい一緒にいられるのかな

きっと今でも過去に囚われてる
傍にいれば居るほど堕ちてゆく


人の温もりを恐れず
もう一歩君に近づけたら
今よりも自分を信じれるかな....



OVERDOSE 

March 03 [Thu], 2011, 1:44


なんだ そんなことか
真実は俺が思っていたより
ずっと近くにあった
ただそれに気づけないままでいた

何も知らないフリをするだけで
純粋が手に入るなんて
何処のどいつが言った?

今まで背けていたことが
俺の目の前に横たわっている
最悪だ しっぺ返しを喰らうなんて
これなら死んだ方がマシ

別にそれでも良いけどさ
今さら俺の生き方が変わるなんて
思いもしない

俺が信じてきたこと
何も信じてこなかったこと
お前には一生分かんねぇだろうな
俺にもお前なんて分かんねぇよ


ほらな そんなもんだろ
真実なんて誰も知らないんだ
都合の良い言葉遊び
不変のモノなんてこの世にない

全てを知ったフリをする奴もいる
神サマになれるなんて
誰が言ったんだろうな

間違ってることなんて何一つない
物語の最初のピースが
欠けていたんだから
全てはもう始まったこと

もうとっくに手遅れなんだよ
いい加減諦めろよ
無知が罪なんて誰が言った?

この世に真実があるなら
人生なんてつまらない
何ひとつ思い通りにならないから
俺たちはここにいる


この世は不条理に満ちている
全てを知ることもなければ
何一つ分かることもない
人生はなんて素晴らしいんだろう!


だから俺たちはここにいる




YOUR NAME 

June 29 [Tue], 2010, 1:32

その名前を聞いた時 世界が微かに震えた
忘れもしないその響きを 数年ぶりに耳にした

初夏の風が通り過ぎ 窓から見える木漏れ日が瞬く 
残酷な言葉だと気付かずに 彼女は私に語りかける

楽しそうな彼女の声が 少し 遠くて
窓の外の風の音が やけに耳に付く
彼女が見せてくれたメールのやり取りは
やっぱり貴方らしくて 何も変わってない

貴方の名前を久しぶりに聞いた
ただそれだけ だからどうしたというの
あぁ... 今の私は上手く笑えてるかしら?


突然「いつも」から堕ちて 世界はフィルター越し
誰に言われなくたって 自分が一番分かってる

たった8文字のその響き(モーラ) 流れるように零れてく
舌の上で転がす前に 転がり落ちて消えてしまう

いままで通りだった日常が 突然歪んで
私の平安を無残に 切り刻んでいく
それに抗える理由も権利も 想いされも
あいにく私は持ち合わせていないから

何一つ知らない癖に貴方は 
いつまでも私の中から消えないのね
ねぇ... あとどれくらい大人になれば良い?


キレイごとばかり 自分の前に並べたい訳じゃない
貴方がどう思ってるかなんて関係ない ただ私は......


貴方を忘れられないんじゃないの
ただ貴方の名前を忘れてなかっただけ
だって... 私は彼女といつも通りだから


私だってもう大人だから 笑い方ぐらい知ってるわ ね。


遠い約束 

March 25 [Thu], 2010, 15:39

あの日の約束を君は覚えているだろうか?
ずっと遠い昔 まだ僕らが幼かったあの日
他愛もない 無邪気な あの約束を

僕はずっと覚えている
君の表情を 指切りから伝わる体温を

何も変わらないモノは無いんだと
教えてくれたのは 君だった

あの日の約束を今でも僕は思い出す
何もかもを信じてた ずっとこのまま続くと
何も変わない そう信じてた あの約束を

今も君がこの空の下
同じ時代を 同じ世界を生きている奇跡

今僕が旅立つのは君がいたから
君がいたから僕は歩いてこれた

今僕が遠い約束を忘れるのは
君をずっと大切にしたいから


愛が喜びだけではないから
きっと 花が咲く...

空を見上げて 

June 09 [Tue], 2009, 22:32


いつまのにか そう いつのまにかに
空は色を変え 冷たい空気 張り詰めていく
茜色から黄色と白が混ざり合い
淡い水色から 深く闇色へ ゆるり移り変わる

ぐるり 囲んだあの大空が
目まぐるしく色を変え 僕の知らない色へ
あの遠い日の記憶の中にある
どこか 懐かしい色へ

いつか君と 笑って 泣いて 一緒に見上げた大空は
あの日の君と同じように ころころと表情を変えるんだ
君は今、この空を見上げて、きっと微笑んでいるはずさ


頬をなでる風 今 手のひらの先から
僕のこの気持ち 運び出す 君の元へと
雑踏の中見上げる空でまた
君を思い出す 溢れる想い どうか君へと届け
 
あの日 あの時をもう一度
そんな事は想ってないよ 過去には戻れない
ただこの夏の風のように凪いだ
僕の ありがとうの言葉

またどこかで 僕も 君も 笑って生きてゆくんだね
あの日々は無駄じゃない そう自信を持って笑える
僕は今、この空を見上げて、君に感謝しているんだ


君が幸せになって 僕も笑って生きていて
いつかまた何処かで出会えたら
真っさらなこの大空の下で 君に「ありがとう」を届けたい

桜の旋律 

April 25 [Sat], 2009, 14:33


花開く前の紅い蜜を秘めた蕾
小さく風に揺れ 軽やかなワルツ

春を待ち続ける 哀れな淡い花
止まったままの時 終わらないカノン

漂う雲の行き先 尋ね 追いかける
君は何処に? 今はどうしてる?
迷いの問いに 誰も答えはしない

そこに確かに愛はあった ねぇそうだと言って?
失った時は もう戻らない だけど 
淡く生ぬるい感情だけ まだ此処に残ってる


4月の風が運ぶ甘い香りの桜
さようならと謳う 別れのプレリュード

舞い散る花びら 掬い 口付ける
残酷な旋風 どうか散らさないで
貴方は私の想い 知っていたのに

どうかこの気持ちだけは 否定しないで
許されるなら 泣いて眠って そして
このまま枯れてしまいたい 春が終わるまでに


焦がれ続けた空 翔る ハヤブサ
見失った影を 瞳に焼き付けて
今はただ眠りたい ただ静かに

残りの一枚が風に飛ばされる
春の終わり告げる 最後のレクイエム


I do 

March 12 [Thu], 2009, 12:40


※英歌詞は雰囲気です、文法完璧間違っています。


I open my eyes. I listened. I breathed.
I applied its hand to the chest. I felt the pulse. I learnt the life.

I looked up into the sky. I felt the wind. I heard bird's voice.
I got wet in the rain. I was exposed to sunlight. I smelled the flower.

I called a name. I called it repeatedly. I reached oneself
I thought about a reason. I did not understand it. I do not yet understand it.

I stopped thinking. I emptied a heart. I stopped crying.
I hummed the song. It was a nostalgic song. At last I laughed.

I turned to the front. I began to walk. There was no road.
I saw the horizon. I don't know the destination. I don't know...





眼を開けた 耳を澄ました 息を吸い込んだ
胸に手を当てた 鼓動を感じた 命を知った

空を見上げた 風を感じた 鳥の声を聞いた
雨に濡れた 日差しを浴びた 花の匂いがした

名前を呼んだ 繰り返し呼んだ 自分に届いた
理由を考えた 分からなかった まだ分からない

考えるのをやめた 心を空にした 泣くのをやめた
歌を口づさんだ 懐かしい歌だった やっと笑った

前を向いた 歩きだした 道は無かった
地平線が見えた 行先は知らなかった

知らないんだ...

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