始めに 

2009年12月31日(木) 20時57分
ここは中二病全開小説置き場です。
創作・改変二次創作などが置いてあります。ジャンク置き場として開設しているだけなので誤ってここにたどり着いてしまった方はお帰り下さい。望んでおられるものは何もないと思います。(o_ _)o))

星空の下我は思う 

2008年03月21日(金) 20時28分
キラキラと輝く星空の下で一人たたずむ少女の姿。

「誕生日のプレゼントも、サンタさんのプレゼントもいりません、だからお兄ちゃんが早く帰ってきますように」





「何をお願いしてるんです?」

「焔儒・・・内緒、言ったら叶わなくなっちゃうかもしれないでしょ?」

「叶うと良いですね」

私の口は平気で嘘を吐く。嫌味な程に輝く星が私には眩しすぎるくらいで自分の中の黒くドロドロとした醜いものが全て見透かされるような気がしてここに立っているのも嫌になった。

「もう寝る時間です、部屋にお戻り下さい」

「はーい」

貴方と二人きりが良いのに。この広く大きな屋敷で貴方と二人で一日を過ごす事が私の幸せ。他の誰にも貴方を渡さない。

「焔儒?どうかした?」

「いいえ、何でもありません。今夜は冷えます、暖かくしてお休み下さい。」

「じゃあ今日は焔儒と一緒に寝る!ね?いいでしょ?」

「はいはい、わかりました」

私の笑顔の理由を、貴方は知らない。いつかこの醜い心を貴方にも見透かされる日が来るのだろうか。

封神最遊記 

2007年02月11日(日) 7時19分
封神計画の遂行者は他の奴でも出来るであろう・・・。
わしじゃなくとも良いのだ。
誰かが一人行く事になるのなら・・・
「貴方が行って何になるんです!!」
「少なくともわしは仙人界の住人だ、殺される事はないからのう。」
「・・・それで・・・後悔はしないんですか?」
「わしの入り知恵でなんとかこのピンチを食い止めてみせるよ。」
「止めても無駄ですか・・・」
「うむ・・・。」

「来たか」
「お主の望み通り来てやったぞ」
「それは感謝だな、だがわざわざお前が捕まりに来るとはな」
「桃はあるのであろうな」
「ああ。天界の桃は一味違うぞ」

「のう焔よ、単刀直入に聞くがお主はわしらにとって敵か?」
「何故聞く」
「『カミサマ』が人間の敵とはのう・・・人間は何も抵抗できまい、お主の望みはなんだ。」
「・・・新天地を創る」
「新天地?」
「そうだ、妖怪も人も神も皆平等の世界をつくる」
「しかしわしら仙人界も封神フィールドという新世界をつくるべく今封神計画を進めてるのだが、新天地とやらをつくるとこの世の中は4つの世界に分かれてしまうのう。お主は仙人界がこの世を監視し、天界が人間界の民を罰するのが気に入らんのだろう?」
「まあな。」
「のう焔よ、お主の計画、わしらが進めている封神計画と共にやらぬか?内容は同じであろう、ならば誰がやろうとも変わらぬでろう。」
「駄目だ」
「何故だ?」
「俺がやらなければ意味がないからだ。」
「お主には昔何かあったのだろう・・?」
「何故だ?」
「お主は『誰か』の為にやってるのではないか?だからそこまでして頑張れる、大切な人だったのであろう?」
「お前には何でもお見通しか・・・。そうだ。500年前、俺はある女を好きになった。
だが俺は闘神だ、周囲には反対され仕舞にはその女は・・・人間にされて、人間界で短い一生を終えた。
俺は闘神というだけで自由なんてありはしない、やる事全てが監視される。そんな天界に復讐してやろうと思ったんだ。」
「あまり良い言葉ではないのう・・・。復讐を達成させたとしてもお主は苦しみから抜け出せるのか?」
「抜け出せなくても俺はやる。」
「止めても無駄のようだのう。」
「そういう事だ。」
「しかしのう、三蔵とて天地戒厳経文が無くば牛魔王蘇生実験を止める事が出来ないのだ、500年前から生きておったお主なら分かるであろう、牛魔王の残忍さが。人間の事は人間がする、人間の歴史にわしらがおってはいかんのだよ。4つの世界があれば民は一番楽な世界を追ってそこに行ってしまうやもしれぬ。それだけは絶対に避けなければならぬ。」
「だが・・・だが俺はうやる」
「・・・・ならば・・・わしと勝負しろ」
「勝負?」
「ああそうだ。その戦いにわしが勝てば天地戒厳経文は持ち帰る。お主が勝てば・・・好きなようにしろ。」
「ほう・・・おもしろい・・いいのか?」
「何がだ?」
「負けると分かっている勝負を何故する?此処では仙人界の力は使えないだろう」
「・・・何かせぬと・・・三蔵に申し訳が立たぬ・・・」
「封神計画のトップが随分弱気だな。いいぜ、その勝負乗った。
俺が勝ったら・・・お前は此処にいろ」
「なに・・・」
「俺の傍にいろ」
「・・・・・」
「自分から言ったよな、好きなようにしろと。」
「分かった・・・お主が勝ったらわしは此処にいよう」
「じゃあ・・・いくぜ」

神楽、風邪を引く 

2007年02月11日(日) 7時18分
「ハックション!」
「風邪ですか?」
「わかんない・・・でも大丈夫なのー」
「誰かとキスでもしてうつされたか?」
「悟浄じゃあるまいし」
「着てるもんが薄着なんだよお前は・・・」
−グラッ・・・−
「う〜〜〜っ・・・」
「神楽!!!!」
「本当に大丈夫ですか?・・・あ!!凄い熱じゃないですか!」
「お前がはやし立てるからだ・・」
「まぁ大変」
「とにかく宿に運んで医者を呼びましょう」

「過度の疲労と風邪ですね、薬を出すとくので飲ませてください」
「ありがとうございました」
「うー・・・」
「ったく、大事な事は何も言わん」
「2,3日はここで待機ですね」
「仕方ないな」
「ま、悟浄も責任感じて風邪に効く食べ物買ってきてくれますし」

おでこ冷たくて気持ちいいなあ・・・

「あ、目、覚めましたか?」
「八戒・・・」
「まだ起き上がらないでくださいね、病人なんですから」
「・・・ごめんなさい」
「えっ?」
「私のせいで此処で足止めになっちゃって・・・」
「気にしないでください。それより早く治して元気になってくださいね、次の町には寺院がありますよ」
「うん、ありがとうなの」
「いえいえ。さ、もう少し寝てましょうね」
「うん」

やっぱ俺のせいだよなぁ・・・・責任取るか・・・。

ガチャッ

「バレタ?」
「八戒が呼んでいたぞ」
「あぁそうか・・・悪いな」
「今度神楽に触ったら・・・殺す」
「ひゃー保護者がいるんじゃ手出せませんって」

ちっ・・・のんきに寝てやがる・・・。

ガラじゃねーな、自分も。
「う・・うーん・・・」
「・・・起きたか・・」
「あ、三蔵・・・」
「飯が出来てる食えるなら来い」
「はいなのー!」

「なんだ?」
「目覚めたら近くに三蔵がいたから、安心したなの」
「何言ってやがる、行くぞ」
「えへへ」

終焉

それでも貴方は優しい声で1 

2006年11月20日(月) 23時42分
「もうチャイナとは会えないんでさぁ」

いつもの調子にやる気なく、でもまっすぐとアイツはそう告げた。

〜それでも貴方は優しい声で〜

アイツは何やってるネ。

今日アイツは公園に来なかった。

昨日もアイツは来なかった。

その前の日も来なかった。

ワタシに会うのが嫌になった?
あぁ、元から好かれてもいなかったかもだけど。
なんかこう、胸にぽっかりと穴が空いてしまったようだ。
銀ちゃんといても、楽しくない、ゴハンを食べても美味しくない。
どうしちゃったのかな。

ジャピノ漫画 

2006年11月20日(月) 19時18分

夢の中へ 

2006年11月20日(月) 19時15分
「年齢とか、そんなの言い訳にしないで!私はころもじゃないわ!!」

夢に見た。
とても小さな女の子が俺に向かって強く何かを主張していた。
その内容は曖昧で、でも日常の何かだったような気がする。

【】

「あんな子がいつもそばにいたような気がするな・・・」

教室はいつものようにざわついていた。
俺はいつものように一人でぼうっと外を眺めていた。
当たり前の日常、復讐に燃える俺には高校生活なんてものは単調なものに過ぎなかった。
でも今日はなんだか違う、あの夢のせいだろうか。
いつもとは違いなにか言いしえぬものが心の中で渦巻いていた。
そういえばあの子は泣いていたな。
ぼんやりと覚えているのは俺は医者で助手の女の子と二人で暮らしていた事、その女の子が泣いていた事、俺を好きだと言っていた事、そして何かを訴え掛けていた事、そのくらいだった。
夢はよく心の願望を表しているというが。

「俺に幼女趣味なんかないぞ・・・」

女は別にどうでもいいと思っているがあんな小さな子供に好きと言われてはいそうですかと言えるほど人間捨ててはいない。
はっきり言って犯罪に入りそうな程だ。
たかが一度見た夢なのにその日の俺は何故かその事ばかりを考えていた。

「−チャイムがなったぞー、席に付けー」

いつものようにやる気のない先生がが教室にやってきた。
先生が来たというのに教室は静かになる事はない、いつもの事だ。

「今日もにぎやかね」

「え?ああ・・・」


「私、間君の事が好きだよ」

それは突然の事だった。
いつもストレートに自分の気持ちを伝える彼女はこんな




「どっちも同じ私なのに」

「忘れないで、私の名前は----」

「・・・せい・・・先生ったや!」

「え?」

「え?じゃないでしょ!こんなとこで寝てたや風邪引くよのさ!!」

どうやら私は長い夢を見ていたようだ。

「なぁピノコ」

「なぁに?」

「好きだよ」

END

ずっとあなたが好きだった1 

2006年11月20日(月) 19時14分
どうすれば良かったのだろう。
どうして貴方はこんなにも残酷なのだろう。


ワタシには


ピノコには貴方しかいないのに。


【消える事のない炎】

「嬢ちゃんがこの俺に用なんて珍しいな」

「こんにちわ、キリコちゃん」

Dr.キリコの元を尋ねるのはこれが初めてだった。
先生がこの男近づくのを許さなかったから。
そんな事今はどうでもいい。
ワタシは彼にオネガイがあって来たのだから。



「言ったじゃない、ピノコは18歳だって。嘘だとでも思った?」

キリコはくすくすと笑う私を狐につままれたような顔をして見ていた。
ワタシはこの男が嫌いじゃない。
何故なら----


「あなた、ワタシに似てるわ」

「そりゃ光栄で。で、わざわざこんな戯言を話しに来たんじゃないんだろう?」

ピノコはいつもの笑顔で話し始めた。

「あのね、キリコちゃんにお願いがあゆの。ピノコお薬が欲しいよのさ」

「薬?それならあの天才外科医様にちょうだいしたらどうだい?」

「先生じゃだめなの。キリコちゃんにしか作えないわのよさ」

「ほう・・・どんな薬だ?」

「一瞬で・・・そう一瞬で消えてしまう薬が欲しいの」

千匹皮 

2006年11月20日(月) 19時13分
「お前にもいつか本当に愛する人が出来る」

そんな言葉が聞きたい訳じゃなかった。
この想いに嘘偽りがないことなど自分が一番良く分かっている。
どれほどの愛情があればアナタは認めてくれるにだろう。
子供である私はダメだのだろうか。
もし、子供でない私が現れたら・・・アナタは私を愛してくれるのだろうか。
「先生・・何も分かってないよのさ・・ピノコは子供じゃない!」
「いつも言っているだろう、姉さんの身体に18年間いたとしても、お前はこの世に出てまだ数年しか経っていない、まだ世界を知らないんだ私を想うその気持ちは、恋なんかじゃないんだ・・・。」
どうしたら、分かってくれるの?
気が付いたら私は家を飛び出していた。





「本当に覚悟が出来ているのかい?」

「覚悟なんて・・・」

そんなもの等の昔に出来ている。

「でも分かっているだろうな嬢ちゃん、ブラックジャックが嬢ちゃんの身体を大きくしなかったのは臓器が今の身体でないと正常に機能しないからだぜ。
それをむりやり大きくなろうってんだから、無理をしたら間違いなく・・・死ぬぞ?」

それでも今までの関係が一生続くくらいなら。
少しの間だけでもアナタに愛して欲しい。

人魚姫/ブラックジャック・ジャピノ 

2006年11月20日(月) 19時10分
〜Mermaid〜

それも運命なのだと思った。
私の心はいつしか暗い闇に包まれてゆき、そして気づくのだ。
この恋は実る事などないという事を。
想いは海より深く祈りは空より高く。
アナタじゃないのならそっと泡のように消えるわ。

〜Mermaid〜

どうして私だけはみんなと違うのだろう。
姉と一体何が違うのだろうか。
私はもう18にまるというのに見た目は10かそこらの子供のまま。
どんなお医者が見ても原因が分かる事はなく、いつしか私は孤独の中にいた。

「出かけて来ゆ・・・」

「こんな時間に何処に行くの!!待ちなさい!」

別にどうなろうが構わない。
この先もこの身体のまま過ごして行くのだ。
だったらいっその事・・・。

「・・・え?」

暗闇の中歩いていると何かが横たわっていた。
近づくとそれは何かではなく。

「死んでゆ・・・?」

黒づくめの男だった。

02

こうして外に出るのは初めてだった。
こんな身体で学校など行ける筈もなく勉強は家庭教師に見てもらっていたし、裕福な家庭故自分で何かをしなくてもすべて周りの人間がやってくれた。
私は外の世界なんて知らない。
18年間も生きているというのに。
同い年の姉とはずいぶんの違いだ。
こんな生活をずっとしていたのだから今まで恋愛などもした事がなかったし興味も沸かなかった。
いやむしろこんな身体故色恋など諦めていたと言った方がいいかもしれない。

「まだ・・・息はしてゆ・・」

その黒づくめの男は大層な怪我をしている。
街頭の薄明かりだけでも十二分に出血多量だというのは認識出来た。
医者に見せた方がいいというのが誰が見ても分かるがこんな時間に病院などやっているのか。
躊躇していると男が少しであるが言葉を話し出した。

「大丈夫・・?」

「・・・私に近づくな・・・お前もこんな目に・・・」

「で、でも傷酷そう・・・」

「お前には関係ない!!」

「見つけたぞブラック・ジャック!!!お前もこれで終わりだ!!」

「チッ・・・早く逃げろ!!!」

何が何だか分からない。
でもこの男が命を狙われているのは明白だった。

「い、一体なんなのさ!なんで命を狙わえてゆの?」

「うるせーガキだな、お前から殺ろうか」

銃を構えて男を狙っている連中は口封じであろうか私に銃口を向けている。



目の前で何が起こったかなんて理解も出来なかった。
発砲する音が聞こえ、確かに私は撃たれたと思った。
とんだとばっちりである、人が倒れていて、その人に近づいたら他の男に撃たれてしまったのだから。
でも当然にある筈の痛みはなかった。
何故なら倒れていた男が私を庇っていたから。

「手間が省けたな。行くぞ」

そう言って男を狙っていた連中は姿を消した。

「逃げ・・・ろ・・」

そう言ったきり男が動くことはなかった。
こんな人間放って置けばいいはずなのに、何故かそうしていけない衝動にかられた。
自分が助けられたからとかそんな理由ではない。
そして私はこの男が誰かを知っていた。
こうして会う事すら初めての事だったが興味を持っていた。

―ブラック・ジャック・・・連中はこの男をそう呼んでいた。



それからの事は、覚えていない。
自分の何倍もある男を背負い、ふと道でこの男の住所を尋ね、それから私は一体どうやって男の家に向かったのだろうか。


ただ覚えているのは、岬にあったその家は酷く綺麗に見えた事だ。

----

実に滑稽だ。
まったくの見ず知らずの相手をもう何日も看病しているのだから。
当然の事ながら私が此処にいる事は誰一人として知る者はいない。
どうして私はこんな事をしているのだろうか。
自分は行き場所がないから?
一人ぼっちでいるのが怖いから?
考える事すら面倒だった。
いや、愚かな事が頭を過ぎったので考える事すら止めてしまった。
この男はどうやらこの岬の家で独りで住んでいるらしい。
男の事で知っている事といえばお医者をしている事、法外な治療費を要求する事、腕が立つ事。
こんな事しか知らなかったがそれでも私が興味を持つには十分な材料だった。
18年間生きてきていろんなお医者が私の身体を診たが治せる者なの一人としていなかった。
この悪名高いブラック・ジャックならもしかしたら私を治してくれるかもしれない。
初めてこの男の噂を耳にしてからそんな期待を淡くもしていたのだ。
そんな男とあの夜に偶然出会ったのだ。