鼻水はつらいと思う症状の原因と病名や治し方について!(後編) 

December 25 [Fri], 2015, 18:08
前の記事では鼻水が起きる症状としてお伝えしましたが、鼻水になる
具体的な原因については、不解明だと思います。

今回は後編として,引き続き原因と改善(治す)方法についてお伝え
してゆこうと思います。

実は「鼻水が喉に流れる」「痰が喉にひっかかる症状」の背景には
原因となっているのは疾患を含め症状が背景にあると言われています。

一般的には蓄膿症(副鼻腔炎)血管運動性鼻炎花粉症のアレルギー
性鼻炎
が言われていますが、以外に多いとされているのが「上咽頭炎」
と言われています。

鼻自体には異常がなく、上咽頭炎だけで鼻水が喉に落ちて、塊や痰
(たん)が張り付いてしまい症状が生じるケースや原因不明のケース
もあるのですね。

鼻水が喉に流れる塊や痰が喉に引っかかる症状の発症パターンとして
以下の3パターンがあります。

《その1》蓄膿症(副鼻腔炎)や鼻炎、花粉症などの原因から生じる
    パターン

《その2》上記のような各疾患と上咽頭炎との併発から生じるパターン

《その3》上咽頭炎から生じるパターン
    (鼻と喉の間に痰の様な塊が張り付いている)

上記の3パターンとなっている疾患や症状を持っている方に比較的多く
共通しているのは※「粘膜粘液線毛輸送機能の低下」と言われています。

※粘膜粘液線毛輸送機能(線毛運動機能)とは?
 鼻や口から入ってくる外界の異物を最初に排除するシステム。

ここからは鼻水や塊(痰)ができる仕組みについてお伝えします。

【粘膜粘液線毛輸送機能の仕組みについて】
粘膜粘液線毛輸送機能の線毛は鼻から喉までに続いて粘膜に生えている
直径1000分の1ミリの毛のようなものになっています。

粘膜線毛輸送というのは、この線毛が1秒間に15〜17回ほどの速さで
動く運動
として、この線毛運動により、鼻や喉の表面にある粘液を
温かく湿った状態に保ち、こっそりと異物を洗い流す役目もあります。

この粘液は平均すると1日に1〜1.5リットルほど作られ、その中の
50%は鼻を潤すために使われて、その後にすぐ蒸発します。

残りの50%は線毛の働きで鼻の奥のほうへ流し込まれて、気付かない
うちに飲み込んでいるとも。

鼻の粘膜に花粉やタバコの煙、雑菌などが付着しますと、こうした
異物を洗い流そうとして、この粘液が作られていきます。

このシステムを粘膜粘液線毛輸送機能といい略し「線毛運動機能」
いいます。

鼻炎や花粉症、風邪を引いた時に出る大量の鼻水は、このシステムが
低下し壊れることにより、粘液が大量に生産されたものです。

黄っぽくなった粘っこい痰の粘液や鼻水は、鼻や喉の中の大量の雑菌
など闘って死んでしまった白血球や抗体たちなのです。

このシステム(粘膜粘液線毛輸送機能)の低下は、すぐに止まった
場合は問題ありませんが、いつまでも続いてしまいますと、鼻水が喉
に流れてしまったり、塊や痰が喉に張り付いてしまう原因にもなって
しまいます。

さて、このシステムの低下が起こりやすいのは、どんな時に起こり
やすいのでしょうか?

以下の5つのような状況と考えられます。

「夏のエアコンや扇風機の送風」

「冬や春、秋の空気乾燥」

「口からの呼吸」

「タバコや大気汚染、ホコリなどの吸い込みで粘膜機能の限界を
 越えてしまった時」

「元々の体質や寒暖差のアレルギー、その他のアレルギーなど」


おそらく、鼻水が喉から落ちたり、痰がからみやすい方は原因も
季節によって出やすい方も多いかと思います。

逆に対策としまして
 線毛運動機能が正常に働ける粘膜環境をつくっていけば、不快感を
 減らせていけるということ
になります。

ここからは鼻水になりにくい一番の対策法についてお伝えしますが
ズバリ「生理食塩水の温熱細粒ミストの吸入」になります。

最近は「保湿器」でも、いいものが出てきていますが、原理とします
と全てはここに原点があるとも言われています。

「体液に近い液体で潤す」ことが生理食塩水となるわけですが、
これは「水と食塩水」で簡単に作る事ができます。

以前は、ご存じな方も見えると思いますが生理食塩水を使った
「鼻うがい」も推奨されていましたが、鼻うがいは危険性が多いという
医師も薦めない方も見えます。

近年では自宅で気軽にできる※「微粒ミスト吸入」(生理食塩水エアオゾル
吸入)
による習慣ケアが注目されるようになっています。

【微粒ミスト吸入とは?】
 43℃に温めた生理食塩水の微細ミスト(粒径約5ミクロン)を噴霧
 させる細粒吸入器(細霧吸入器)を使って、ノド鼻と同時に行う
 吸入法です。(別名細霧吸入法ともいいます)


 体液に近い生理食塩水を使うことで、体に負担も少なく、より自然
 な粘膜ケアができるとされています。

微粒ミスト吸入は結論から言いますと
 「正常な粘膜の環境作りを促進」させます。

もし鼻水ズルズルに悩んでいる方には少しは参考になるかと思います!
 
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