untitled 01。

July 08 [Fri], 2011, 3:25
ただ、新しいことを始めたかったんです。それだけなんです。日記といっても書くことがない。だから、嘘を書こう。嘘というか、真実の物語を。人はそれを虚構と呼ぶ。俺もそれをそう呼ぶ。まず書き出してみよう。こんな風に。記憶が確かならば、足立実アダチミリと只野智也タダトモヤは、その日公園で初めてお互いにいて知ろうとした。私はいも彼らといっしょにいた。そして二人をずっと見ている。ここはプチブル達の住む郊外のベッドタウンで、治安がいいとよく言われる。私にはよく意味がわからないが、とにかく治安がいいのだそうだ。アダチミリとタダトモヤは仲が良い、らしい。クラスのお喋りな女子が授業の行間休みに話しているのを聞いたことがある。彼女は様々な情報に通じているが、気配りに欠ける人物の典型として広く知られている。それで彼らはその日、恐らくいっしょに下校し、にも関わらずそれぞれいったん帰宅した後、わざわざ近所の公園で待ち合わせて会った。アダチミリとタダトモヤの自宅はそれぞれ、車幅が狭く交通量の多い県道を挟んで向かい合い、公園は同じ通りの彼らの家から程先にある。だから彼らは俗に言う幼馴染ということになるが、実際のところ小さい頃から付き合いがあったのかどうか、私は知らないし、そんなことは今、関係ない。そして、私が言いたいのは、たいていこういったシチュエーションが設けられるのは、勿論、人に聞かれてはまずい話をする場合に限られるのだろうが、何故かそこに私もいた、ということなのである。まり、私は何の当事者なんだろうかただ、たしかに私はそんな風に、結局いもそこにいた。まるで空気のように彼らと行動を共にし、空気のように吐き出す言葉と呼吸を共にしていた。とここまで書いて、全くの見切り発車だったことを反省したわけだけど、一応お話は次回に続きます。多分、づくと思います。おわり
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