第1話  告白された。 

2005年12月07日(水) 23時15分
 「那捺ちゃん、大好きだよ」
 
放課後、クラスメートに告白された。
その子に後ろから抱きしめられながら。

私はなにが起きたのかわからない。
どう反応すればいいか分からないし、
第一、脳自体がまっしろなので何も浮かべない。
出来ることはただ、クラスメートの腕から逃れることだけだった。

何か言葉を言おうと思った。
しかしクラスメートの絢の顔を見た途端、また思考はストップする。



――彼女は泣いていた。




いつもの絢ではない。
いつもの、笑っている絢でもない。
絢は泣いていた。でも私の目を見ていた。
絢の目には私がうつっていた。
うつっている私も悲しそうな顔をしていた。
私も泣きたいよ。絢。


そのあと、絢は一言だけ残して教室を出て行った。



「ごめん」









続く。



登場人物 

2005年12月07日(水) 23時56分
登場人物

・斉藤那捺子(なおこ)
主人公。女。17歳。高校2年生。


・絢(あや)
女。16歳。高校2年生。那捺子と同じクラス。
那捺子に告白した。

独り言 

2006年02月05日(日) 0時04分


世界中でみんなに認められるより、好きな人と話すほうが好き。


名誉より愛がほしかった。

ただそれだけ。



私の勝手な独占欲だけど、

笑顔を独り占めしたかった。


私だけを考えてくれたらどんなに嬉しいかな。

自分と同じ人間にこんなにまで関心を示すなんて。


すごい感情。



もう離したくない。



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