腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (2007)

June 18 [Wed], 2008, 17:12


かなり気にはなってたんですが、なかなか見る機会がなくココに来てようやくDVDでの鑑賞とあいなりました。サトエリが気になります(笑)

北陸の山間部の小さな村。両親の訃報を受け、東京から戻ってきた和合家の長女、澄伽。4年前に女優を目指して上京したものの鳴かず飛ばず。それでも自意識過剰な澄伽は、それが自分の実力だとは露ほども思わず、何より妹の清深がしでかしたある事件が原因だと逆恨みしていた。そんな傲慢な勘違い女、澄伽の帰還に、清深は怯えながらもどこか冷めた目で姉を観察、次第に抑えていたある衝動を膨らませていく。一方、兄の宍道も澄伽の傍若無人な振る舞いをおとなしく受け入れるばかり。宍道の妻で度を越したお人好しの待子は、そんな彼らの関係を不思議な思いで見つめていた。 allcinema ONLINEより

タイトルがかなり仰々しいので、どれだけのものを見せてくれるのかと思ったらコレは意外に面白い!
サトエリがはまってますね〜。
女優を目指す超自意識過剰の女、実力も無いのにオーディションでは”本当の私をみてくれてない”などとほざき、妹が書いたマンガのせいで”私は実力を発揮出来なくなった”といって執拗に妹イジメをくりかえす。
こういうヤツは絶対にいるなと妙な納得感があり、感情移入はしなくてもこの後どうなるんだ?と興味津々でラストまで観ることができました。



澄伽の役どころにピッタリですなぁ〜佐藤江梨子。若干セリフが棒読み風なところがあるものの、スタイル抜群で地声が妙に低く、裏表がありそうな雰囲気はバッチリです。
このキャスティングの中で絶妙だったのが兄嫁・待子の永作博美。
この人は面白いですね〜。
和合家のドロドロとした愛憎劇の中で終始ニコニコ(笑)
一番不幸な生い立ちを持っているにもかかわらず、常に前向きでボケ倒す。この人がいるおかげでドロドロ話しに笑いが起きる訳ですね。



不器用で暗く実は一番マトモな様な気がした兄・宍道の永瀬正敏。姉の存在にビクビクしながら優等生振りして実は腹黒い妹・清深の佐津川愛美。
みんなハマリ役でした。

割と全体的に大袈裟な演出がされているので、好みは分かれるとは思いますが、クソ生意気な傲慢女の薄暗いド田舎物語はかなりのインパクトがあり、かなり笑える作品だと思います。(ブラックですけどね)



少しまとまりが無いように見えるところもありますが、ブラックコメディーとしてはかなりの良作だと思いました。

さすがサトエリ、綺麗ね〜。

★★★★★★★★★★

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