頭の中

February 25 [Sat], 2012, 7:00

12月から始った学校も昨日が最終日でした。まずは一区切り、で、また3月から新学期がスタートします。
3月って・・・。言い訳ではありませんが、色々とありました。北京タックを食べに行こうと、タクシーでお店に向かっていた途中、後ろから衝突されるという事故にあい、救急車で病院に運ばれました。幸い骨には異常はありませんでしたが、まさかのコルセット生活。本当なら、ここには北京ダックの写真が載るはずだったのに!前回の記事にもありましたが、良き隣人に恵まれているため、みんながあれこれ本当によく助けてくれて、無事にコルセットは外れました。まだ痛みがあるので無理はできませんが、普通に生活できることのありがたみをしみじみと感じました。

その後、母が来てくれて3週間滞在してくれました。写真のフルーツは「バンレイシ」。形状が螺髪を持つ仏像の頭部に見えることから別名「釈迦頭」ともよばれています。よく見かけるので前から気になっていたのですが、初めて母と一緒に買ってみようということになりました。まず、皮を手でポロポロ剥くのが面白い。果肉は甘く、なんとも言えない食感です。結構ボリュームもあり、冷やして食べた方が美味しかったです。母がいてくれた3週間、あちこち食べに行ったので、お陰様で体重も信じられないくらい増えました。いや、もう本当に恐るべし台湾!です。

母が帰国する直前には学校の進級が決まる「大考試」、日本でいうところの期末試験がありました。ヒアリング、筆記は当然ありますが、スピーキンングというのもあり、ヘッドフォンマイクに向かって答えを吹きこむという初めての経験をしました。もちろん、一人だけではなく他の学生も一緒に受験するため、みんなが一斉にマイクに向かってしゃべりだすので、なんとも不思議な感じでした。試験の点数が60点以上で進級できるのですが、無事にクラスメイト全員がパスすることができました。良かった!久しぶりの試験ということもあり、試験前は猛勉強。図書室でクラスメイトと励まし合いながら頑張りました。さすがに、頭の中がグルグル、グルグル。

私のクラスは明るい先生の力もあって、本当にいつも和気あいあいとした良いクラスでした。交通事故の後、1週間学校を休んだ時も皆が励ましてくれて、その温かい心遣いがとても嬉しかったです。この歳になって異文化を知るということも、非常に学ぶことの多い経験でした。最終日は授業はせず、食べ物を持ち込んでのプチパーティー。クラスのリーダー的存在、フィリピン人のクラスメイトが全員に向けてのPoemを朗読してくれました。いつもみんなを和ませてくれていた日本人のクラスメイトはゴスペルの経験を活かして、中国語で歌を披露、とても盛り上がりました。
さぁ、次の期はどうなるでしょう。こんなにも恵まれたクラスにはなれないかもしれませんが、新たな出会いを楽しみに前に進みます。

みなさまはいかがお過ごしですか。日本ではインフルエンザが猛威を振っているようですので、気を付けてくださいね。

隣人に学ぶ

January 07 [Sat], 2012, 10:00
みなさま、明けましておめでとうございます。日本はお正月気分もそこそこに、日常に戻る頃でしょうか。台湾のお正月といえば旧正月がメインであり、今ひとつ新年を迎えたという実感がないまま2012年も1週間が過ぎました。

台湾に来て一年、子育てがメインではありましたが、台湾ならではのグルメや観光を楽しみ、中国茶を習ったりもしました。人間とは欲深い生き物で、そうした楽しいことへの欲求は尽きることなく、あれもこれもと出てきます。それも、こちらで親しくなった日本人の友人のお陰でもあります。台湾の若い女性は結婚しても夫のお給料がよほど高い場合をのぞいて仕事を続け、出産しても一ヶ月で復帰することも稀じゃないそうです。そんな事情もあり、台湾人の同世代の友人は思った以上に増えず、やはり日本人の友人と過ごすことが多く、その分友人との距離は非常に近く、多分昔の日本はこうやって子育てをしていたのではないかと思うような、地域密着型のふれあいの中、子育てを楽しみました。駐在というと羨ましいと言われることもありますが、慣れるまでは不安や疲れがつきものです。頼れる親戚も近くにいません。そのような環境で育まれる友人関係は、とても力強く温かいものです。
そのような友人の一人に、台湾に来て直ぐに大学に入学し中国語を学んでいる友人がおり、初めてお会いしたときから興味深々。彼女の話を聞きながら、いつかは私もと思いながら、焦らずに息子の成長をみながら決めようと、週2回の中国語の家庭教師は欠かさないようにして準備をしていました。私は謙遜しているわけでなく事実学力があるわけでなく、これと言って誇れる学問もありません。語学にしても英語の学習に時間をかけたわりに上達せず、好きだけで始めたイタリア語もあっという間に遠のいていきました。夏に誕生日を迎え40歳が近くなり思ったことは、私はどれもこれも中途半端できちんと身につけておらず、それが自分のコンプレックスとなっているのではないか、ただ努力するだけでなくそれを続け、自分で誇れるものがあるのか。そう考えた時に、今やろう、時間は過ぎていき歳もとる一方、楽しい駐在生活もあっという間に過ぎていくし、それは人生が思っている以上に早く過ぎていくということ。ならば人生に遅いということはなく、今、向き合ってみようと決心しました。多分、こんなにまで強く決心しなくても、誰でも学校に通えますが、意志の弱い私はこれぐらいしないとまた中途半端で終わりそうな気がしたのです。

またまた、長くなりましたが、本題はここから。学校に通う前にしたことは、自分の生活を見直し、生活の時間配分を考えるということ。そこで、上手に時間を使っている親しい友人に、朝起きてから寝るまでの行動を分単位でリサーチ。自分のどこを改善すれば良いのかを考えました。更に、手際良く家事をこなし、いつも上手におもてなしをしてくれる友人の動作をしつこく観察して、自分より随分と動作が早いことを実感。それもこれも、日本にいたらできなかっただろう、友人と非常に近い距離で生活をしているからこそできたことです。まさに隣人に学ぶ。慣れるまではキッチンタイマーを使い、自分の動作をコントロールしてみました。これにも気づきが多く、自分がやりたくないなと思うようなことも、計りながらやってみると5分で終わること気がつき、母がいつも「5分で終わるのだからやりなさい」と言っていた意味がやっと分かったのであります。
そんなこんなのなんとも容量の悪い私ですが、学校が始まってもなんとか一ヶ月過ごすことができました。


忙しくても、子供のためにも食べることにはきちんと向き合おうと自分に約束。もちろん外食文化の台湾、ときには外帯(お持ち帰りや配達)をしながら、料理も楽しんでいます。台湾は豆苗が炒め物として良く使われており、スーパーや市場でもこれでもかというぐらい入って売られています。私は生のままモリモリ食べたり、軽く茹でてワンタンと一緒に食べたり、おひたしにしたりと、良く使っています。
実はこのお写真は去年撮っていたもの。ブログに書きたいなと思いながら全く書けず、書いたと思ったらこんなに長い文章になってしまいました。
今年はきちんと時間を管理し、時間を作り出せるよう努力します。みなさまに楽しんでいただける内容ともかけ離れてしまったので、こちらも改善していきます。どうぞ、今年もお付き合いくださいませ。

良いお年を

December 30 [Fri], 2011, 7:00
もう、年が変わろうとしていますね。みなさま、いかがお過ごしですか。東京も随分と寒くなってきたそうですね。風邪など引いていませんか。
台北も冬を迎え、寒くなりストーブはつけるものの、暖かい日もありその気温差についていけなくなります。
さてさて、長い間更新せずというか、更新できずにおりました。12月より毎日大學附属の語学センターに通い始め、一日が目まぐるしく過ぎてゆきます。台湾に来て1年、中国語は週に2回家庭教師の先生にお願いしていましたが、子供が毎日幼稚園に通い始めたのをきっかけに、私も師範大學語学センターに入学しました。久しぶりの学生、毎日宿題が出てテストがある生活は想像以上にハードですが、それ以上に学ぶことが多く、刺激的で楽しい毎日です。

今年は震災という、深く心に刻まれる天災がありました。そして、原発、放射能のことは忘れたくても忘れられない、これからも日本が背負っていかなくてはならない事として、受け入れなくてはならなくなりました。自分が日本のために何ができるか、こんなにも国を思い考えた年はありません。それは、私が生きてきた時代の日本という国が戦争もなく平和であり、あらるゆ意味で恵まれた環境で過ごせていたということでもあり、それに感謝をし、これからの日本のために些細なことでもできることをしていこうと強く思いました。

台湾は旧正月がメインなので、どうも年の瀬という感じがしません。大學も今日まで授業で、2日月曜日には普通に授業があります(しかもテストあり)。一息つく時間もあまりないのですが、そんな時は香りが強い味方。かといって強い香りは苦手なので、優しい香りに包まれてリラックスしています。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。




秋の夜長に

November 11 [Fri], 2011, 11:11
私はテレビや映画が苦手でした。なぜ、苦手だったのか?それは「映像から抜け出せないから」。つまり、映画やテレビを観たあと、数日はその世界から抜け出せないのです。悲しい物語ならばその悲しみから、怖い物語だとその恐怖から、数日は抜け出せない。そして、自分がそのような状態になるのが苦痛でした。
年末に必ず放送する歴史ものは、父と姉が大好きで、二人で歴史の世界を語りながら観ていましたが、私は斬ったり斬られたりした挙句の果てに死ぬような物語は観られるわけもなく、別室に行っていました。テレビならチャンネルを変えられますが、映画はそうはいかないし、映像の方が衝撃も大きい。なので観られる映画は限られていました。
では、本はどうかというと、本も高校生になるまではあまり読んだ記憶がありません。元々、外で遊ぶのが大好き、アウトドア派。泥んこ遊びに探検ごっこ、虫採り(ミミズやカエル、クワガタ、ザリガニ、カメと仲良し)、キャンプとほぼ男の子(笑)。ブッシュマンが流行った頃には、父に弓矢を作ってもらい、レンガの粉と土を混ぜて自分流の毒を作って探検に行っていました。探検から家に戻れば疲れ果てて寝るという生活、ゲームもテレビもマンガさえほとんど縁がなかった気がします。母はそれを心配しており、私のベッドの棚には◯◯全集みたいに、本がたくさん並べられていて、仕方なくそれを読んでいた記憶しかないのです。そんな私ですが、なぜか詩を書くのは大好きで、毎年小学生の詩の雑誌に自分の名前が載ったり、詩が掲載されると喜んでいました。

これはきっと感受性が強すぎたのではないか、最近なんとなくそう思っています。子育てをするようになり、感受性を育むために〜、という記事などを目にするようになり、なるほどと思うことも多々あるのですが、感受性そのものは持って産まれた資質なんじゃないかな、とも思います。私の場合、できることならもう少し弱くしたかったな(笑)


そんな私も今は色々な本の世界を愉しむようになりました。
姉がくれた「雪のひとひら」。雪の結晶の生涯、女の生涯が描かれています。心に響く一冊です。
秋の夜長に、感受性にまかせて愉しんでみてはいかがでしょうか。

西施柚

November 10 [Thu], 2011, 12:52
もう11月ですね。ここのところ、台湾は温かいというより暑い日が続いて半袖に冷房なんていう日もありましたが、昨日より雨が降り涼しくなっています。

先日、日本から学生時代の友人ファミリーが遊びにきてくれました。事前に台湾情報が欲しいとのことで、このブログも併せてお知らせしたのですが、「文章が長くて途中から写真だけ見た」とのこと(笑)。確かに長い、しかも台湾の情報がたんまりというわけでもない(汗)。さらに、最近気が付いたのですが、私の文章は面白くない。友人のブログは短い文章だけど面白いのよね、と遅すぎる気付きです。私も、面白い文章が書けるようになるといいなぁ。


さて、そんな友人ファミリーにはせっかく遊びに来て頂いたのでこんなフルーツを。「西施柚」という名前で売られていました。「ザボン」というようです。こどもの頭ぐらい大きくてびっくり!皮が分厚くて剥くのが大変(笑)中身はグレープフルーツみたいなのですが、酸味が全くなく、さっぱりとした素朴な味です。みんなで食べるのにちょうどいい大きさでした。ちなみに、息子と2人で食べた時は二日がかりで食べますした。
台湾に帰ってきたらマンゴーの季節が終わっていてがっかりしたのですが、こうやってまた新しいフルーツが食べられると嬉しいです。台湾はフルーツ天国というのは本当だなぁ、としみじみ思うのでした。

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