朝一番の吉報

2008年01月12日(土) 19時29分
朝刊を見てびっくり!

今年はフェルメールの作品が何点も来日するしモディリアーニもルノアールも続々来日 素晴らしい絵画展が開催されるとかで今からワクワクしているのに・・・・

凄い!あの印象派の名前の由来となったマルモッタン美術館のモネの「印象・日の出」が何と名古屋市美術館で見られるのだ。




そういえば、昨年秋京都での「フィアデルフィア美術館展」で同じようなフランスの港町ルアーブルの夜明けを描いた作品を見ましたが こんどはまさにその作品が見られる。

モネお得意のバニラスカイの空にオレンジ色の朝日が登り水面にゆらゆら映っている・・・・モネが描いている場所はきっとまだ薄暗い夜の場所。

ウ〜〜ン、いろいろ思うより早く見た〜い!

新春1番目の美術展

2008年01月09日(水) 19時16分

今年1番目の美術展は名古屋松坂屋本店美術館での「川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展」です。実は・・・3.4日前に一度出かけたんですがなにしろこの美術館はデパートの中、お粗末な私はクリアランスの文字に負け、ちょっと見てからと思いきや見てるだけですっかり疲れ逃げ帰ったしだいです。今日はわき目もふらず、寄り道もせずまっしぐらです。

川村記念美術館は行きたい美術館の一つなのですが場所は千葉県佐倉市、名古屋からはちょっと不便な所、行きたい行きたいと思いつつそのままになっていましたが・・・・親元の会社が100周年とかで改築中、代表作品が巡回、地元で見ることができました。




まずは印象派、ルノアール、モネ、ボナール、マチス、まさに一目でそれと解かる作品です。そんな中ピカソのポニーテールの少女の絵はキュビズムでも青でも薔薇色でもなく始めて見る感じのものでした。日本人画家、藤田の女性像は未完成とはいえとてもも美しい。

川村記念美術館は20世紀の現代美術が充実している。ヨーロッパのシュルレアリズム画家、ジョアン・ミロやマグリット・・・マグリットは何時見ても、不思議だけど引かれる。マン・レイ、ステラを筆頭にカルダー、サム・フランシス、ウォーホルとアメリカの現代画家の作品は見てて楽しい。その中、なかなか見られないポロックを見られた。絵具をたたきつけたような流したような何も考えずに描かれているのにバランスがとれ不思議・・・見入ってしまいました。

西洋絵画の中の最後はレンブラント。
襟飾りのレースの感触、りっぱな髭や皮膚の感触まで伝わってくる。何と29歳のときに描いた肖像画というのだから驚いてしまう。 




そしてここからは日本画。
残念ながら見たいと思っていた長谷川等伯の作品は見られませんでしたが何と尾形光琳の美しい屏風を見ることができました。橋本関雪の中国の逸話を題材にした2つの大きな屏風「木蘭」「琵琶行」は女性の憂いのある表情が美しい。

さ〜て、素晴らしい作品の中 今回の私のお気に入りは始めてなを知った彫刻家クルト・シュヴィッタースの「無題・白樺の木の彫刻」です。無題ですが一見白い猫のよう・・・・可愛い!パンフレット一番上右から二つめです。猫ちゃんに見えませんか?


ネズミ年

2008年01月01日(火) 17時55分

午前中 早々とお年賀をすませ午後からは何時も通りお炬の中・・・・あっと言う間に普段通りの生活に戻りました。ネズミ年、一番目の映画はなななんと・・・・ディズニー「レミーのおいしいレストラン」で〜す。

料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーの協力で シェフ見習いのリングイニが素晴らしい料理を造るというお子ちゃま向けアニメ映画です。




ちょっぴり夜更かし、食べ過ぎでボーッとした頭で見るにはいいかも。
でも・・・・・やっぱり、ネズミさんがレストランにいっぱいいたら考えちゃうなぁ

ヘヘヘヘ、お子ちゃま映画をマジに考える方がおかしいかな。

やっぱり美術館

2007年12月26日(水) 18時38分
息子も術後1週間 後は時が傷を癒してくれるのを待つのみとなりました。
私の気持ちも余裕ができ用事のついでというか用は簡単に済ませ愛知県美術館に立ち寄りました。こちらでは1月14日まで「ロートレック展」が開催されています。



「ロートレック展」は10月に大阪天保山「サントリーミュージアム」で観たものの巡回ですが折角地元で開催されているのでもう一度という訳です。まだ2ヶ月しか経っていないのに美術館が変わり展示が変わっただけで新鮮な感じを受けました。お馴染みムーランルージュのポスター、女優、歌手のポスター、版画の中 オルセー美術館所蔵の「黒いボアの女」「赤毛の女の身づくろい」などは油彩作品ですがダンボールのような茶色の厚紙に描かれまるでパステル画のようです。

トゥールーズと言う町の名前があるほどの名門貴族の家に生れても遺伝子疾患から足の骨を二度も骨折その為足の成長が止まってしまうという辛い人生、お酒に溺れ37歳という若さでこの世を去ったそんな一生を思いながら鑑賞すると華やかなムーラン・ルージュ、フレンチカンカンのポスターも何だか物悲しい・・

「ロートレック展」を見た後はそのまま所蔵作品展に。
愛知県立美術館は日経新聞の公立134館の格付け五つ星、なんと二位という素晴らしい美術館です。企画展の後はいつも訪れるのですが今回はホント素晴らしかった。

まず最初に熊谷守一の4枚の作品が展示されています。中でも「白猫」は愛猫トロちゃんのよう、私の大好きな作品です。20世紀の西洋美術ではクリムトの「人生は戦いなり」、ピカソの「青い肩掛けの女」そしてパウル・クレーの「女の館」とここ県美の代表作品が揃って見ることができました。

そして何と額にはガラスが入ってないのです。まさに30センチの近さで鑑賞 こんな贅沢な時間を過ごせるなんてやっぱり美術館は最高です。

また今回違う意味で、感動した絵がありました。
沢山の名品の中 近・現代の日本画の中に安田靫彦の「月の兎」という絵巻物がありました。まさに先日みた鳥獣戯画のよう。

物語は・・・・昔、ある山に兎と猿と狐が仲良く住んでおりました。そこに疲れ果てた旅人がやってきてその場でばったり倒れてしまいました。猿はすぐに栗を、狐は魚を持ってきました。でも・・・兎は何も持ってくることができませんでした。何をしてあげたら・・・・・兎はそのまま旅人の目の前の焚き火の中にどうぞ私を食べてくださいと飛び込みました。  おお、何と旅人は神様だったのです。自分を犠牲にした優しい兎をそのまま月に連れて行き永遠に月の兎となりました。。

そんなお話が描かれているのですが兎が自分は何も持ってこられなかったと耳を垂らしている姿、燃え上がる火の中に飛び込む姿 見ているだけで涙がこぼれました。余白が多く無駄なものが何一つ描かれてなく 勿論、文字で物語が書いてある訳ではないのですが 兎の辛さ、悲しさ 優しさが伝わってきます。

ああ、美術館に寄ってよかった。




因みにこちらは次の巡回先、2008年1月26日〜3月9日 六本木「サントリー美術館のパンフレット、厚紙に描がかれた「黒いボアの女」です。

鳥獣戯画がやってきた!

2007年12月11日(火) 22時36分
さて、フェルメールをゆっくりじっくり鑑賞した後は 落ち葉のきれいなテラスで休憩です。相席した同世代の方とちょっとお話・・・・おお、何と仙台からこれを見にいらしたとか。「わー、私は名古屋からです。」て感じ。西から東から新幹線の時間もほぼ同じです。午後からは「フィラデルフィア美術館展」をご覧になるとか。

さて私めは・・・・・ムンク展も見たいし、シャガールもいいなぁ。
とりあえず新国立美術館から10分ほどのサントリー美術館の「鳥獣戯画がやってきた!−国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌−」 」を見みなくては。

東京ミッドタウンなるビルの3階・・・床はまさにサントリー、ウイスキーの樽材とか。

フェルメールを鑑賞した人がそのままこちらにという感じで、ここもまた凄い人人 人の行列です。
しかしこちらはガラス越しとは言え間近で見られ大満足。




歴史の教科書、美術の教科書どちらでも紹介されている「鳥獣戯画」鳥羽僧正作と習ったもんですが説明を聞くとどうやらそうではないよう・・・・・




それにしても蛙、兎、猿などの動物たちのいきいきとした表情 まさにマンガの原点という感じです。

ここでもまたゆっくりじっくり鑑賞し外に出て見れば もう暗くなっていましたが 思いもよらなかった素晴らしいイルミネーションが見られ 何だか得した気分です。

結局意気込んでいたムンク展もシャガールも見ず終いでしたが 二つの美術展はじっくりゆっくり そしてのんびり鑑賞でき満足、満足の1日でした。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」

2007年12月09日(日) 23時32分
 念願の「アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」を見に新国立美術館に出かけました。

以前、この時期に上京した時 あまりの寒さに東京駅でシャツを買い求めたことを思い出し 今回は最初から暑いコートを着込んで出かけましたが・・・・何と東京15.6度というポカポカ陽気、暖かさを通り越し暑い1日となりました。

さて「モネ展」の時と季節が変わり美術館の回りの木々は色付き落ち葉が美しいこと。



ネーレルランドと言われた時代のオランダの画家たちの作品は台所や市場で働く人々や、室内でくつろぐ上流市民など、日常を題材にした風俗画がほとんどですが その時代の家の中の様子、生活ぶり、服装などがわかり楽しいがその裏に込められた教訓がこれまた面白い。

ヤン・スーテンの「金物を磨く女」では何やら金物の壷を磨いている女使用人が描かれているが なんとこれがなまかわな使用人の意味があるとか・・・・???

全体は写真のように細かく描かれた暗い室内絵が多い・・・ろうそくでに生活をしてたからでしょうか。





 いよいよフェルメールの部屋です。
思わず「あーーーー!」て声が出てしまいました。

それまで見てきた 暗いオランダ絵画とまったく違い絵が明るい。
何も飾られていな壁、その前でパンプディングを作る為 パンに牛乳を注いでいる女性・・・・
ああ、10センチとは言いません 50センチの近くで見たかった〜
光を点で表しているというその点、一点から放射線に描いたと言われる一点、壁の下に埋め込まれたデルフトタイルの絵柄・・・・結局3回並んで見ましたがぼんやりしか見られなかった〜・・・・・。


お土産に買ったチョコレート食べる度に蓋に写された絵を見てその余韻を楽しんでいます。


しまった、しまった!

2007年12月03日(月) 21時29分
子供のころから絵を描くことが大好きでした。
マジで美術の方に進みたかった。進むべく勉強もしたが結局家政科なんてまさに花嫁修業のような学科に進み絵とは遠のいてしまった。

子育てが一段落したころ よ〜しとばかり古い道具を取り出してみたものの全然思ったように描けない。その後はず〜と見る方に楽しさを見つけた。

友人にあなたは描かないの?てよく言われた。

何時かまた描くつもり。
もう少ししたら描こうかな。
年を取ったら描こうかな、なんて・・・・・・
やややや、もう十分年も取ったし、後少しって 後がもうないじゃない!

しまった、しまった!

思い切って踏みだしました、そうしてらまたまた後悔が。
今度は上手く描けないのはあたりまえ、そんなことはなんでもないんですが
なんで早くやらなかったていう後悔。

ちょっと描いただけで絵を見る目が変わったような。
ふむふむ、光はこうして描くのか花は葉は雲は空は・・・・

しまった、しまった!

今までの見方はなんだったの。
こうなったら粘土こねこね彫刻もやってみますか。

キスリング展

2007年11月29日(木) 23時20分
「キスリング展」を見てきました。
名古屋市美術館常設室にも婦人像と静物画が見られます。
モジリアーニ、シャガール、パスキン、ユトリロ、フジタなどの絵画の並ぶ中いま一つだなぁなんて思っていました。エコール・ド・パリの展覧会に出かけるとやっぱり1.2点見ることがありましたがなかなかこれは素敵というのに出会ったことがありませんでしたが 今回 初期の作品から晩年まで60点余の作品を見てやっぱり沢山の作品を見なくてはいけないと思いました。

初期の作品はセザンヌ風の静物、ピカソ風キュビズムの絵画もありました、いっしょにキャンバス並べて描いたのかとおもわれるほどジョアン・ミロの絵画にそっくりなものもありました。そんなまだキスリング風が確立されてない初期の絵も素敵です。



 
パンフレットの「モンパルナスのキキ」は空をみつめ瞬きをしない大きな目 ニスを塗ったようなツヤツヤしたマチエール、美しい色彩、まさにキスリングの代表作品 美しい。

作品を見て一番驚き素晴らしいとおもったのは布の質感、柄の表現です。凹凸のないポスターのような肌の人物像が描かれていますが布の柄やレースは盛り上がり本物と見間違う美しさです。

今回、私の1番は横たわる裸婦「女優アルレッティの裸像」ですが家に飾るにはあまりにエロテク・・・珍しくツヤのなく、花の一つ一つがチューブから直接色を付けたようなミモザの花が描かれたものを飾りましょうか。




帰りはパリ街とはいきませんが黄葉を見て・・・・・

出光美術館(門司)

2007年11月17日(土) 22時06分
所属している「メロウ倶楽部」の年に一度の全国オフが九州 博多でありました。
時間の余裕があったので門司のレトロな街並み観光に寄り道です。

降り立った門司駅がもうレトロな木造の建物です。駅の前の旧門司三井倶楽部、アインシュタイン博士が宿泊されたお部屋を見学し第一船だまり沿いに歩いた先が「出光美術館」です。ここも大正時代の倉庫を改築したもの、趣のある建物です。




建物はレトロでも一歩足を入れるとまずは超モダン、美しい色彩の抽象絵画サム・フランシスの大きな作品が展示されていました。



次の部屋からはがらっと代わり今回の企画展、酒井抱一その弟子の鈴木其一の優美な花鳥画 素晴らしい屏風が展示されていました。「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」十二月は梅におしどり梅にかかる雪が水滴をおとしたよう・・・・美しい。

そして何と1年ほど前でしたか東京出光美術館で宗達、光琳、抱一の「風神雷神図屏風」を見た時の抱一の屏風が特別展示されていました。あの時は人、人、人で気があせりゆっくり見られなかったような、今回はまさに独占、じっくり鑑賞でき それだけでも感激です。

狩野永徳展

2007年10月23日(火) 22時15分
NHKテレビ「新日曜美術館」で「狩野永徳展」を特集しているのを見ていてもたってもいられなくなった私めです。8時に家を出て10時には京都駅、京都国立博物館へ直行です。




入り口からこの大きな看板・・・ワクワクドキドキです。

まずは「墨を極める」と題した水墨画・・・と言っても大きな襖絵や屏風です。

永徳展というとこの写真の看板のような華やかで力強い屏風絵、その中でも「唐獅子」を思い浮かべた私ですが まったく違った墨の濃淡でここまで描けるのかと驚いた 細かく書き込んだもの、特に岩や木々の特徴ある描き方が繰り返し見られ 筆使いはまるで「書」を見る感じでした。

入り口から先になかなか進めないほどの混雑でしたが 一段と人、人、人 の人気は京の街を金箔の雲の間から描いた 国宝《洛中洛外図屏風》 祇園祭りや歌舞伎見物などいきいきとした人々の様子が細かく細かく描かれていました。




この辺りからは豪壮華麗な金碧障屏画、この前に信長が秀吉がと思うとワクワクも最高潮です。

《四季花鳥図屏風》《源氏物語図屏風》も美しく引かれましたが 中でも国宝《檜図屏風》は大胆で「まるで鶴が舞い、蛇がのたうつ」と言われる永徳スタイルの力強い幹や枝・・・・圧倒されました。

永徳は、織田信長の安土城や、豊臣秀吉の大坂城を飾る障壁画を描きました。そのためほとんど素晴らしい作品が消失して作品数が少ないとか、そんな中今回は国宝5点、重文、9点、外国からの里がえりのものそしてなんと新発見の2点が集まりまさにうたい文句そのもの「京都限定。30日間の奇跡ーその迫力にかなうものなし」・・・・・・・・・素晴らしい展覧会でした。

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