保険と自費の違いはどうなの? 

2006年04月28日(金) 12時11分
歯科の治療は混合診療が認められています。
混合診療とは、保険治療自費治療を合わせた治療のことです。

保険の中に取り入れられていない材料を使用した場合は、自由診療という治療になります。
例えば、ポーセレンの使用や義歯の場合の金属使用や、特別の人工歯を用いると保険だけではできません。
またインプラントや矯正治療なども自費治療です。

では保険治療自費治療とはどう違うのでしょうか。
こういう疑問が出てきますね。
そうなのです、材料が保険の中に取り入れられていないものは保険ではできません。
その代表的なものがポーセレンによる差し歯なのです。
保険に取り入れられているものは硬質レジンというプラスチックの差し歯なのです。

このプラスチックのものとポーセレンのものとでは機能的には何ら問題もありません。
しかし2年とか3年とか経過するとプラスチックのものは変色をしてきます。
少し黄色がかってくるのです。
ポーセレンではそういうことはありません。
これは見た目ということで、食事をしたり発音に関しては何も問題がないということなのです。

つまり機能的には両者に違いはありません。
しかし、長い時間のうちに変色という問題が出てきますから、美しさという点ではポーセレンに軍配があがります。

例えば羊毛のセーターとカシミヤのセーターではどう違うのかというようなことで考えてみればお分かりですね。
保温とか着るということではあまり違いはないですが、使用感とか肌触りとか見た目が少し違いますね。

このように機能的だけで考えるなら保険治療で十分でしょう。
しかし、美しくなりたいとか少しでも高品質のものと考えるのなら自費の治療ということになりますね。
そのあたりを十分に考えてどちらにするか考えてみることです。

インプラントとか歯列矯正については材料の問題と技術的なことから自費診療の取り扱いになっています。
これらのことは次回に詳しくお話してみたいと思います。

矯正のすすめとバランスある栄養 

2006年04月14日(金) 10時15分
子供さんの学力向上を望むのでしたら、歯ならびを見ていただきたいと思います。

子供の頃からフッ素入りの歯磨き剤を用いれば、虫歯は大幅に減らすことができます。
しかし、歯ならびは遺伝と毎日の習慣とが絡み合った形でできてきますから、その区別が難しい面があります。
歯ならびのために悪い行為を止めるに越したことはありませんが、その原因となることにそれぞれの事情があったりしますから、そのことも考えてゆくことが必要ですね。

たとえば、指しゃぶりは出っ歯をつくりますし、柔らかいものばかり食べると顎が発育しません。
歯が出来る頃、高タンパク質のものをとると歯が大きくなります。
その時に顎を大きくしないとガタガタの歯ならびになるのです。

このため、カルシウムを十分にとり、顎の発育に備えることが大切なのですが、現代の食事では概ねカルシウムを取るのが不足気味になっています。
カルシウムが不足するならサプリメントを使用するのも一つの考え方ですね。

ともかく学力向上のためには歯ならびが大切なのですから、悪い所があれば、早めに治しておくことが必要になりますよね、

歯を抜かない矯正が完成していますから、歯を抜かない矯正を行なうことをおすすめしたいと思います。

奥歯は人を賢くする 

2006年04月12日(水) 10時50分
前歯は顔立ちをよくし、美人を作り出します。
もちろん発音にも大きく関係してきますから、美しい声というのも大切ですし、よく分かる切れのよい発音も大切なことです。

しかし、それに劣らず奥歯も大切なのです。
前歯部分が、美、知、艶を演出しますが、奥歯は能力を引き出す作用と、精神の安定と何でもおいしく食べることができるということが役目でしょう。

スポーツにしても、勉強の学習能力にしても奥歯が中心になっています。
オリンピックで金メダルや銀メダルを取る人の奥歯はピッタリと咬み合っていて、それこそ驚くほどの良い咬み合わせをしています。

咬み合わせとは奥歯のための言葉であって、前歯の咬合という事は言いません。
それは役目が違うからで、歯の形も違います。
前歯は、シャベルのような形をしています。
それは咬む為ではなく、切る為の役目をしているからです。
前歯は、専門用語では中切歯とか側切歯といいます。
中咬歯というようなことは言いません。

これに対し、小臼歯、大臼歯というのは、臼の形をしているということで、咬むところが平らになって存在しているのです。

だから、臼歯部で咬むこととは臼ですりつぶすということになりますね。
顎を支えているのも臼歯部です。
精神の安定は顎が安定していることですから、臼歯部、つまり奥歯の役目なのです。

ここでよく分かっておいて欲しいことは、奥歯がしっかり咬んでないとすばらしいスポーツ能力や学習能力は発揮できないという事です。
それ程奥歯の咬み合わせは大切なのです。

前歯は美の中心 

2006年04月11日(火) 9時54分
前歯の役目は美の中心にあるということでしょう。
顔の主役が歯であり、唇であり、口元であるわけです。
いくら顔立ちが良くても、笑ったとたんにムシ歯であったり、歯がガタガタの乱杭歯では台無しです。
ましてやプア〜と口臭が鼻につくようでは百年の恋もうんざりすることになるでしょう。

それ程、美と知と艶を演出するのが口元ですから、口元に無関心ではいけないと思いますね。

第一印象は非常に大切です。
見た目の次は、会話に入りますね。
この時、主役は口元なのです。

写真にしても、口を閉じた写真より、すてきな笑顔の人に好感が持てますね。
この好感を与えるのは会話であり、笑顔ですから、この両方をゲットするためには美しい歯ならびが必要になるのです。

アメリカではビッグスマイルとかフルスマイルという、白い歯がたくさん見えるのが活発で健康的で美しいとされています。
日本でもその傾向にあります。
口元を手で押えて笑うという方法はインターナショナルではありません。
世界に通用するビッグなスマイルこそ必要なのだと思いますが、どうでしょうか。

歯の役目は存在感 

2006年04月10日(月) 13時55分
健康な心と身体は口腔からと言われますが、そのとおりですね。
口腔というと少し難しく聞こえますから歯といったらよく分かると思います。

歯の役目はいろいろありますけれども、前歯と奥歯とでは役目が違うのです。
その違いをよく知っておかなくては、学業やスポーツの能力の劣る子どもをつくったり、老人になると少しボケが入ったりしますから、見た目だけでなく、機能的なことも考えておく必要がありますね。

前歯にばかり目がゆきがちですが、奥歯も大切なのです。
そこでどう役目の分担が行なわれているかを考えてみましょう。

口は顔の正面に位置していますから、耳などと違います。
顔の中でも鼻と口は顔の中心に位置していますから、目とも少し違いますね。
目と口で三角形をつくり、その中に鼻があることになりますが、一番運動をし、動く部分が口元なのです。
口元は表現豊かな部分で、しかも発音の中心にもなっている多機能な分野なのです。

顔の主役が口元であり、歯ということです。

このことが良く分かっているのがアメリカ人ですから、歯を非常に大切にするのです。

フッ素は歯周病も防ぐ 

2006年04月07日(金) 12時56分
フッ素はカルシウムとくっついてフッ化カルシウムという非常に硬いものになるわけですね。

歯の表面は、エナメル質というほとんど100%カルシウムのもので守られています。
ところが、カルシウムの弱点は酸に弱いということです。
ムシ歯菌と言われているものは、乳酸菌の一種で、ミュータンス菌と言われています。
乳酸菌ですから、乳酸を作りますが、この酸がずっとくっついているとエナメル質に穴があいてムシ歯になるのです。

フッ素はエナメル質のカルシウムとくっついてフッ化カルシウムになりますが、これは乳酸菌の酸ぐらいでは穴のあかない丈夫なものになります。
鉄の鍋はさびますが、ステンレスになると錆びないのと同じようなものだと思って下さい。

このような変化をさせるのが、フッ素です。

歯は歯槽骨という歯に植わっています。
骨はカルシウムが多くあるところで、骨のカルシウムがなくなるのが骨粗しょう症ですし、歯に関しては歯周病なのです。
フッ素を飲むと歯周病にならなくなるのはムシ歯と同じ原理なのですね。
歯のまわりの骨が硬く丈夫になるからなのです。

このようにフッ素はムシ歯も歯周病も防ぐすばらしいものなのです。

フッ素入り歯磨き剤が良い 

2006年04月05日(水) 9時52分
水道水にフッ素が入っているアメリカ人はムシ歯がないということはお分かりいただけたでしょうか。

しかし、日本では水道法によって禁止されていて、水道水にフッ素を入れることができません。
そこで活用したいのがフッ素入りの歯磨き剤の使用と、フッ素入りの洗口剤です。

アメリカでは水道水にフッ素が入っているにもかかわらず、サプリメントとしてフッ素の錠剤を呑むのが大流行です。
フッ素抜きにして、ムシ歯予防の話をしても貧しいムシ歯予防の話になってしまうのですね。

それというのもフッ素はムシ歯予防には確実に効果があるということが判明しているからなのです。
フッ素はカルシウムにくっついて、フッ素化カルシウムという大変硬いアパタイトになるのです。
こうなると少々のムシ歯菌の出す毒素ぐらいでは歯に穴が開きません。
つまりムシ歯にならないわけです。

歯自体が大変強いものになったわけですから、矢でも鉄砲でも持って来いということと同じようなことですね。
歯が立たない歯になるわけですね。

ムシ歯予防の決め手のフッ素 

2006年04月03日(月) 10時27分
1980年代になってアメリカではムシ歯がなくなってしまいました。
あの科学好きのアメリカですから、フッ素の研究を突き詰め、水道水の中にいくらのフッ素を入れたらよいということを調べたのです。
今ではすばらしい効果をあげるにはどうしたら良いかということが全て解明されています。

専門的になりすぎるので、あまり細かい数字は並べませんが、アメリカではコンピューターでフッ素の濃度をコントロールして水道水に入れているのです。
それというのも水道水の温度によって濃度を調整する必要があることが分かったからです。

日本では水道法という法律があって、その法律によってフッ素を入れることができないのです。
本当に残念なことですが、今のところ仕方がありません。

ところで面白いデータがあるのです。
沖縄はアメリカの基地があることで有名ですが、沖縄の人が飲む水道水とアメリカの基地内の水道水とは別になっているのです。
日本の水道水にはフッ素が入っていませんが、アメリカの基地内の水道水にはフッ素が入っています。

その結果はどうでしょうか。

アメリカ人の子供のムシ歯は沖縄人の子供の6分の1なのです。
フッ素が入っているだけで日本人の6分の1になってしまうという面白い、すばらしいデータですね。

フッ素でムシ歯予防ができるということです。

アメリカではムシ歯がありません 

2006年04月01日(土) 10時43分
ムシ歯大国日本ということであって、アメリカではムシ歯が非常に少ないのです。
えっと驚かれるでしょう。

でもアメリカ人って、甘い物が好きで、コーラはがぶ飲みするし、アイスクリームも大量に食べますね。
チョコレートだって大好きですよ。
そんなに甘い物をたくさん食べてもムシ歯がないなんてウッソーと思われませんか。
しかし、それは本当なのですね。

アメリカもかつてはムシ歯大国でした。
世界で最初に歯科の学校ができたのもアメリカですし、現在の日本の歯科大学で教えていることも、ムシ歯の治療の方法などもアメリカ生まれのものがほとんどです。

アメリカもこのようにムシ歯の人が多くいたのですが、現在は非常に少なくなっています。
その原因は何だと思いますか。

その答えはフッ素にあるのです。
アメリカの水道水の中にはフッ素が入っています。
1960年代に始まり、1980年ごろにはほとんどの水道水にフッ素が入れられるようになったのです。

その効果は大変なもので、あっという間にアメリカから新しいムシ歯が消えてしまったのです。

歯は抜かないこと 

2006年03月25日(土) 10時22分
歯の治療は歯を保存して、治して使えるようにすることが基本です。
ほとんど95%以上の歯は抜かないで治すことができます

歯が痛いから抜くなどというのは、とんでもない誤りです。
歯が痛いということは、「まだまだ使えるから今のうちに治しなさい」という合図と思ったら良いでしょう。

痛いということのほとんどは歯の神経の炎症か歯ぐきの腫れたものです。
歯の神経の炎症も90%以上は神経を取らなくても治せるでしょう。
痛みもすぐに取ることができます。
痛みを取ってもすぐ次の治療、つまり虫歯の穴を埋めるということをしておかないと痛みが出てきます。
穴を埋めるということまでは必ずするということです。

私の治療では1回か2回で終了するのがほとんどです
歯ぐきの腫れたものも、切開すれば1日で痛みは取れます。
このように歯が痛いというものでも1回の治療で痛みは取れますし、2回で穴の開いたところを詰めて完了です。

歯を抜かなくても速く治ると考えると良いのです
P R
☆プロフィール☆
グッドな矯正医
国立東京医科歯科大学卒・医療法人理事長
全国歯科医に矯正セミナー塾を毎月新大阪で開催
歯科関係著書10冊以上・その関係の論文多数
2006年04月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:goodsika
読者になる
Yapme!一覧
読者になる