エルメスが元祖!定番のファスナーバッグは社長のひらめきから

June 28 [Wed], 2017, 10:43
ファスナーバッグのはじまりは、エルメスのバッグから

現代でこそ、安価なものから高額なものまで、よく目にするようになったファスナータイプのバッグ。誰しも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?しかし、このファスナーバッグ、ずっと前から当たり前のようにあったのではありません。実はエルメスのバッグからはじまった文化なのです。


当時のエルメスの社長が発案

遡ること第一次世界大戦の真っ最中、フランス軍は戦争に馬を用いていたため、当然ながら馬具も必要としていました。エルメスは元々、高級馬具製品を扱っていたということもあり、当時の社長であるエミール・モーリス・エルメスは、革の買い付けでカナダを訪れます。

この訪問の際、エミール・モーリス・エルメスは、軍用車の幌の開閉に使われていた、「ファスナー」と出会ったのです。非常に長けた審美眼を持っていた彼は、この「ファスナー」に目をつけました。

既に、馬車の時代がもうすぐ終わっていくこと、自動車社会が訪れるであろうことを予感していたエミール・モーリス・エルメス。当時エルメスにいた熟練の馬具職人たちの技術を存分に活かして、革製品にこの「ファスナー」、「アメリカ式万能閉じ具」を装着したバッグを生み出すことを思いつくのです。

エルメスの職人たちとファスナーバッグ

元来、エルメスの熟練の職人たちは、馬具製作に関しては最高の技術を持っていました。そのクオリティが、世界各方面から支持されていましたからね。 そのため、このファスナーを組み合わせた革のバッグは、当時は革新的なアイテムとして、たくさんの注目を集めることとなったのです。 そののち、衣服などにもファスナーは用いられるようになります。時代に即すだけではなく、常に未来を見つめているエルメスだからこそ、実行することができたのでしょう。

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