12月に読んだ本 

January 19 [Mon], 2009, 11:18

[[img(http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-TyLrp4YL._SL500_AA240_.jpg)]]

== 禁断のパンダ/拓未 司 ==

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柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。
彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。
その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。
披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、
その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。
一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。
捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、
木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。
さらには義明も失踪していることを知り…。『このミステリーがすごい!』大賞第6回2008年大賞受賞作。
}}}

これを読んだ誰もが口々に言う、

宝島は『このミステリーがすごい!』じゃなくて、
『このエンターテイメントがすごい!』にした方がいい・・・。

わたしも同感。
すばらしいのは料理の描写だけで、ミステリーとしては、なんともお粗末。
なんか登場人物が、どっかのマンガのキャラみたいだし
警察の調査があまりにも適当すぎる、ご都合すぎる
そして、とてもとても後味の悪い結末。
筆力がないわけではないと思うけれど、この作家さん、ミステリーじゃないものを書くか
近藤史江さんがやってるようなテーブルミステリーが書けると素敵なんだけど。




[[img(http://ec2.images-amazon.com/images/I/412778BCZRL._SL500_AA240_.jpg)]]
== MOMENT/本多 孝好 ==

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最期に一つだけ、患者の願いを叶えてくれる人がいる。
僕が清掃のバイトをしている病院にはそんな噂があった! 
一瞬の素顔に見え隠れする人それぞれの物語。気鋭の快作。このミステリは新しい!
}}}

その病院には噂がある。
死期が近づいた人に、ひとつだけ願い事を叶えてくれる仕事人がいると。
その人は作業着を来ていると。
「もし、その人に会えたら何を頼む?」
巻き込まれるように、または自分から巻き込まれて願い事を叶えるバイトの大学生。
・戦争の時に殺してしまった同胞の子供たちの暮らしぶりを見てきて欲しい。
・修学旅行であった大学生のお兄さんの消息を調べ、写真を渡して欲しい。

どうも、この本を読んでいる間、伊坂幸太郎の「死神の精度」が頭から離れなかった。
すごく大学生と死神のキャラが似ていて。
死期を間際にした人を相手にしてる設定もそうで、その人の半生に触れるのもそうだからか。
後で読んだこの本が損なわけで、「読んだような本だな」と思ってしまった。
こっちを先に読んだら、すごいと思えたかもしれないのに。
でも、死神が嫌世的なのは良いけど、
これから社会を背負って立つ大学生が、こんな老人みたいなの嫌だなぁ。



[[img(http://ec2.images-amazon.com/images/I/5149JZ9GRXL._SL500_AA240_.jpg)]]
== ボトルネック/米澤 穂信 ==
{{{
恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。
―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。
不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。
どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。
}}}


東尋坊だの、金沢だのと見れば読まないわけにいくまい。
まぁ、しかし、舞台は別にどこでも良かったような。
金沢の描写は全然といってなく、
誤って転落するためだけに東尋坊が登場するだけ。

しかし、自分の人生を自分じゃない人が生きると
世界はこう変わる・・・ってのは、見たいような見たくないような。
そんなの見て、この主人公みたいに
自分の生きている世界より、みんなHAPPYなんて見ちゃうと
自分の存在意義を見失ってしまう。

しかし、1週間ならパリスヒルトンの人生を生きてみたい。

三寺参り。 

January 18 [Sun], 2009, 21:30
という風習が飛騨古川にはあるらしい。
1月15日の行事みたい。
そのうちの、一つだけ、お参りしてきた。

古川に出張…。 

January 18 [Sun], 2009, 21:26
名古屋支店の担当の最西端、殆ど和歌山県に行った次の日に、
今度は、最北端の飛騨古川。
毎日、3時間移動は、堪える。

告白 / 湊 かなえ 

January 12 [Mon], 2009, 22:41


我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。
選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、
デビュー作とは思えぬ完成度である。




3学期の終業式で、ある担任が辞職を告白する。
その担任の4歳の愛娘は、学校のプールに誤って落ちて命を落としていた。
事故と思われていたが、この娘の死は、担任のクラスの生徒の仕組んだ
度のすぎたイタズラによる殺人事件だった。
担任は、終業式に生徒の名は明かさず告発する。
そして、その犯人である生徒に、「もしかしたら死ぬかもしれない」復讐を行う。

そのクラスの委員長は、その後のクラスの様子を手紙に託す。
イジメ、イジメへの反逆、不登校・・・。

犯人のひとりである少年は、自分の母親を殺害してしまう。

殺された母親の日記、殺した少年の日記。

そして、告発後も学校に登校していた少年のWEBでの告白。

様々な方面からの「告白」により語られる事件。。。。







話題の本、やっと予約から手にいれました。一気読みです。1日で読んじゃった。
面白い本は、1日で読めるな。
ここんところ、面白い本に出会ってなかったので、これはHITと言っていいかも。

なにしろ、1人称の告白文体で、物語が進む手法は、わたしの大好物。

まず語られる娘を殺された中学教師。

そして語られる、そのクラスの委員長の元担任にあてられた手紙。

幼女を殺した犯人のひとりの母親の日記。

そのコの日記。

首謀者である生徒のWEB告白。

最後にまた中学教師からの首謀者への言葉。


物語の細部ににこだわると、委員長が持ってる薬品のことも気になるし
何より、最終章は、主犯(?)である少年に、中学教師は
電話で語るって設定なのに、長すぎで、
これを、ずっと聞いてたとは思えないとか
さらに主犯少年のWEB告白も長すぎ?って思うとこはあるけれど

読んじゃうんです。読んじゃう。やめられない。


かなり賛否両論で、ラストが物議を醸しています。

主犯少年の動機である母親の返答がラストに繋がってると思うのですが
その返答は明らかにされていません。
・・・が、ラストで、どう答えたかは想像がつきます。

しかし・・・愛する人の子を宿した女が、そんな返答をするんだろうか。

中学教師が、この母親を語るくだりで、言っちゃったんだろうな・・と想像できます。




あなたがどう思おうと、あなたの人格は、母親以外の人物を認めようとしないあなたが
作り出したものであり、犯罪を犯したのは誰のせいでもなく、あなたのせいなのです。
それでも、あなた以外の誰かに責任があるとすれば、自分の欲求が満たされないために
幼い子供に手を上げ続け、心の中を無にしたあげく、欲求が叶えれた途端、その場限りの
無責任な愛情を残して去っていった、あなたの母親ではないでしょうか。




ここに出てくる母親は、いろんな意味で身勝手です。
中学教師も、犯人の母親2人も。

しかし、特に犯人の親。
子供に過剰な愛情を注ぐ母親と
自分を優先して、子供に愛情を注げなかった母親
どっちも子供が見えてなかったような。

ひとの親になるって難しい。

近頃、住んでるマンションで小さい子が「こんにちわ」と挨拶してくれると
キュンとした気持ちになるのですが
そして、そのコを見つめる親を見ても、
ひとは誰も慈しんで育てられてると思うのですが、悲惨な事件は絶えません。

愛情表現の難しさを痛感します。

さらば金沢 

January 09 [Fri], 2009, 1:04
なんにもないと広い。
この部屋、金沢の中心地で、市場の隣り。
お風呂以外は、すごく気に入ってた。
ダンスしかなかったな、
わたしの金沢。

気比神社 

January 09 [Fri], 2009, 1:00
敦賀に、こんな凄い神社があるなんて知らなかった。
金沢から名古屋に転勤の時、
母が、ここをお参りして『お砂』を貰って来いと。
お陰で名古屋の仕事順調です。
(今のところ)

携帯アップテスト 

January 09 [Fri], 2009, 0:12
最近、出張がすごく多い。
今週、月曜日、静岡で
今日は、三重の最西。
宿泊は和歌山…、明日、和歌山ラーメンでも食べるか。

クロク、ヌレ!  / 真梨 幸子 

January 08 [Thu], 2009, 23:46



プールで謎の死を遂げた世界的流行作家“ジョー・コモリ”。
かつてやり手だった広告代理店勤務の深田貴代美と、売れっ子プランナーの嶋本ミチルは、
プライドを懸けた一世一代の大企画のため、彼の人生を追い始めた―。
やがて浮かび上がる無名画家の非業の死!!二人の間に一体何があったのか。


大人気作家ジョー・コモリが、自宅のプールに車椅子ごと落ちて死亡する。

売れっ子CMプランナーの売れっ子プランナーの嶋本ミチルは、
得意先のOLの伯父が、無名の画家で、
かつ、人気作家と深い交流があったのに目をつける。

弟に金を無心して生計をたてていたこの画家、
彼も不審死を遂げていた。

自殺とか、事故とか言われていたが
ミチルは、ジョー・コモリが彼を殺害した疑惑で
大々的に、この画家のプロモートを始める。

すると、ジョー・コモリも殺害された疑惑が浮上する。




なんとも、あらすじが書きにくい。
視点が画家の家族側と、プロモーターのミチル側と
死んだジョー・コモリとで、パラパラ変わる。
それが、最初の方、結構、唐突に変わるので、
慣れないと、誰が何の話してるのか分からず、結構つらかった。

が、ミチルが登場して、バブルを引きづってる崖っぷちOLが登場して
この2人が無名で不遇の大画家(ホントは大したことない)を祭りあげるあたりから
ものすごく面白くなってくる。

ダメダメな超ニートの画家に腹をたて、それを許す弟に腹をたて、
男にはイライラしっぱなしなのに
すごく変なヤツでも、超ワガママでも、女は痛快。

ミステリー要素は、はっきり言ってオマケ以下なので
このプロモートの祭りだけに、絞った方が面白かったような。

不遇の大画家は、ハンサムじゃないと・・・と写真を修正して
ほとんど本人じゃなくなったり、
恐らく、親が日本人じゃない理由で本籍がないのを、謎の出生
殺人村もらい子殺し事件の生き残りにしてしまったり・・・。

殺人事件の着地が収まりが悪いせいで、物語もなんか尻切れなカンジ。
でも、この作家さんの「女」は相変わらず面白い。

好きな人物・キャラを当てるサイトの的中率がすごい 

January 08 [Thu], 2009, 22:52


ブロ友、らるさんのブログで紹介されてました。

これ、マジすごいです。

1回目、キャリスタ・フロックハートを思い浮かべやって1回で的中。
2回目、J・LOでやって、またもや的中。

このあたりのセレブなら、いざ知らず、らるさんは
スティーブ・ブシェミを1発で当てられたそうです。

スティーブ・ブシェミですよ。知ってます?
わたしは、たまたま見たゴーストワールドで知ってたけど
検索しなきゃ、「誰?」ってひとですよ。
こんな、こんな、マニアックな人まで当て、ゲームのキャラクターまで当てるそうです。


そのすごいサイトはココ。⇒ 好きな人物・キャラを当てるサイト
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