東京都現代美術館で
「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展と
「スウェーディッシュ・ファッション−新しいアイデンティティを求めて」展を見てきました。
ラグジュアリー展では、18世紀後半のドレスとか
京都服飾文化研究財団所蔵の貴重なコレクションが数多く展示。
これらのドレスはどれも保存状態が良くて驚いた。
まあ、職人の手作業によるレースによって全身飾られたドレスとか
その出来上がるまでの労力を考えるとやっぱり貴族しか着れない代物。
そういう貴族ってやっぱり洋服の保管もしっかりしてるんだなと思った。
身に付けて豊かな気持ちになるラグジュアリーな洋服って
やっぱり手がかかってるものばかり。
そしてそうした手がかかってる部分って往々にして華奢。
手がかけられた服ってそうした部分を劣化させずに
管理できる人が着るものなんだと思う。
あと、玉虫の羽とか貝殻とかをあしらったドレスがあって、
これら羽や貝殻の大きさがほぼ揃ってて、
こういうハイファッションの世界では
そうしたことが当然のように仕事されるけど、
世の中の玉虫や貝の大きさのばらつきを考えれば
これってかなり手がかかってるよね。
あとはマルタン・マルジェラの作品が20点ぐらい展示されてた。
櫛とか瓶の王冠とかで洋服を作っていて、
それらの作業時間が書いてあったのが面白かった。
本来服を作るものではない素材を使ってるから
40時間超えてる作品とかもあって
その作業時間には構想を練ってる時間や
素材を集めている時間は含まれてないわけだから
それらも含めればすごい時間だよね。
同時開催している「妹島和世による空間デザイン/ COMME des GARCONS」展がすごかった。
ギャルソンらしいアバンギャルドな形をしたお洋服ばかり。
さすがギャルソンッ!と世界観が伝わってくる作品ばかり。
スウェーディッシュ・ファッション展で特に3人印象的だった。
サンドラ・バックランドと
ヨーラン・スンドベリと
アン・ソフィー・バック。
サンドラ・バックランドのニットはすごい。きれいだしオーラがある。
サンドラ・バックランドは会場入ってすぐのとこにあったから
スウェーデン側でも力を入れてるのがわかった。
ミュージアムショップにスウェーディッシュファッションを取り上げた
「ファッションニュース」09年10月号が売ってて
サンドラ・バックランドのインタビューも1ページ載ってて買っちゃった。
帰りにはTOPSHOPで春物のポロシャツを購入。踊らされてるなあ。
この展覧会観て新しい洋服欲しくなっちゃった人って
私以外にもいるんじゃないかな。