インナーフリース兼アウターソフトシェルの両刀使い Arc’teryx Acto MX Hoody

October 23 [Wed], 2013, 15:50


ポイント
1.インナーフリースとしても、アウターソフトシェルとしても使える

内側はグリッドロフトで、ポーラテックなどと同じように汗を吸って乾かす素材であり、ロフトとロフトの間にも空気をため込むので上に何か防風性のあるものを着ることで保温できる。
しかし、表地は通気を40%程度減らすようなショーラ−のソフトシェル地になっているので、単体でもある程度の保温は期待できる。例えば、気温15℃で衿シャツの上に着てクロスバイクに乗った時に、若干スースーするけど、寒くもなく熱くもないという絶妙な体温調節ができていた。

従来のソフトシェルの問題点

 ソフトシェルでもそういう現象は起こるが、風通しのよいソフトシェルは保温性がほとんどないので、風が吹くなか山を歩いたり、自転車で風を受けながらも高速スピードで走るときは寒すぎるという事が起きる。防風性の高いソフトシェルも熱すぎる場合が多い。また、汗をかいて濡れた場合に、シャツにべったりと接触してしまい、濡れたシャツを2枚着ている状態になことで乾かず冷えがなかなか抜けない。特に登りで汗をかいて、稜線にでる行程で寒気を感じやすく、防水シェルの方が疎水性がある分ソフトシェルよりマシだったとなる。つまり、疎水性の高いアンダーを着ているか、ノースフェイスのFLASH DRYのような速乾でべたつきにくい素材を使っていれば防風性が高くて熱くなったせいで汗をかいても寒気を緩和できる。そうでないソフトシェルは暑すぎるか、寒すぎる状況をつくってしまう。

グリッドロフトのフリースと薄いソフトシェル2枚持って行けばもちろん、脱ぎ着して細かい調整はできるがちょっと重い。しかし、夏山ではフリースとシェルだけで足りるので、この2枚持ちは冬を想定することが多いのではないだろうか?ならば、冬の山ではシャツの上にグリッドロフトの薄手フリース(Cap 4, Powerdry grid Hoodyなど)だけでは寒さに対応できない事が多いので、必然的に2枚より一体化したActo MX の方が使いやすい。

サイズ感について

Arc’teryxのウェアは標準のAthleticサイズだと日本サイズより2まわりほど大きい。Acto MXはTrim Fitなのだが、Endorphinシリーズと違いAscentは冬用なのか動きやすさのためなのか、なかにインサレーションウェアが着れるくらいの余裕がある。172cm,65kg肩幅狭い私で、Acto MX SサイズならばAtom LT Hoody Sサイズが中に着れる余裕がある。通気性のあるActo MXをアウターで着ても寒さ対策にならないので、ワンサイズ落としてWomen’s Mサイズでジャスト目に着た方がフィット感があって使いやすかった。シェイプが特に個人的に好きであるし。



Men’s  Heron ,Tobiko 。この写真より実物は色が濃いが、ハードシェルのようなvividなTobikoではない。














Women’s Heron, Mango Tango なぜか写真がでかい・・