大阪西成区山王3丁目

April 12 [Thu], 2012, 0:18
私ですか?
高校を出ると大阪の西成で2年、丁稚奉公してました
そこは18才の田舎者が住むにはあまりにも刺激的で
世の中の表と裏を体験した人生で一番価値のある時代となった所
遊廓、赤線街「飛田遊廓(とびたゆうかく)」です。
もち、男ですから女郎には成れなかったので、その方々の憩いの場
髪結い屋(パーマ屋)で、方々の肩もみ、雑談、髪洗いなどををやってました
 朝6時に起き1階〜3階まで雑巾掛け、洗濯干し、店前の水巻
「おはよございます・・・」、「おっすー!」
店のななめ前が鯛よし百番、そのお隣が暴力団勝野組、
そこに同じほどの年で東北から来た組で一番下っ端君とのあいさつです
彼にしてみれば私のほうが下っ端でしょうね、偉そうでした
 朝の新地はすずめの鳴き声が響き、いやな臭いも「安らぎのアロマ」、
寝静まった街は「快楽の裏の顔」遠くで聞える「表社会の雑音」
看板は「料亭街」内容は昔と何ら変わらない「売春街」
 表社会から見れば「女をお金で買う所」
でもここは裏の世界、大阪西成区山王3丁目「飛田新地」
「借金で売られて来た人」「お金で買われて来た人」「生きるため来た人」
ここにお金欲しさに来た人はいませんでした
髪結い屋の大先生に一番最初に聞かされた教えが
「ここわゃな〜、新地とちゃう荒地ゃ でな生きてるもん一人一人が皆タンポポゃー」
踏まれても踏まれても花を咲かせると言うタンポポ、囲いの内側の世界
色町の華やかなバラなんて夢の夢 踏まれて育った小さな花
 朝はタンポポが眠る不思議な時間帯

今もよく夢で出て来ます。
一番良くしてくれたミドリさん、料亭の「花」の方
遠くに自分の子供がいるけど今は会えないと言っていた。
子供の話を良く聞かされたのは、今思えば会いたくて仕方が無かったのか・・・
「今は会えない」は、「この身はもう会えない」と言っていたのですね
子供のために身を殺して、子供だけは普通にと言っていた
表と裏の世界、「表ばかりで、その人のことは分からない」
裏から見れば、「表ばかりで、人は人としては生きてはいけない」と言う事です
昔と何ら変わらない「売春街」、裏から見れば「買われた女の街」
私は裏の方が人としての人情があると思います。重みがあると思います。
そこに住んだ2年間で数多くの人情劇を見て聞いてよかったです
「飛田新地」長く長く続けていって欲しいです
またここの話はすると思います


jimoto3さんから無断ですがお借りしてます
当時はもっと怖い闇の人が多かったけど
マスターでした

おみくじの話

February 24 [Fri], 2012, 21:39
昔の話、年に一度競馬に行っていました
正月の2日は佐賀競馬に行くのが好例の行事でした
朝から迎えの車が来るのです
 「おめでとう御座います・・」さ〜今年も行くか〜 勝てないけど
競馬場に付くと50円玉と赤鉛筆、競馬新聞これを手にします
で私は役者になるのです、なぜかって昔見た正月映画のシーンの中に
暖めたビン牛乳に懐かしいアンパン、露店の様なラーメン店に人集りの予想屋
どれを見てもレトロなこんな感じがあったからです。
 でで、正月そうそう序盤のレースは荒れるので穴買いかな〜と荒れないんですねー
次は本命かなーと・・・荒れるんですねーこれが
馬のする事は分からんですねー 新聞の予想もあてに出来ないす
 でもでも、次のメインレースは誰が見ても絶対本命でしょ、
んなら単勝一等買いの5000円これ行こうかー
 ビビリながら「5000円を単勝で。」差し出すと、たった紙切れ1枚に交換されます
レジの紙くずの様な紙 馬券って小さなごみ紙です
その紙に「神様仏様一生あなた様にお使え致します〜。」パカパパーン〜
おおいよいよです、実はもう後悔してます確率12分の1に ガクガク
「スタートしました・・・」ドドド・・・
馬には先行馬とまくり馬がいます 先行馬はどーっとぶっちぎりだけど
あとで失速してしまいます 買ったのがこれです
「楽勝」と思ったのですが、後から心臓が弾けるかぐらいになります
その恐怖はレースの終盤からです 「来れば2倍 来なければパー」
「なんだ、なんだ」テレビと違い最終コーナーは団子にしか見えません
目の前の大型スクリーンでも頭ほどしかありません 足が寒さと一緒にブルブルです
馬の足音が右からバタバタと近付いて来ます と同時に周りのおっさん達が
わめいています アナウンスも聞き取れません もう訳がわかりません 
「ドドド・・・」とゴールになだれこんだ先頭馬は鼻一つ だが馬の鼻なんてどれも同じ
「わー」と紙が舞います 場内はザワザワカイジ状態です
私はどうやら損は取りも戻した様です、単勝買いで良かった見たいです
荒れたレースが地方競馬のだいごみです
最後に馬券は私にとって リアルなおみくじなのです。

マスターす

運が出た日の話

March 07 [Tue], 2006, 8:20
ニャんニャん
ごぶさたしていると、
「ブログはどうしたんだ!」「休みが長すぎるぞ!」
半ば強制的に書かされております。「はい」
これも皆様のご支援と承っております。「トホホ」
 昨日、朝から母親の電話からの始まりです。
「もしもし、あんた!たまには 親の墓行きなさいよ・・・」
おやじが死んで早2年が過ぎたとです。
眠いのを堪え、花の水替えに行ったとです。
石になったおやじに「何かいい事たのむで〜」
バカな息子がココにも、と言う事です。
帰りしな急に模様して来たとです。
「トイレ・トイレ」、見れば目の前にパチンコ店
「これはイイー」
ウン○が運の気配を感じたとです。これは、まさに「ウン気の予感〜・・・」
久ぶりの「チンコ in 」いやパチンコ入り
「おお〜、やけに車が多いな〜」「いい事あるかな〜」
ウンの臭い、いや運の匂いが立ち込めて来たとです。
中に入るとHGの店員、ゴリ子もおるで・その他・・、
そうなんです!「今日はイベントの日」
「そっかー、よ〜しおもいっきり出したるで〜・・」トイレ・トイレ
「出ケツ!イベントサイズ・・・」ブリ・ブリ
トイレで財布の中に1000円札10枚入れて、残りは絶対使わない様に内ポケットへ
出すもん出したら いざ出陣!「どんな台があるのかな〜」
「おお〜いいのがあるじゃん!」みと肛門、「まさにウンの出どころじゃん」
「これはクサイぞ〜、今日はウンが付いてるぞ〜」そう思ったとです。
世の中そう簡単に運ばないとです。「運だけに」9000円も入れたとです。「あとが無いぞ〜」
「トイレ借りたら1万は高すぎるだろう〜」「さ・・・さ最後」
最後の1000円を入れ最後のリーチが来たとです。
パチンコ台がガサガサ騒ぎだし
「ロ〜ング・リーチ!」おお「がんばれハチ!」
金チョウが固まっていや、緊張が高まって来たとです、  
ドキドキしたとです。
「き!来た〜!」、人生楽ありゃ〜苦〜もあるさ〜
「ええ歌やの〜シクシク・・」ようやく掛かったとです、
それから5連ちゃんも来たとです。
「人生楽ありゃ〜・・・」
5回も聞かされおやじの言いたいことがシミジミわかったとです。
「勝ち逃げせろだな、・・・」パチンコ店に、ウン・だけ残して
人生のいや、運の重みを少しだけ知ったとです。
「墓にはたまに行くか〜」気持ちよくウン・が出た日でした。
おわり

ども、マスターより
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