夏の空の 

2004年08月07日(土) 23時44分
雨音が、夕立のやってきたのを僕に教えてくれた。

空を見上げた僕は、青い空と、白い雲と、黒い雨雲と、そしてそのすべてを背に、七色の、空に向かって伸びている光を見つけた。

一つの視界に、夏のすべてを詰め込めたような空だ。

一陣の夕暮れの涼しげな風が、夏の空と僕を吹き抜けていった。

 

2004年07月30日(金) 23時14分
台風の、風の強い夕方。まだ、雨は降っていない。

曇りの狭間。夕方になり、陽が地に近づくと、西の空からは太陽が顔を出した。
その陽の日射しは、東へ向かって一直線に影を伸ばす。
境を明確に浮かび上がらせて。

その先には真っ赤に染まった夕暮れの雲と、今にも消えそうな虹を浮かび上がらせた。

何も変化のない一日に感謝をし、僅かな発見に一日の楽しみを見出した。

先の灯り 

2004年07月29日(木) 23時18分
奈良の一景、水面に映る夜の灯火。

暑さから逃げるように、夕涼みに来る人々。

僕は朝早くのここが好きだ。一日の始る、活気付く直前の空気がいい。

だけど、夜に来てみて新たな一面を知った。
静かに、そして僅かにざわめく声が、夜の落ち着きを演出し、
子供の元気な騒ぎ声が、明日への希望を演出する。

少しの間だが、歩みを止めて先に見える灯りを僕は楽しんだ。

風と共に 

2004年07月28日(水) 19時41分
蒸し暑い午後、仕事が早く片付き、久々に奈良町を散策した。

猿沢池の北、興福寺、奈良公園。平日とはいえ、観光地は人が引切り無しに通りがある。

猿沢池の南、奈良町は北ほどの人通りはなく落ち着きのある雰囲気だ。

この暑さの中、遠くにざわめく声を聞きながら、僕はかつての面影の残る一角を歩いた。
わずかに吹く風に誘われて、涼やかな音に誘われて、ゆっくりと歩を進める。

まるで、その音は僕がここに来ることを知っているかのように、次第に静かに、だけど確実に、その音を鳴らして迎えてくれた。



潮の香に包まれて 

2004年07月27日(火) 0時06分
帰り道の途中、休憩に車を降りた。
思いも掛けず、潮の香が僕を包んだ。

わずかな熱気と共に。

夕焼けの下には瀬戸内の海が見え、その手前には小さな町並み。
何処からか、踏み切りの音が聞こえてきた。
セミとの静かな合唱だ。

僕は感覚のすべてを使うように、夏の今を楽しんだ。

木漏れ日の中 

2004年07月23日(金) 23時37分
奈良、葛城山から水路を通って水が流れてくる。
木々の合間、夕方の木漏れ日の中。

水の勢いは緩やかだが、少し下に下ると、田圃へと導かれる細い水路へと流れ込む。
急な流れへと姿を変えるが、とても涼やかで気持ちがいい。

ふと目を上に向けると、そこには大和三山が見えた。
僕は目を閉じて思い浮かべた。古、大和盆地が緑で覆われていた昔を想像して。

夏の始まり 

2004年07月22日(木) 19時33分
庭を眺めていて、夏の始まりの合図を見つけた。
と言ってもセミの抜け殻だ。

夏の一日の経過とともに奏でる声は夏と時間を実感させてくれる。
特に夕暮れに聞こえる 「カナカナカナ」 は格別だ。
なぜかこの声は少年だった夏を連れて来てくれる。

町ではあまり聞くことができない 「カナカナカナ」 は田舎でよかったと改めて認識させてくれる。

いつもの空 

2004年07月17日(土) 18時48分
今日も暑い。だが、夕方になると、いつもの夏の、暑く、そして涼しい今がある。

ふと空を見上げると、木々の向こうに雲が見えた。夕方の、ほんのりと赤く染まった雲に、一日の終わりを、どことなく寂しく感る。

だけど、これからの暑い夏に、心がはずむ。

風に吹かれて 

2004年07月14日(水) 23時23分
初夏の風が、小さな稲達の間を吹き抜けていた。

夏の風は湿気を含み、蒸せるような暑さと共に吹き抜けるが、日陰に入るとどこか涼しげな風に変わる。

ローマの風、刺すような日差しと共に、吹いていた乾いた風。どこか痛い。

違う土地に行って、初めて気付いた日本らしい風に「日本」だと認識を新たにする。

夕暮れに 

2004年07月13日(火) 21時55分
京都と奈良の境にある小さな池。

子供の頃に遊んだとこではないけど、あの頃遊んだ山々を思い出す。

魚釣りにドジョウ取り、夏に入る少し前には蛍も飛んでいた。
今も蛍は飛んでいるけど、あの頃とは違う今がある。
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