正義とは何か?

September 01 [Mon], 2008, 16:39
 さまよう刃

著者:東野 圭吾

発行:朝日新聞社

            私の満足度:



久しぶりに東野さんの本に戻ってきました

しかし、かなり重い話・・・

でも、すごく考えさせられる内容でした。



子供が殺されたら・・・

犯人を殺したいと誰もが思うだろう。



しかし、法律はそんな被害者よりも犯罪者を庇う。

犯人が未成年である場合は特に・・・。


そんな法律に私たちも普段は同調しているけれど・・・

いざ、被害者の立場にたったら・・・

この被害者の父親のような感情になるのは当たり前だと思います。



不良少年たちに蹂躙され死体となった娘の復讐のために、

父は仲間の一人を殺害し逃亡する。

世間の考えは賛否が大きく分かれ、

警察内部でも父親に対する同情論が密かに持ち上がる。



警察や法律=正義ではないんですよね

でも、復讐も正義かと言われると今の平和な生活の中では・・・

分からなくなってきます



うちの主人はこれを読んで、

娘が殺されたら絶対に自分の手で犯人を殺す!!!っと言うています。

その一方で、子供らにも人を殺すようなことがあれば、

パパがお前らを殺すからな。っと・・・

ちょっと恐ろしい話になってしまいましたが・・・(苦笑)



でも、それくらいの気持ちを持っていることは大事なのではないでしょうか。

日に日に殺す殺されるの犯罪が増えてきているように思います。


殺すヤツが一番悪いんだけど、

それがどれだけ周りの人を苦しめるのか・・・

その気持ちを知るって事は大切だと思います。


そして、ひとつしかない「命」・・・

大切にしたいものです

神様は読んではいけません!

April 23 [Wed], 2008, 14:02
 
 アヒルと鴨のコインロッカー

 著者:伊坂 幸太郎

 発行:東京創元社

 私の満足度:



鳥好きの私・・・ 題名につられて借りてみたんですが・・・(笑)

残念ながら、思っていたようなお尻をフリフリ歩くようなアヒルも、

池に浮かんでいる鴨出てきませんでした(^∀^:)

でも、読み終わってみるとな〜るほど



伊坂さんの作品って活字でしか味わえない楽しさがある

そして、毎回驚きがあり、変人が出て来ますね(笑)

今回は、どんな女も落としてしまう、超美青年の河崎

私も一度お目にかかりたかったな

うどんほどは白くないけど、みんながビックリするほど色が白く、

抑揚のない喋り方をするペットショップの麗子さんも気になったけど(笑)

みんな個性的で楽しい面々でした


物語は、いきなり書店で広辞苑を盗む話から始まります。

相変わらず変な出だしです。

話は、その現在と2年前の出来事が交互に語られていきます。

次第に話が交わってきて・・・


ドッカーン


すっかり騙されてました (◎o◎)!

ああ〜そっかぁ〜。

んで、んで???

という感じで、後半は一気読みっっ


タイトルの意味が分かるとちょっと泣けてきました

動物虐待など、考えさせられることもあり・・・

悲しい物語だけど、その中に優しさが溢れている・・・

今まで読んだ伊坂作品の中では、これが一番好き鴨(*´ー`)b

恐るべし白鳥(^∀^:)

April 11 [Fri], 2008, 17:13
 
 チーム・バチスタの栄光

 著者:海堂 尊

 出版:宝島社

 私の満足度:



【作品内容】
東城大学医学部付属病院にはバチスタ手術という心臓手術の専門チーム
「チーム・バチスタ」があり、次々に成功を収めていた。
だが、そのチームに立て続けに三件の術死が起き、
内部調査を依頼されたのは外科オンチの万年講師・田口。
術死は事故なのか、殺人なのか‥‥。
第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。



流石、「このミステリーがすごい大賞」になっただけあって、とても面白い作品でした

術死は事故か?殺人か?

刑事もので言うアリバイ調査のようなことを、血を見るのが怖い、心臓外科には

全く精通していない医師が聴き取り調査をします。

医学用語もたくさん出てきますが、主人公が外科オンチなので、

素人の私でも難なく読むことができましたw



何よりも、登場するキャラクターがみんなユニークなので、

医療物の堅いイメージは全くありませんw


中でも、一番は後半から登場する厚生労働省の役人、白鳥圭輔。

かなり強烈なキャラクターです(^∀^:)


役人と思えないかなり失礼な言動で、主役の田口先生も食い尽くしていく・・・

その様子は、まさにブルドーザー(((((((((TロTノ)丿うわぁ〜

ロジカルモンスターと言われる彼は、独自の論理を繰り出し、

バチスタメンバーの別の顔まで露にしてしまいます!!!!!

田口先生がゴキブリを連想した白鳥は、

実際にはあまりお目にかかりたくない人物ですが・・・

本で読む分には楽しいです(*^∀^)σ ブハッ


現役の医師が描く医療ミステリーと名を打ってあるだけあって、

医療現場がリアルに表現されています。

にもかかわらず、素人にも分かりやすく描かれている所が上手いなと思った作品でした。



しかし、やっぱり私・・・日頃、海外ドラマばかり見ているせいで

『ER』や『CSI』や『グレイズアナトミー』をLINKさせながら読んでしまいました(^∀^:)

グレイが心臓持って居眠りしちゃったのは、心臓バイパス手術だったけど(シーズン1 第5話)

心臓が再び動き出すのを待つ感じってあんな感じなんだろうなぁ〜とか・・・

CSIマイアミに出てきた、画像解析が出てきた時はちょっと興奮!!!!コレハ━(゚∀゚)━ッ!

おぉ!!これホレイショに言われてアレックスがやってたヤツやん!!!!(シーズン3 第65話)

あの時も遺族が解剖を拒否したから、画像解析をすることになったんだよなぁ〜etc...

でも、医療現場も捜査もお国が違うと変ってくるんですね


以下ネタバレになるので読んだ人だけ反転してください。


氷室は逮捕されたけど、一件しか証拠が立証できないから、

数年で刑務所からは出るのを聞いて、

思わず・・・アメリカなら、絶対に遺体を掘り起こして再調査するのに・・・と

悔しい気持ちでいっぱいになりました(≧ヘ≦)

実際に日本でこんな事件が起こったことがあるのかどうかは知りませんが・・・

国が違うと刑の重さも変ってくるのに驚くと同時に恐れを感じました



日本では仕方なのないことなんだろうけど、

最後のこのオチがなんか納得いかなかったので☆ー0.5です

医療過誤や医療制度など、このことも含め

現役医師ならではのメッセージも強く感じられた作品でしたw




そして、この作品、先日、映画にもなりましたね・・・映画『チーム・バチスタの栄光』

でも、読み終わってからキャストを見てたらかなりショックでした

イメージしてた人物とかなり違う

何で日本の映画で変人と言うたら阿部寛なの!?(-"-;)

しかも、麻酔医の氷室がココリコの田中って・・・話が変ってくる気がする

まだ、許せるのは藤原看護師役の野際陽子くらいかなぁ・・・

原作を読んでしまうと、仕方のないことだけど、

今回はあまりに違いすぎてちょっと見る気がなくなりました


まぁ、見ないからいいんだけどね・・・

っと言いつつ・・・私がイメージしてた白鳥はもっと小太りで、眼鏡かけててさぁ・・・

っとブツブツ言いながらネットサーフィンしてたら・・・

このサイトを見てビックリしました

だって、まさにこの人!!!と思わず指さして叫んでしまうほど

似てる人が載っていたんだもんw(゜□゜)w

なんと、作者の海堂さんでした!! 白鳥は作者だったのか 

な〜るほどねぇw 

阿部寛を見た後だったので、どこかホッとした気分になりました(;⌒▽⌒A

人との繋がり

March 28 [Fri], 2008, 22:37
 
 ラッシュライフ

 著者:伊坂 幸太郎

 発行:新潮社

 私の満足度:



伊坂さんの小説を読み漁っております


う〜ん、これは上手いっ

構成が緻密で素晴らしいw


それぞれの人の人生がうまく絡み合う。

最後、それぞれの物語がカチっ!カチっ!と嵌ったとき

なんとも言えない爽快な気分になりました


これだから、小説は面白いんだよなぁ(*´▽`*)

映画も好きだけど、活字でしか味わえない面白さがここにある。

何で字読んで面白いの??って人にお勧めしたい。

グダグダ言わずに読んでごらんなさいよw ね?



読み終わった後、表紙の絵の見ながら、

私はどこにいる人なんだろうと考えた・・

たぶん螺旋状の人の中に混じってるんだろうなぁ〜と思う。


人との繋がりって面白いなぁ〜っと思った作品。

さっき道ですれ違ったおじさんの人生に私もちょっと絡んでいるんだよな・・・と

思うとすごく不思議な気分になる。




【BOOKデータベースより】
解体された神様、鉢合わせの泥棒、
歩き出した轢死体、拳銃を拾った失業者、拝金主義の富豪―。
バラバラに進む五つのピースが、最後の一瞬で一枚の騙し絵に組み上がる。
ミステリを読む快感と醍醐味がここに!新潮ミステリー倶楽部賞受賞第一作。

爽やかな死神

February 02 [Sat], 2008, 15:46
 死神の精度

 
 著者:伊坂幸太郎

 発行:文藝春秋

 私の満足度:





初めて読んだ作家さんの本にしてはすごく楽しかった



題名の通り、死神が主人公のお話

でも、この著者の創り出した死神は私の中にあったイメージよりも怖くない。

スーパーナチュラルに出てきた死神は精気をスーっと吸い取り、

見た目も血の気がなくて恐ろしかった

でも、この死神は私たちと同じような格好をして街をうろついている。

そんでもって、異常な程に音楽が好き

ジャンルを問わずに「ミュージック」を求めて

CDショップの試聴機に入り浸るが何よりの楽しみらしい



こんな死神なら逢ってみたいような気もするのだけど・・・(笑)

彼らの仕事は病気や自殺以外の事故死や突然死を決定すること

7日間対象となる人を観察し「可」もしくは「見送り」を報告する。

「可」と判断された人は8日目に死神に見守られ亡くなってしまう。

やっぱり近寄っては来て欲しくない存在だな



でも、第三者として、この死神が調査した6人の話を

読んでいるのはなんか楽しかった

死神視点で文章が書かれているので、私たちが当たり前のように

知っている事を知らなかったり、人間らしい感情ってものを 一切省いた、

会話を繰り出す様が人間から見るとバカバカしくて面白い(*≧m≦) プッ  


「旅行とは何だ?」

「実は癌だったんだ・・・」「Gun??」 etc...(笑)



調査した6人の話が短編形式で書かれているのだけど、

微妙に繋がりもある一つのお話。

個人的にはヤクザと死神のやりとりが滑稽だった「死神と藤田」が

読んでて一番楽しかったけど、

最後の「死神対老婆」を読み終わったときは思わず、

う〜ん!!上手い!!と叫んでしまった

最後はすごく清清しい気分になったし、満足できたお話でした




「死」を扱った本ってどうしても暗いイメージがある。

でも、この本は主人公からして死に結びついているのに、

なぜか暗いイメージがなく明るい気分にさせてくれるので好き


「生きているとイイことあるよ

と死神を通して著者が言ってる気がする




このお話、3月に映画にもなるそう。


Sweet rain 死神の精度

死神役は金城武さん。ウ〜ン。。。って思ったけど・・・

予告MOVIEを見たら結構嵌ってるかもw

ただ、私の中のイメージよりも映像の雰囲気が暗かったのがちょっと気になる・・・

死神をイメージして暗い映像にしたのかな?



映画も海外ものを見る機会が多いけど、 本を読むと日本映画も見みたくなります。

これを機にこの作家さんの本も読み漁ってみようかな(*´ー`)ノ

アホすぎるけど笑っちゃう(笑)

November 20 [Tue], 2007, 16:10
怪笑小説
 
著者:東野 圭吾

発行:集英社

私の満足度:
 

この おっさん  作家さん こんなこと考えて生きてたんやぁ(*≧m≦) プッ 

っと思うと余計に笑いが込みあげてきてしまった(笑)


あの理系作家、東野圭吾が

こんなブラックユーモア満載の短編集も書いている


東野さんのミステリー系ばかり読んではる方にはビックリだろうが、

以前「たぶん最後のご挨拶」を読んで、この作家の本質を見てしまった

私には、大阪のアホなおっさん像が更に増幅した感じだった(失礼!笑)


やっぱりこの人は関西人である。

笑いの血は脈々と彼の血管を流れ続けているのだなぁー

っと思わずにはいられない(笑)


「怪笑」と題打ってあるだけあって、

登場する人たちはどの人もちょっと怪しい・・・

でも、それがまたクスッと笑わせてくれる(*≧m≦) プッ  


そして、お話のあとがきとして東野さん本人から解説があって

作品ができた経緯や、想いが書かれているのだが、

なんか東野さんの言い訳っぽくってまた面白い(≧∇≦)プププっ!!



短編だし、移動中にちょっとした感覚で読むのに適している本だと思う。

でも、電車の中とか人が多いところでは変な顔を見られる事になるので

ご注意あれ;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブブブ (笑)

青春を駆け抜けろ!!!

October 28 [Sun], 2007, 13:48
風が強く吹いている

著者:三浦 しをん

発行:新潮社

私の満足度:


久しぶりに 終わって欲しくない!! と思う本に出会いました。


う〜ん!! この本すっごい楽しい 爽快

寛政大学陸上部の10人最高だわっ "e( ̄▽+ ̄*)


いきなりですが!!  お正月と言えば・・・!!!

お節にお餅、そして、どこのお家でも

TVで箱根駅伝を(ちらっとでも)見ていらっしゃるんじゃないでしょうか?

私も毎年チラチラとは見てますが、

こんなに真剣に箱根駅伝と言うものを見た(?読んだ)ことはありませんでした。

これは小説(お話)なんですが・・・

読み進めるうちに、すっかり箱根駅伝を

間近で観戦している気分になってしまいましたわぁーガンバレー


物語は、同じ寮に住んでいる寛政大学の10人が、

陸上未経験者もいるのに無謀にも箱根駅伝を目指し、

見事出場してしまう と言うもの。


いくらなんでもいきなり出場はありえないだろー!!!!

っと突っ込みたくもなりますが・・・(笑) 

まぁ、そこはお話ですから大目にみてあげましょう ヽ(^∀^:)

そう思っても彼らの頑張っている姿を見ていると

誰もが応援せずにはいられなくなってしまいますから " フレーフレー

とにかく箱根を目指す10人一人一人が

なんとも個性的で、とっても面白いんです(o^∇^o)

漫画オタクに、ケニアからの留学生(陸上じゃない)、

クイズマニアにタバコ大好き人間、弁護士の卵に、やんちゃな双子、

陸上経験者は2人だけなんだけど・・・

そんな彼らの暮らしぶりや、時々ある喧嘩だったり、悩み事だったり・・・

そういう言動に笑い、泣き、感動するんです

そして、彼らをいつの間にか大好きになっちゃって、

走り出したときには間違いなく手を振って応援しています笑)


走ることとは無縁の私。

単純だけど、こんなにしんどいことに一生懸命になれる人たちを

羨ましくは思うけど、最初はあまり理解はできませんでした(^_^;

でも、駅伝には何か アツイ ものを感じました!!!

走ると言う物理的なものの中にも、人がタスキを繋ぐと言う

人間的な部分があるからかな?

そこに見る方も魅了されるのかもしれません

そして、走る選手を見ていると、その中に

それぞれの生き方を見ることができ、色々考えさせられます。


速いだけが価値のあることではない。

強いと称されることを誉れにして、毎日走るんだ!!



っと言うのはリーダーの清瀬の言葉。


これはこの物語の大きな命題です。

でも、この言葉は駅伝を含めた陸上競技にだけ

当て嵌まることではないと思いました。

私達の人生にも当て嵌まるんじゃないでしょうか。

強さとは何でしょう?

スマートにかっこよく生きて行くよりも、失敗してボコボコになっても

また這い上がって、進んでいく・・・

箱根を目指して走っている10人を見ていたら

そんな生き方こそ "強い" と呼べる価値ある生き方だと思えてきました。


最近、ちょっとブルー入ってたんだけど、

このとっても素敵で前向きな話になんだか

すごく元気付けられた絢でしたp( ^-^ )q


私も何かに向かって少しずつでも走ってみよっかなぁ〜

ε=ε=ε= (o'◇')o   な〜んて気になってます(笑)

加賀刑事の原点!!

October 12 [Fri], 2007, 17:59
 卒業
 ―雪月花殺人ゲーム


 著者:東野 圭吾

 発行:講談社

 私の満足度:


加賀刑事シリーズの第1弾を読みました

この間、2作目「眠りの森」から読んでしまったので・・・

遡って、刑事になる前の大学時代を覗いてみました。


刑事になろうと思ったのには、この事件があったからなのかな?

でも、眠りの森の刑事になってからよりも、

この大学時代の方がなんか加賀恭一郎・・・お堅い感じがしました(^∀^:)

20年近く前に書かれたものだから、

当時はこう言う古風な学生も普通にいたのかなぁ・・・


そんな加賀恭一郎とその友達が事件に巻き込まれるのですが・・・

・・・結構複雑です(苦笑)


密室、トリック、これぞ正統派ミステリー!! っと言うお話なのですが・・・

トリックに雪月花ノ式と言う"茶道"のゲーム が関わってくるので、

実際に体験したことのない人には、図が描いてあるとは言え、

このトリックを完全に理解するのは難しいんではないかなぁ

加賀恭一郎が仲間が殺された事件の謎を紐解いていくのですが、

物分りの悪い私は・・・何度もページを捲りなおしては・・・

なんとなく、分かったような気持ちになって読み進めました(^∀^:)


トリックはさておき、私は人間的な部分はよかったと思いました

仲間同士の隠し持った感情だったり、

それぞれが、卒業して社会に出ていく不安や期待などの

感情も上手く盛り込まれているあたりは上手い!

加賀と沙都子の不器用な関係も読んでいて楽しかったし


でもまぁ、仲間内でこんなことがなされてしまったとは

加賀恭一郎もビックリしたことでしょうねぇ〜

悲しいけど、切ないよねぇ・・・

仲がいい友達っと言っても、知らないことの方が多いかもしれない

なぁっと思ったらなんか悲しくなってきちゃった・・・

女って恐ぁ〜!!!ヽ(;∀;)ノ

September 28 [Fri], 2007, 15:21
 夜明けの街で

 著者:東野 圭吾

 発行:角川書店

 私の満足度:


ここの所、東野圭吾熱上昇中だった私にとって

本作はちょっと意外で残念な作品でした。

不倫の話だと言うことは紹介とかを読んで知ってたんですが、

なんかねぇ・・・東野さんっぽくなかったんですよねぇ

不倫の描写読んでると男の人がよく女の心情まで分かるなぁ〜

って思えるほど上手く描いてあるとは思ったんだけど・・・

ミステリーの要素が少ないし、科学的なものはないし・・・

ちょっといつもの東野さんの作品から比べると

物足りなさを感じてしまいました


主人公は普通のサラリーマンの渡部。

不倫なんてするやつは馬鹿だ、と思っていたが、

彼の勤める会社にやってきた派遣社員の仲西秋葉と

不倫の状態に陥ってしまう。

どんどんのめりこんでいく渡辺。

しかし、秋葉には秘密があり、彼女の家では15年前に

殺人事件が起きていて、秋葉は容疑者の1人だった…。



いつものことながら・・・最後の転回の仕方は上手いと思いました。

秋葉が最後に明かした真相はまったく読めなかったのでビックリ!!

最近 CSI:科学捜査班を見まくっているせいか・・・

これだけ科学が発達してるのに、15年も事件が

解決されなかったわけがないって思えてしまったんですが・・・

まぁ、しかし、こんな酷い話があるんでしょうかね。

渡部はこれからどんな人生を歩むんでしょう。

本編の後に、番外編として渡辺に不倫はいけないと必死に諭していた

「新谷君の話」も収められていましたが・・・

新谷が渡部を諭す理由も分かってはいたけどちょっと呆れました。

まったく男ってやつはアホですねぇ(ー_ー;)


そして、全部読んで強く思ったのは・・・


女って恐ぁ〜い!!!!ってこと


私も生物学上は♀ですけどねぇ・・・(^∀^:)


この小説に出てくる女の人たちの賢さと

しぶとさは同じ女から見ても恐いです

恋愛においては絶対に男の人より女の人の方が上手だと思います。


世の中の男の人はこれ読んで気をつけてください

東野圭吾を知る。

September 12 [Wed], 2007, 15:21
 
 たぶん最後のご挨拶

 
 著者:東野 圭吾

 発行:文藝春秋

 私の満足度:



東野さんのエッセイ集。 

東野さんのエッセイは初めて読んだのですが・・・

面白かった!!! (*≧m≦)

出身地が今住んでいるところの隣の区と言うことを知って

より親近感が沸いたし、作家さんと言えどもこんなくだらないことを

考えてるんだぁ・・・と思う余計に東野さんが好きになりました


特に、カップ焼きそばの作り方を熱心に説明した「極意」・・・

待ち時間はだいたい2分40秒だとか、かやくは麺の下に入れるべし、

だとか・・・湯切り技を会得する為にダンベルで両腕を鍛えている?

だけあって、かなり説得力のある焼きそばの作り方が書かれていました。

作家先生も日々こんなこと一生懸命考えてるんだぁ・・・と思ったら

笑えましたけど・・・読み終わったら見事!!

カップ焼きそばが食べたくなっていた・・・というより、

東野流で作ってみたくなっていました(^∀^:)

これは、やっぱり作家先生の筆の力かしら??(笑)


あと、ありえないくらいのボリュームと品数のコース料理を出す「梅林」と

言うお料理屋さんの話も面白かったです。

料理を一度見てみたいとは思うけど・・・

これを読んでかなり臨場感が伝わってきたので

行ってみたいとは思いませんけど・・・行くことがある人がいれば

この本を一度読んでみた方がいいよ。と勧めるでしょう(笑)


そんな馬鹿げた話だけではなく、人気作家になるまでの苦悩話も

数々書かれていました。

この作品は売れたとか売れなかったとか言う言葉が赤裸々に

書かれてるのが妙にリアルです。

他の作家先生の名前も実名で出てて本の世界が好きな人には

作家と言う職業の裏も見せてもらえます。



小説もまだ数えるほどしか読んでないんだけど、

ありがといことにひとつひとつの作品を東野さんご自身が

解説してくださってるので初心者の私にはいいガイドブックになりました



これからはエッセイじゃなく、小説に熱を注ぐそうなので、

小説の方を期待したいとは思いますが、

これでエッセイ最後なんて勿体ないなぁ〜
P R
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