気づく。この気持ち。(テニプリ、赤澤×観月)

November 15 [Fri], 2013, 22:23
うだるような暑さの中、中学校生活最後の大会が終わり、僕たち3年は引退に向けて毎日切磋琢磨している。
僕の部活はテニス部。と言っても、僕はどっちかというと選手よりマネージャーや監督のほうに近いけど。
毎日、部員たちの状態をチェックし、個人に合わせた練習メニューを作る。
レギュラーには特別なメニューも作る。
聖ルドルフ学院中等部テニス部のレギュラーは
部長の赤澤と2年の金田のダブルス
ポーカーフェイスファイターの木更津とアヒルの柳沢のダブルス。
あと、僕、観月はじめとうちのエース、不二裕太
の計6人。
木更津くんは千葉の古豪、六角からこの僕が引き抜いてきました。裕太くんはあの憎きに青学からね……んふっ。
青学は、僕たちの夏を終わらせた。大会で青学に2回戦で当たった僕たちは、あっという間に負けたー。

「…づき…みーづき!」
「……なんです?」
「聞いてたか?」
「いえ、全く。」
ああ、そうだった。僕は今、赤澤と勉強しているんだった。赤澤が昨日いきなり夏休みの課題を教えてほしいと言ってきて、今までずっと僕の部屋で教えていたんだった。
「…で、なんですって?」
「だぁぁぁー!もう!だからここの解き方が分からないんだって!」
「…っ声が大きいんですよ!このバカ澤!」
…いつからか、全く覚えていない。この感情に気づき、押し殺しているか。
赤澤の近くにいると鼓動が早くなって、夜中にふと赤澤の事を思い出す。
この気持ちは…なんだ。
「…ここはですね」
赤澤からノートとシャーペンを奪い取って式を解いていく。赤澤の視線にドキドキする。
「……なんですか?せっかく教えているのに…」
「ん!?あ!ああ、いやーすまんすまん、つい、な!あはは…」
何か隠してたり、焦っているときの癖。髪をガシガシする。バレバレです。
幼なじみでもないし、最初から仲が良かったわけでもない。でも、なんでか知らないが癖とか知りたくなって…
……今、やっと心のモヤがとれました。
決して許されることではないけど、いつか赤澤に打ち明けられる日が来るまで……
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:あやの博士
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:神奈川県
読者になる
2013年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/hakasedh/index1_0.rdf