『いとしのヒナゴン』

December 11 [Sat], 2004, 20:44
いとしのヒナゴン
重松清著

出版社 文芸春秋
発売日 2004.10
価格  ¥ 1,800(¥ 1,714)
ISBN  4163234004
30年ぶりに現れた謎の生物ヒナゴン。役場の類人猿課に配属された信子は、その存在を次第に信じるように…。市町村合併問題、町長選をめぐって、ヒナゴン騒動はヒートアップ!『オール読物』掲載を単行本化。 [bk1の内容紹介]

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実際にはこんなとんでもない町長はいないだろうなぁと、ちょっと失笑ぎみになりながら読み始めた。
しかし、最終章は、涙、涙。
続きはネタバレありです。
とにかく、登場人物たちがおもしろい。
もちろん、イッちゃんや、ドベさんなんかもいいけど、ノブのおばあちゃんや、後半出てくる坂本さん。特に、坂本さんがいい味出してる。坂本さんが、さりげなく言うひと言は、結構重みがあったりする。
坂本さんとノブが、だんだんうち解け、意気投合していくところなんかは、好き。 いいかげんに見える坂本さんだけど、後悔しないように頑張ってる。ノブもそれを感じることが出来たから、変わったんだろうな。
もう一つ、イッちゃんたちの「ヒナゴンに会いたい」という夢。最初はよくわからなかった。40にもなった男が、真剣にヒナゴンをさがす。イッっちゃんたちにとってヒナゴンてなんだろう?”男のロマン”みたいなものなのかなぁ?そう思いながら読んでました。
でも、最後にヒナゴンに会った時に、なんとなくわかったような気もするけど・・・。(^_^;)
最後に、私の住む町も平成の大合併とやらで合併して市になった。この本を読みながら、合併するってそういうことなのかぁと、何も考えなかった私は、今更ながら少し考えました。
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