劇団☆新感線の『吉原御免状』を観に梅田芸術劇場へ。
観劇には最適な、真ん中あたりの列だったのですが、
真横の通路を挟んで斜め前の席に、主宰&演出"いのうえひでのり氏"が。
なんか緊張する。反応も気になるなあ。
大阪初日だし、関係者らしき人が多いような。もしや周りも家族席なのか?
東京公演の感想や新聞記事をみると、前評判が微妙。
いつもの劇団☆新感線とは違い、大人な新感線で、笑いがないとのこと。
原作もかなり残酷で哀しい話だったから、それは覚悟のうえ。
いよいよ開演。
オープニングからセットが豪華絢爛!吉原ですから。
いつもタイトルがいろんな演出でバーンと出されるのだが、今回のも派手!
回り舞台で、巧みに移り変わる吉原の景色は、文章で表現するのが難しい。
俳優陣では、松永誠一郎役の堤真一のキレが素晴らしかった。
二刀流の殺陣は惚れますね。さすが、元JACとでもいうか。
褌姿、着物のすそをはだけた時の足がカッコ良すぎ。
鍛えられたシャープな姿。女子はみんな虜です。断言。
花魁 勝山役の松雪泰子は綺麗。女優の綺麗は別格。
誠一郎と勝山の見せ場のシーンでは胸が熱くなった。
しかし、役とはいえ、古田新太にあんなことやこんなことを…。大変だわ…。
そして、新感線役者陣。
古田新太と橋本じゅんの笑いを押さえた芝居だったのが悲しかった。
このふたりだったら最強の笑いが取れるのにな。
そのぶん、梶原善(客演)と高田聖子が笑わしてくれた。
河野まさと、粟根まこと、右近健一、インディ高橋、吉田メタルあたりは、
姿を見ただけで、「あーっ。新感線だあ」って、ホッとするわ。
藤村俊二も素敵だったが、台詞がところどころ危うい感じだった。
オヒョイさんは、居てくれるだけで良い感覚ではあるけれど。
『吉原御免状』は、いつもより重く、悲しい場面や、残酷な場面も多かった。
でも、前評判よりは、笑いも所々に入っていたし、そんなに違和感も無かった。
「野獣郎見参」や「髑髏城の七人」と比べるからだよ。原作が違うもん。
カーテンコールでは、客席ほぼ全員がスタンディングオベーション。
堤真一が投げキッスをしてくれました。
ええ、私にだと思ってます。あいたた…。