ノート 

2006年09月03日(日) 0時16分
人生というものを物にたとえるならノートだと思う。
生まれた時は皆同じサイズの、白紙のノートを持っている。
だけど生まれたその瞬間からそれぞれ違う文字を書き記していくことになる。

今が嫌になった時はそのノートを読み返してみると良い
そのノートから、過去の自分、人との繋がり・・・
溢れる思いを感じることができるだろう。
しかし、その1冊のノートには消してしまいたいようなことも
書き記されていることだろう。
だけどこのノートに書かれている過去を消すことはできない。
まるでマジックで書き記しているように・・・
どれだけ消しゴムでこすっても過去を消せるはずはない。

過去の失敗を消すことができたなら・・・・
何度そんなことを思っただろうか。
だけど生きていく中で失敗は避けることができるものではないし、
むしろ経験していくべきことだと思う。
だから過去の失敗を記していくことも生きていく上では大切なことだ。

このノートに日々の経験を書き、ノートを埋めていくことは
生きているということだと私は思う。
そのノートに書き込むことをやめたその時、自分だけの
世界に1冊しかないノートが完成していることだろう。

このノートに記されている1つ1つの言葉を宝物と呼べるように
後悔のない人生を歩み、自分だけのオリジナルノートを作って生きたい。

戻れない 

2006年09月02日(土) 0時15分
過去に戻ることはできない。
今という瞬間を生きるという簡単なようで難しいこと。
人は過去の幸せというものをいつまで経っても手放せないものだ。

あの時のように戻れたら・・・・。
1度失ってしまったモノが、
まったく同じ形で戻ってくることなんてあるはずがない。
モノにしろ、気持ちにしろ・・・・

失う前と、同じ形で取り戻したい。
それが無理な願いなことは分かっている。
だけど今日まで必死に取り戻そうと必死に取り繕ってきた。
けど・・・やっぱり無理だったんだなぁって痛感した。

もう2度と前のようになれることはないんだよな・・・
過去にすがっていたのは自分だったのかもしれない。
せめてこれ以上あなたのこと、傷つけたくないから
もう過去のように楽しい時を求めるのはやめにします。

あの日約束した。永遠というものを証明することはできないかもしれない。
事件の会ったあの日から終わりへのカウントダウンを告げる砂時計が
動きだしていたように聞こえてしまうのは自分だけなんだろうか・・・。

星の数ほどの思い出 

2006年09月01日(金) 0時13分
星はいったいいくつあるのだろう・・・
今この瞬間にどこかで新たな星が生まれては消えているのだろうか

思い出というのはまるで星のようだ。
キレイな光を放つモノ、大きな大きなモノ、闇に包まれたようなモノ
空を見上げると降ってくるような星の光を見ることができるだろう。

過去というものはいつまでも光り輝いていく。
人は過去の思い出というものを美化していくから、
今はその輝きに気付かなくとも時が過ぎれば
まぶしいような光を放つことだろう。

この全てが良い思い出なら良いのになぁ・・・

三度目のトワイライトエクスプレス 

2006年08月31日(木) 15時25分
一面に広がるラベンダー
どうしてもそれが見たいと
突然君は言い出した

桜の花びらが散り始めた頃
僕らが乗り込んだグリーンの列車は
寝台特急トワイライトエクスプレス
子供のようにはしゃぐ君を見て
時が止まればいいと思った

もうダメかもしれない
真っ白の枕についた涙の跡
余命を悟った君の最期の言葉は

もう一度
トワイライトエクスプレスに乗りたかったなぁ・・・

雪の降りそそぐ大地を眺め
あの日のことを思い出す
分かっているはずなのに
十分すぎるくらい分かってるはずなのに
空虚な窓際をつい見てしまう

笑顔で景色を眺めている
愛しい君がいるような気がして

スタート 

2006年08月30日(水) 15時21分
住み慣れた部屋で横になった
当たり前に見ていた白い天井には
もう電球の傘はない

思い出のアルバムもお気に入りのCDも
全部ダンボールにしまいこんだ
残っているテレビとオーディオは
車に乗せて持っていこう

明日の僕はこの場所にはいない
新しい土地で新しい環境で
新しい仲間と新しい道を歩く

大きな期待と少しの不安
複雑な僕に見えてくるのは
光り輝く将来の自分
希望に満ちた新しい世界を前に
体中で燃える大きなエネルギーを感じた

迷える旅人 

2006年08月29日(火) 14時58分
先の見えない真っ暗な道のり
手探りで進んでも立ちはだかる壁
僕はどこへ行けばいい?

どんなにもがき苦しんでも
答えが分からないときもある
どんなに深く悩んでみても
将来が見えないときもある

進むべき方向に迷ったら
座って星空を眺めるといい
何も聞かず何も考えず
ずっと星空を眺めるといい

そのうちきっと太陽は昇ってくる
光が闇をかき消してくれれば
ちゃんと地図は見れるだろ?

心配はいらない
誰にも朝はやってくる
今はただ星を眺めていればいいんだ

故郷 

2006年08月28日(月) 14時53分
鞄を引きずり無人駅の改札を抜ける
そびえる山々には紅葉が色づき始め
頬を流れる風もひんやりと冷たい

反対を押し切って飛び出した二年前
都会の荒波で挫折した娘に
一体何を思っているだろう

ベンチに座りこれからのことを考える
ここに私の居場所はない
でもあそこには戻れない
私の行き場はどこにもない

よく頑張ったね
あんまり遅いから心配したよ
お父さんも喜んで待ってるからね

聞きなれた声に私の思考が止まる
見上げたそばには少し老けた母が立っていて
それを見た私は声をあげて泣いた

長老と少年 

2006年08月27日(日) 13時27分
村はずれの長老の家に
一人の少年が現れた
ひどく汚れた服を着た彼は
扉を開けるなりこう叫んだ

遠く遠く離れた町から
父を探してやってきました
村中を歩き回ったけれど
どこにも父の姿はありません
僕はもう疲れました
このまま町に引き返したら
恥ずべき生き方になるでしょうか?

じっとそれを聞いていた長老は
少年に背を向けたままつぶやいた

疲れたならここで休めばいい
一晩ゆっくり考えてから
結論を出しても遅くはない
恥ずべき生き方かどうかよりも
お前が後悔しないことが大切だ

長老の家で一夜を明かした少年は
夜明けとともに力強い足取りで去っていった
そう
この村で悔いを残さないために


カノン 

2006年08月26日(土) 13時22分
流行りの歌しか聴かない君が
着メロにしてるのは名曲カノン
君らしくないねとからかう僕に
だって好きなんだもんとはにかんだ

すれ違いが目立ち始めた昨年の夏
焦りとは逆に僕らの溝は深まるばかり
ぎこちない食事を終えた君の決断は
離れた方がいいような気がする

初めて二人で歩いた駅前の雑踏を
白い息を吐いて通り抜ける
行き交う人々はみんな楽しそうで
僕の心は孤独でいっぱいになった


車のエンジン音に紛れる名曲カノン
思わず振り向いた視線の先には
携帯を空ける君とは違う女性

カノンに幻を重ねた僕は
寂しさで胸が張り裂けそうになり
逃げるように人ごみを走り去った



21時18分 

2006年08月25日(金) 23時00分
21時18分がタイムリミットだった
君と僕は線路を挟んでホームに立ち
同じ時刻に発射する電車を待つ

一足早く僕の乗る電車が駅に着いた
車両に乗り込み反対側のドアの前に立つ
手を振る君の姿をもっと見たいのに
遅れてきたもう一つの電車がそれを阻む

開いたドアから車両に乗り込んだ君は
いつも僕から一番近い場所に立った
見つめ合う二人の間には二枚の壁
君の手に触れられないのが悔しかった

先に出発したのは遅れてきた君の電車
窓枠に収まった白いコート姿の君が
ゆっくりとゆっくりと後ろへ流れていく
それはだんだんスピードを増していき
赤いテーブルランプしか見えなくなった

あれからどのくらいたっただろうか?
もう別々の道を歩き出したのに
21時18分になると無意識に探してしまう
君のいないホームに
君の面影を探してしまう
P R
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