1994年のセガが発売したゲーム機[セガサターン]だったが、このハード機では
純粋なソニック作品が発売される事は無かった。
その理由は
「サターンのポリゴン表現力では、自分達が納得出来るソニックが作れない」
との声が、当時セガが配信していたFCディスクに収録されている。
※)それでも一応SS作品『NiGHTS』でゲスト出演している
そんなスタッフ達の「願い」を叶えたのが、1998年に発売されたセガの新ハード機
[ドリームキャスト]。
ポリゴン表現力が圧倒的に向上した事で、ソニック初の3D作品が現実となる。
-1998年 『ソニックアドベンチャー』-
ナックルズが「理由も判らぬまま」護り続けていた宝石“マスターエメラルド”。
其れが突如砕け散り、中から謎の液状生命体“カオス”が現れた。
その事件を機に、6人の主人公による物語が幕を上げる―
1998年12月23日、遂に待ち望まれたソニック最新作が発売。
本作品の特徴として、6人の主人公が扱える事が挙げられる。
初期プレイヤーでハイスピードアクションを楽しめる[ソニック]。
ソニックの相棒で、ショートカットコースを探す[テイルス]。
砕けたマスターエメラルドの欠片を探す[ナックルズ]。
敵ロボットに追われながら脱出口を目指す[エミー]。
友達の「カエルくん」を探す為に釣りをする[ビッグ]。
ロックオンシステムによるシューティングバトルを展開する[ガンマ]。
其々が独自の視線で物語を進行するも、要所要所で互いの物語がリンクし、
一方では不明だったキャラ行動の真相が判明したりする。
特徴として、もう1つ挙げられるのが『ビジュアルメモリ』を使用したミニゲーム。
ゲーム本編とは別に存在する、マスコットキャラ[チャオ]育成に役立ち、
友達同士のバトルや繁殖が可能だったり、イベントでは特別な[チャオ]が貰えた。
そして、このゲームで初めてソニックシリーズのキーアイテムとなっていた
『カオスエメラルド』の謎が語られ、密接した関係を持つ『マスターエメラルド』や
其れを守護していたナックルズの使命も明らかとなる。
『カオスエメラルド』を追うソニックとカオス。
「怒り」と「憎しみ」でエメラルドの力を引き出し“完全体”となるカオスに対し、
ソニックは「希望」と「祈り」で力を引き出し“スーパーソニック”となって対峙する。
両者が繰り広げる最後の戦いに待っている結末とは―