北京ダックの味わい方

July 28 [Wed], 2010, 14:11

オリンピックに万博と、イベントが目白押しの中国。

中国は四川、広東、上海、北京のいわゆる「中国四大料理」に代表される美食の本場の一つでもあります。そんな中国に行ったら絶対食べたい名物グルメはやっぱり北京ダック。

味わうなら新派か旧派かがポイントです。

いざ食べる前に豆知識を仕入れておきましょう。

そもそも北京ダックはカモでしょうか、アヒルでしょうか?

実はどちらも同じ動物。

英語では共に「ダック」と呼びます。

日本では飼いならされたカモをアヒルと呼ぶのが通説のようです。

一般的に北京ダック用に出回るカモは、北京ダックにするために強制的に餌を与えられ、太らされたもの。

フォアグラのガチョウと同じですね。

現在の北京ダックは二つに分かれ、ややオイリーな伝統スタイルと、オイリー感が少ないさっぱり派があります。

伝統スタイルが食べたければ、「全聚徳」に行きましょう。

100年以上も続く老舗で、各国の政治家が何人も訪れている格式の高さはまさに北京を代表する店。

使うダックは生後40日前後のものなので比較的小ぶりですが、最後の10日に餌をつめこんで丸々と太っているので脂肪がたっぷりです。

寒い北京では脂は冬を乗り切るために欠かせないので、北京っ子は「北京ダックと言えば全聚徳」という人が多いです。

旧派に対し、もっとさっぱりしたライトな北京ダックを推す新派は「大董コウ鴨店」(コウは火偏に考)。

こちらも毎晩、大行列ができる名物レストランです。

ここの特徴はロースト時間が90分と長いこと。

ダックの脂をゆっくりと落とし、皮下脂肪がほとんど見えません。

皮をかじるとサクサクとした軽い食感。

北京っ子は自分が食べるときは「全聚徳」、外国人などを接待するときは「大董コウ鴨店」と旧派と新派を使い分ける人が多いよう。

めったに食べられないものですから、できれば両方味わいたいですね。

P R