2012年1〜3月にかけての SEO 大規模順位変動まとめ〜これまでの一般的な外部リンク施策は見直しが必要!?〜

September 26 [Tue], 2017, 21:25





すでに気づいているかもしれないが、2012年1月下旬より業界を問わずキーワード、Web サイトにおいて大幅な順位変動が起きている。

これまでの小規模な順位変動の場合、SEO 内部施策および SEO 外部施策が満遍なくできている Web サイトにおいては、大きな順位変動は見受けられなかった。しかし今回は、これらの Web サイトでも大きな順位変動が起きているケースが散見される。

Google が2012年2月27日に発表した「Search quality highlights: 40 changes for February(サーチクエリハイライト:2月に実行された40個の変更点)」(※1)より、大きな順位変動に関連しそうな項目(リンクに関わる項目)を一部抜粋し、今回の評価変更となった内容(可能性)を考察する。

■Link evaluation(リンクの評価)について

“We often use characteristics of links to help us figure out the topic of a linked page. We have changed the way in which we evaluate links; in particular, we are turning off a method of link analysis that we used for several years. We often rearchitect or turn off parts of our scoring in order to keep our system maintainable, clean and understandable.”
ハイパーヴェノム3-アンダーアーマー バッシュbr />「私たちは、しばしばリンクの特性を使用し、リンクを受けているページのトピックを判断している。私たちはリンクの評価に関する手法を変更した。具体的に言うと、数年間にわたり使用してきたリンクの分析方法の使用をやめた。私たちはしばしばシステムをクリーンかつ分かりやすく保つためにスコアリングシステムの再構築や、停止をすることがある。」

今回の発表では、リンクに対する具体的な評価の変更点は記載されていない。そこで、以下のように評価変更の可能性を考察してみた。

日本を含めたアジア圏では、米国をはじめとした欧米諸国に比べ、まだまだ粗雑なリンクの獲得を主とした SEO 外部施策が一般的に利用されている。そこで今回、日本を中心としたアジア圏で大きな順位変動が起きたことから、そうした粗雑なリンクに対する精査であったと考えることができる。

加えて、粗雑なリンクであっても、リンクの数としては1本であることに変わりはないが、Google が発表した「数年間にわたり使用してきたリンクの評価に関する手法を変更した」という内容を勘案すると、仮にこれまでは大きくリンクの「数」と「価値(質)」の2つに大別されていたリンクの評価が、比較的安易に粗雑なリンクを獲得できるようになったことが考えられる。

そこで、「数」における評価のウエイトを下げ、「価値(質)」に対する評価のウエイトを上げた場合、粗雑なリンクに対するこれまでの評価が無効化または減点される。その結果として、多くの Web サイトにおける検索エンジンの評価の変動が同時に起き、今回のような大規模な順位変動の一因となったのではないだろうか。

そもそも、リンクにおける「価値(質)」とは何を指すのだろうか? 筆者は「価値(質)」は下記の4つであると考える。

?情報の質
→情報の信頼性、早さ

?記事の質、サイトの質
→文章力、デザイン、レイアウト、誤字脱字

?サイトの権威やブランド力
→著名なメディア、読者の多いサイト

?自作自演でないユーザーのレコメンド
→第三者ブログ

では、「価値(質)」の高いリンクを獲得するにはどうしたらいいのだろうか? 方法としては、海外におけるリンクビルディング手法で一般的に提唱されている下記のような方法が挙げられる。

?ユーザーにレコメンド(リンク)されるコンテンツ、ツールの公開
→ユーザーの利用機会が増えることでレコメンドされる可能性が高まり、自然発生的に自作自演ではないリンクを獲得することができる。

?著名メディアからのレコメンド獲得
→有益であり、かつ人気のあるコンテンツは検索エンジンからの評価の高い著名なメディアで紹介される機会も増えることによりレコメンドを獲得できる。

ユーザーおよびメディアからレコメンドされるには、レコメンドされるための有益なコンテンツやツールの公開が必要だろう。

ユーザーにとって有益なコンテンツの作成および仮にもし現在外部リンク施策を実施しているのであれば、早急に現在の主要キーワードの検索順位と施策内容を確認し、方針転換が必要かどうかを確かめるべきであろう。

※1出典:Search quality highlights: 40 changes for February

(執筆:アウンコンサルティング株式会社 マーケティンググループ)