遠くからでも感知する

April 08 [Tue], 2014, 17:30
動物は草原やジャングルなど大自然の広い空間を動き回り、生存のために仲間と敵を識別しますよね。鳴き声、匂いなどお互いにさまざまな信号を出して、コミュニケーションを取っていると言われています。脊椎動物が汗や尿に分泌された、たくさんのフェロモン物質を持っているのだが、それを仲間同士が、遠くからでも感知することができるようになっているようです。この機能は、通常の匂いを感知する鼻の機能とは別のところで行なわれていると言われています。香水や花の香りなどの匂いは鼻の奥の上にある、嘆球と呼ばれるところで感知され、さらに脳で分析を受けるのですね。しかしフェロモン物質は匂いがなく、なぜその匂いを感知できるのかというと助鼻器宮を備えていて、この器官がフェロモンを感知しているのではないかといわれているのです。これは匂っているという意識のない感覚であり、それがこういう意識しない匂い、それが第六感として働いている可能性があるようです。人聞にも、鼻の中を左右に分ける鼻中隔の下側にヤコプソン器官があって、無意識の匂いを感知し、使用しているという研究結果があるようですよ。女性の第六感は優れた五感がこのヤコブソン器官を働かせた結果かもしれないわけですね。

概念を産み出す

April 04 [Fri], 2014, 17:40
フロイトにとっては、意識ではなく無意識こそが、グリージンガーらが神経系に認めたのと同等の明確な構造と機能をもつ心的系だった。フロイトによれば、無意識は抑圧された表象からなり、圧縮と移動のメカニズムによってこれらの表象どうしを関係づける。このように生み出された思考は、しかるべき論理的な作業を施せば、意識的な思考へと翻訳されうるだろう。のちにラカンが定式化するように、これはシニフィアンの構造以外の何ものでもない。そしてこのように概念化された無意識を、フロイトは、一八八○年代から九○年代にかけてとくに注目されるようになった新たな疾患、神経症を理解し、治療するための原理として採用したのである。二○世紀の科学や文化にかくも深い影響を与えた無意識は歴史的に形成された概念である、ということだ。無意識とは、ブルジョワ革命を経て、国民国家の形成に力を注ぐ一方、科学技術の進歩を積み重ね、産業革命を経験しつつあったヨ−ロッパ近代の産物なのである。おそらく、他のいかなる時代、いかなる地域にも、この概念を産み出すに足る条件が揃うことはなかっただろう。

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