【SW2.0】これまでの冒険その9

January 23 [Thu], 2014, 1:17


第9話 ちょっと遺跡まで遠足に

アンデッドの親玉を倒し、王宮騎士団から感謝状とかもらったりして、蛮族の侵攻計画を阻止した英雄としてちょっとした有名人になった根こそぎ冒険者達。
前回の話から3ヶ月後、パラノスの復興もすっかり終わって、落ち着いてきた頃合いに、冒険者の店にオフな状態のミュリエルが兄のハンマ君を連れて訪れた。買い物ついでに報告などをしに来たらしく、冒険者の店の相談部屋で色々と話し込むことに。

ミュリエルの話

「さて。皆さんに関係ない話ではないので、最近の王宮の話からしますね。国民的に影の森が存在しているかもしれない…と噂になっていることはご存知ですよね。伝承の中にしか存在しないものが見つかった…ということで影の森を掘り当てようと、国中の冒険者たちが張り切っています」

「知っての通りアルバートによって影の森の通路が崩落しましたが、遺跡の発掘や保護、蛮族対策に余念がない我が国なので、マール村側から強行的に影の森に踏み込むか、アルバートの言う通りにしばらくそっとしておくか意見が分かれている所なのですが…影の森の位置が具体的になると国中の冒険者がマール村に雪崩れ込むと思います。お国柄、冒険者の活動は支援したい所ですが、いたずらにアルバートを刺激したくもありませんので…すみませんが、影の森に関する詳しいことを話さないように気をつけて頂ければと思います」

「それで、本題なのですが、リムステラ・クラウゼ=ルキスラという方をご存知でしょうか?現皇帝ユリウス・クラウゼ陛下の妹君にあたり、7位ですが王位継承権を持つ、このルキスラ帝国の正当な皇女様です」

「実は、その皇女様が皆さんにお会いしたいと仰っていまして…。直接皆さんと繋がりのある騎士団の人間は私ですので、リムステラ様から内密に書状を預かってきた次第です」

「皆さんに頼みたいことがあるとも言っておりました。具体的な話は皇女様ご本人からお聞きできるかと思います。皆さんのご都合がよければ、お会いして頂けないでしょうか?」

「言うまでもないかもしれませんが、ちゃんとしたパーティなので、正装してくださいね」


ミュリエルは人数分の書状を一行に渡した。内容は次の王族貴族の社交会への招待状で、場所と日時とドレスコードが書いてある。王家の刻印が押された正式な書状である。すっかり震え上がりつつも一向は社交会に行くことを決め、皇女殿下の事を調べ、礼服が買える服屋をミュリエルに紹介してもらい、買った礼服を無闇に見せびらかしたりしながら、社交会の日を迎えた。

社交会は豪商との商談も兼ねているため、会場で偶然カタリナさんに会ったりしつつ、リムステラへのお目通りの方法を聞いてようやく皇女殿下に会うことができた一行。「頼みたいこと」の話をするために会場外の部屋まで案内される。社交会での硬い態度はただの猫かぶりだったリムステラ皇女は、一行に突然
「早速だがお前たち、影の森を発見したというのは本当か!?」
などと切り出し、更に
「わたしを冒険に連れて行ってほしい!お前たち、冒険者なんだろ?」
「何も影の森に案内してくれと言っているわけじゃないんだ。頼むよ」
「勿論、危険なようであれば後ろから見ているだけにするから」

と、とんでもない頼み事をしてきた。
やんわり受け流しつつ事情を聞くと、既に行く遺跡には目星がついており、護衛のための正騎士もつけるということで、やけに準備が良い様子。リムステラを会場に返した後、殿下つきの戦闘メイド・イリアの言うことには、皇女殿下の側近達は王家の教育方針に馴染めず脱走などを計ったりする皇女に手を焼いており、知識欲旺盛なリムステラ皇女が一度遺跡に出かけることで満足して武術鍛錬をサボることがなくなるのなら、是非とも連れて行ってやりたいらしく、正騎士達を使って遺跡に入り込んだ野盗を演じさせたり、枯れた遺跡に宝を置いたりする自作自演の冒険を企てているのだという。
 冒険者である一行の手を借りて、冒険とは一筋縄でいかないということも勉強してほしいと願っているらしく、メイドから正式に依頼される一行。相手が王族ということで物凄く怯えながらも、この依頼を受けることに決めた。

【登場NPC】

ミュリエル・ガラテア (女/人間/25)
技能:ファイター、マギテック、セージ
副騎士団長。今はガノールの研究から少年のまま出てきた兄、ハンマ君と一緒に暮らしている。社交会では会場外で警備をしていたため不参加。あまりロイヤルな場には慣れていないらしい。

リムステラ・クラウゼ=ルキスラ(女/人間/10)
技能:フェンサー、セージ
継承権第7位のルキスラ帝国皇女。知識欲旺盛で勉学は達者だが、武術が肌に合わず、頻繁に稽古をサボっていた。継承権が低いこともあり優秀な兄・姉に相手にされず、卑屈に育ってしまった。武術の面で落ちこぼれであるため文官になる方がいいと思っているが、帝国の教育方針的にそうもいかないので、王宮に窮屈さを感じている。歴史や伝承が大好きで、本物の魔動機文明の遺跡に出かけたくて仕方ない。

イリア・コンルーフェ(女/人間/32)
技能:フェンサー、セージ、レンジャー
リムステラ付きの戦闘メイド。美人。リムステラ付きの使用人の指揮を取る存在でもあり、殿下にバレないように正騎士達の勤務状況をアレコレして自作自演遺跡を作ろうとしたり、色々手を回していた。

ジェニー003 (女/ルーンフォーク/3)
技能:スカウト7、グラップラー6、マギテック3、セージ2
今回シナリオには特に関係なかったが、前回の話の後、騎士団に尋問されたりした後めでたく潔白の身となり、パラノスの復興を手伝っていた。パラノスの復興も落ち着いた頃、ミュリエルに「私はあなたの元で働きたい。でも私は人族の社会のことをよく知らないから、勉強するために少しだけ自由な時間をください」という返事をして、更にジャガーが冒険者になる前は職を転々としていた話を小耳に挟んで謎の対抗心を燃やし、今は蒼き雷の剣亭でウェイトレスをしている。愛想はいまいちだがよく働くのでそれなりに可愛がられているらしい。

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前回までシリアスな展開だからバカバカしい話にしよう、そして王族に会ったり礼服を着せたりする展開でプレイヤーをgkbrさせよう、をテーマに作ったバカバカしい感じの話です。
自作自演遺跡を作り上げるつもりのイリアを筆頭とした皇女の側近達ですが、実は目星をつけている遺跡にはちょっと剣呑な野生動物が棲みついてしまっており…みたいなお約束展開で、真面目に下調べすれば変な生き物が遺跡に棲みついていることが発覚するようになっていたものの、どんな懸念事項を報告されても「皇女殿下に冒険の厳しさを教えるために多少のリスクは皆様が回避して頂ければ幸いです」でゴリ押すちょっと卑怯なシナリオだったかもしれません。
 プレイヤーをgkbrさせるテーマがありましたがなんかもう想像以上に怯えられてしまい徹底的に事前調査されて割と笑いました。おかげで遺跡のビフォーアフターがすごく詳細に楽しめる展開に!ちなみに皇女殿下に感付かれないよう、仕掛け人の正騎士達はいつも通りキッチリ働いてから遺跡へ出かけたので、下見に行ったPC達とは入れ違いでした。
 遺跡に棲みついていたドラゴネットとはなかなか熱い戦いを繰り広げましたが、野盗役の正騎士たち(ある程度ダメージを受けるとやられたフリをして逃げる)との戦いが空気の読み合いすぎてかつてない緊張感がありました。どうしてこうなった。接待みたいな冒険でしたが、PC達のおもてなし精神が素晴らしくて楽しかったです。
 最終的に正騎士たちが仕掛け人をしていたことがリムステラ皇女にバレましたが、ドラゴネットとの戦いを見て冒険の苛酷さを肌で感じた皇女は一行に感謝と謝罪をし、
「わたしは女王にはなれないかもしれない。でもか弱い人族が生きるためには力が必要で、お兄様達が戦線について真剣に議論したり、お姉様達が人の結びつきを強めるために政治の道具にされるのも、理由がわかったような気がする。
フィールドワークもできる文官になれるように、剣の訓練頑張るからな!」

と新たな気持ちで帝国の教育と向き合うようになったようです。
ついでに皇女殿下が普段暮らしている離宮も教えてもらい、そこはかとなくロイヤル方面にコネができました。

次回のレギュレーション

November 07 [Thu], 2013, 1:23
さて。というわけで前回、最終回を迎えました。
この記事は1個下の記事の後に読んだほうがいいよ!

まずみなさんのキャラクターシートを最新版に更新しましたのでご確認ください。
ジャガー:http://yaplog.jp/glasses6/archive/8
ウ・ドン:http://yaplog.jp/glasses6/archive/4
ミカエル:http://yaplog.jp/glasses6/archive/7
トゥケ:http://yaplog.jp/glasses6/archive/6
バキ:http://yaplog.jp/glasses6/archive/5

以下、次回からのレギュレーションになります。

■前回の報酬:1人あたま10000G
■経験点:1640点
■剣の欠片:10個

▼以下のサプリメントを開放します。レッツ成長!
・ウィザーズトゥーム
・カルディアグレイス
・フェイダン&ルキスラ博物誌(流派関連)

また、キャラクターのリビルドを限定的に認めます。

組み直していい部分:
・技能(要相談。キャラクターのイメージを変えない程度で)
・戦闘特技

変えてはいけない部分:
・名前や種族や生まれなどの個人データ(あたりまえか)
・能力値

リビルドは別に必要ないと思えばしなくておkです。もし技能を変える場合は前回の統計+1640を総計として計算してね!本格的にリビルドする人いたらうっかり成長にめっちゃ時間かかりそうだネ…!((;゚Д゚)
お買い物はいつもどおりしてください。
他なんか提案あればどんどんください。

▼軽くゲーム内世界の状況

・前回の冒険から3ヶ月が経過しました
・その間の生活費は気にしなくていいです
・アンデッドは駆逐し終わり、パラノスも概ね復興し難民達も解散しました
・人の口に戸は立てられない…的な感じで影の森が実在することが一般的に噂になっています

▼考えなくてもいいけどぼんやり考えてほしいこと

前回の冒険の後PC達が何をしていたのかぼーっと空想しておいてください。
名誉点で家を買って一人暮らしを始めたとか、あるいはシェアハウスしてるとか、幼馴染と劇的に再会してスピード結婚したとか、いつものように冒険者暮らしをしているとか、一念勃起して学校に通い始めて冒険者と学生の兼業をしているとか、商売を始めて珍妙なものを売ってるとか自由です。できるだけ拾って設定をこじつけます(∩´∀`)∩

【SW2.0】これまでの冒険その8

November 06 [Wed], 2013, 1:13


■第8話 求めた先には

首都を経由しパラノス方面へ来るようミュリエルから連絡を貰った一行。ジェニーが運転する飛空船でまずは魔剣を調べてくれているワルターの元へ。

ワルターの情報
・ティダン神殿の開かずの間は、扉以外に魔力が残っていない。壁や地下からなら侵入できる。
・この部屋はもともとケーブルでどこかから魔力を供給していたようだが、何かの拍子に断線してしまったようだ。供給元にも同じような研究室があってもおかしくないので、転送装置で逃げた先で研究を続けたヤキ家の研究者がいるかもしれない。人出がないので実行に移せないが、転送装置から伸びているケーブルを掘れば影の森にぶち当たると思われる。
・パラノスからアンデッドの集団が沸き、ミュリエルからの一報で首都を警備する騎士はアンデッド退治に出払っているので首都は少し落ち着かない感じになっている
・ミュリエル達は住民を守りながらじりじり撤退しており、パラノスの手前の街道に避難所兼拠点を作っているらしい


 また、魔剣の効果はアンデッドに対し命中や追加ダメージが強化される他、剣のMPを使ってリザレクション、レストレーション、リーンカーネーション、ピュリファイ・ソウルなどの高位魔法が使えるものだと判明。アンデッド退治に役立てるため持ち出すことに。
 ワルターの元を去ろうとした一行は、ワルターから提案を受ける。
「ジェニーちゃんをアンデッドの軍勢の情報ソースとして、騎士団に出頭させたい」
「その結果ジェニーちゃんは犯罪者の扱いを受けるかもしれないが…実際にアンデッドが沸いているから騎士団は駆りだされているが、ミュリエルはその前に少数の兵士をパラノスに先回りさせていたろ?アンデッドが出たという一報もミュリエルからだ。馬鹿馬鹿しい話なんだが、今、副騎士団長様はアンデッドと組んで自演をしたのではないかという噂が流れている」
「こんな時に味方同士で不和があっちゃマズイだろ。どうしてミュリエルが襲撃を先回りしたような行動が取れたのか、説得力のあるソースを開示したいのさ」
「これは俺の独断だ。ミュリエルは生まれが可哀想な奴に甘いから、絶対こんなこと言い出さないだろうしな」

この提案をジェニーに話した所、「わかったわ、私は騎士団に出頭しましょう」とあっさり了承。
「どちらにしろ、私はナルジャークの前に姿を現した時点で縊り殺されるもの」
「人間も蛮族と同じでしょう?勝てば英雄、負ければ人殺しよ。だからあんたたち、絶対に勝ってきなさいよ!」

ジェニーからの檄を受けつつ、一行は飛空船で難民キャンプまで急ぐのだった。

難民キャンプでミュリエル達と合流した一行は、今の状況を聞いた。

ミュリエル達の情報
・ヤキ家の研究室があると思われる座標にはミカエル家の墓があった。非常時なので鍵を外して中に入り、壁を調べた所、ティダン神殿の地下と同じような文様の壁を見つけた。
・見つけた所で外が騒がしいことに気が付き、アンデッドの襲撃が始まったことを知った我々はすぐ住民を避難させながら撤退した。慌てていたので墓の鍵を閉めずに来てしまったかもしれない。
・とはいえ、ティダン神殿の地下と同じであればあなた達にしか開けられないので、そこへ向かってほしい。
・マミーなどの高レベルアンデッドもうろついており、圧倒的に人手が足りないため、住人を守りながら撤退するので精一杯で周辺集落にアンデッドを逃してしまった。先ほど到着した騎士団の第一陣に周辺集落に逃げたアンデッドの討伐をお願いしたが、こちらにまともな戦力が揃うにはしばらくかかるだろう。
・アンデッドはミカエル家とルシフェル家の屋敷の向こうの山岳から沸いている様子。影の森に繋がる入り口はそちらにありそうだ。
・ナルジャークらしき人物は見かけていない。


その他、キャンプに逃げてきたパラノス住人の情報
・トワイトが行方不明である。襲撃の際に信者達を守って逃してくれたが、その後見かけていない。
・他、学者の親子が見当たらない。

ここでジェニーが騎士団に出頭する話もし、ミュリエルは「そうですか…信用が足りなかったのは私の責任ですね。約束したのに、申し訳ありません、ジェニーさん。いずれにせよ、状況報告のため私は一度首都に戻ります。飛空船…使わせてくれますか?」ということで、ジェニーと共に首都へ離脱。
 一行は言われたとおりミカエル家の墓を目指しつつ、行方不明のトワイトと学者親子を探しにパラノスへ向かった。

途中で学者親子の家を見つけると、どうやら学者親子は逃げ遅れて中に閉じこもっている様子。家の周りをうろついていたブアウ・ソンビを退治し、親子から話を聞くと、隠れている間魔法文明語の会話が窓の外から聞こえたとのこと。地を這うような低い声と、中性的な高い声だったらしい。

魔法文明語の会話
「ドレイクどもが使う通路が崩れた!?どういうことですか!」
「こちらが聞きたい。いずれにせよ、知能の低いアンデッドどもはもう退けぬ」
「こちらの戦果は元々不死の研究を使って補われる手筈だ。ガノールが隠していた研究室に向かうぞ。位置といい、ヤキ家と無関係ではあるまい」
「くっそ…、早く行きましょう!」


 騎士団の人間を呼んで学者親子を引き渡し、ティダン神殿にトワイトの姿がないことを確認してから、一行はミカエル家の墓へ。
 ミカエル家の墓は丘に石造りの入り口をつけ、半地下に潜っていく形のちゃんとしたお墓である。許嫁亡き後ミカエルが墓守をしていた墓であり、遺族(残されたルシフェル家の人間)に依存はないということで、エルフの許嫁はここに埋葬されている。
 ミカエル達の情報通り鍵は開けたままになっており、中にマミーなどのアンデッドが入り込んでいたので退治。墓はアンデッドによって荒らされていた。墓内を調べた所、ミュリエル達が言っていたティダン神殿の地下と同じ文様を壁の石を剥がした奥に発見。さらに、荒らされて台座から床に落ちていた棺の中身が妙にひんやりしていることに気づく。
 台座と棺に特殊な仕掛けがあり、台座に乗っている限り棺の中身にプリザーベーションに似た効果がかかるようになっていると判明。中の遺体は程度に差はあれあまり傷んでおらず、ヤキ家はヤキ家がミカエル家と婚姻した後も研究を続けていたことがわかる。

 ティダン神殿地下と同じ文様は予想通りミカエルとヤキが同時に手をつくと開けることができた。扉の向こうには地下に降りる階段があり、かなり深く下った先に、巨大な魔法装置が壁一面に設置された大きな部屋を発見した。魔法装置自体は生きているが、断線していて今はどこにも魔力を送っていないようだ。同じ部屋にガノールの研究であるカプセルが割れた状態で置かれており、ガノールの遺体も発見した。さらに研究室を調べた所、ガノールの手記やガノールの研究の使い方についての資料や、別の部屋から太陽光を照射する装置や魔剣の材料になったと思しき不思議な鉱石を発見した。

ガノールの手記の内容
(12年前の記述)
「影の森を掘り進むうちに発見したこの部屋だが、ヤキ家という一族の持ち物のようだ」
「門外漢なのでわからないが、魔術の権威らしい。読み取る限り、不死を作り出す研究をしているようだ。蛮族も人族も思考は変わらないということか。奴らには明かさぬ方が平和のためだろう」
「とは言えこの魔法装置には見るところがある。時を止めるという点で私の研究と似ている。あの子を救うためにも、この技術は応用したい」
「カプセルなしで時を止めるという途方も無い装置のようだ。広大な範囲に影響を及ぼすためなのか、魔力を練り上げる炉がいくつもついている。資料によればルキスラ全土の時を止めることすら可能だという。この装置からこの部屋の魔力は供給されているようだ。転送装置は老朽化していて動かぬようだが」
「止まった時の中を動くというのだから、これは”不死の研究”としては完成しているのだろう」

(10年前の記述)
「時間がない」
「ここに奴らが入れないよう、爆弾を設置する」


 鉱石の部屋には爆弾が仕掛けられており、ガノールはこの研究室が見つからないよう、近づくものがあれば通路を崩落させるために爆弾を仕掛けていたらしい。2年前パラノスをアンデッドの軍勢が襲撃した時に研究室の通路にアンデッドが近づいて通路は崩落し、衝撃によって魔法装置が断線したものと思われる。その際にティダン神殿側の研究室への魔力の供給が絶たれ、開かずの間が開いてトゥケは外に出られたようだ。

 部屋を調べていると、部屋の崩落している側から何かを壊すような鈍い連続音が遠くから聞こえてきた。ルグラートとナルジャークは影の森側からこの部屋に侵入しようとしているようだ。音のする方向を見据え、一行は武器を手に取った。



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というわけで最終話です!上手く明かせなくて自分で喋ったりする残念なGMもいましたが、みんながキャラクター作成時に考えてくれた設定から生まれた物語に一旦終止符が打たれる形になります。
 いよいよ一行の前に姿を現したルグラートとナルジャーク(+マダーシールド2体)は、トワイトを捕まえており、魔法装置まで道を開けなければトワイトを殺すと汚い手で脅してきたので、一行はトワイトを見捨てきれず魔法装置の前までナルジャーク達を近づけた後、後ろから襲いかかる作戦に出ます。ルグラートは魔法装置を見るなり不死の研究を起動させる儀式を始め、ナルジャークとマダーシールド2体が時間稼ぎのため応戦する、ラウンド制限のある戦闘が始まりました。時間が立ちすぎると不死の研究が起動してしまいます。10レベルマギシューのナルジャークを後衛に据え、攻撃を反射するし防護点高いし〈かばう〉を持っているマダーシールド2体は相当ウザッたくて時間稼ぎにもってこいのイヤな敵になるはずでしたが、プリースト1本伸ばしで8レベルに到達したトゥケのイクソシズムによって1瞬で撃破された時の気持ちを私は忘れない(遠い目)。GM痛恨のミスですね…。
 さて、第一ステージを余裕でクリアした一行。弱ったナルジャークにルグラートが血の接吻もどきで復活させ、ルグラート+ナルジャークと本番戦闘です。平均7レベルの冒険者達に11レベル相当をぶつけるバランスだったので、設定も鑑みてルグラートは本物より弱めに設定したわけですが、ここで設定とかなんとかを余裕で覆す出来事。数拡大で全員に大ダメージを与えてやろうとしたらこのタイミングでGMが1ゾロを振り、ルグラートのMPに大打撃。そのくせPC達には当然なんのダメージもなく…なんていうか…あの…12年ぐらいのTRPG人生の中で1,2を争う悲しいファンブルでした(虚ろ)。
 そんなこんなで思ったより余裕でしたね…弱体化しないでそのままぶつけてよかったよね…サイコロって怖いね…。
 というわけでいよいよメティシエの軍勢を倒した一行。ルグラートは靄となって消滅し、ルグラートの血の接吻もどきで正気を失っていたナルジャークですが、最後に正気を取り戻し、
「やっと…終わるのか」
「俺には…従者がいるんだ」
「バルバロスの社会では…強さこそが誇りだ。従者が誇り高くあるために、…従者に恩を返すために…俺は強く生きたいと願ったんだ」
「アルバート…ごめんな…弱くて…」

と言い残し事切れます。

ガノールの魔剣によるピュリファイ・ソウルでナルジャークの魂を救済し、一行は研究室を後にしました。
まずミュリエルから感謝と労いをもらい、王宮騎士団から感謝状と報奨金をもらい、名誉点を得て、ウドン一行はルキスラの英雄として、しばらくは語り継がれることでしょう。たぶん。

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NPC後日談

ジェニー
首輪の鍵はナルジャークが持っていました。無事に首輪の解除に成功し、メティシエの軍勢の支配から抜け出し、まだ騎士団からの尋問は残っているものの、自由の身になりました。
「これから、どうしようかしら…あんなに欲した自由なのに、何をしたらいいのかわからない」
というジェニーに、うどんから
「ジェニーちゃんさえ良ければ、我々と一緒に冒険者をやってみてもいいんだよ」
という提案と、ミュリエルから
「あなたは優秀なスカウトです。宜しければ、騎士団の隠密部隊に入りませんか?これは対等な雇用関係ですから、合わないと思った時はやめても構いませんよ」
という勧誘が来ます。
ジェニーは一行とミュリエルに丁寧にお礼を言い、これからの人生について考えるようです。

アルバート

ナルジャークの最期の言葉をジェニーの通話のピアスを使って伝えました。
数週間後、騎士団の活躍によってアンデッドの駆逐が完了し、パラノスの復興が始まると、ミカエル家の墓下に見つけた研究室と影の森は、蛮族と戦線を構える上で重要なものと見なされたり、ヤキ家の研究が残っていたりで、ルキスラの知識人や冒険者の興味を引き、いよいよ研究者が調査団を派遣して影の森の探索に当たろうとします。
 …が、そこに茶髪長身で男のルーンフォークが現れ、笑顔で起爆スイッチを押し、通路に再び仕掛けられていたらしい爆弾が一斉に爆発。再びパラノス側の通路は崩落してしまいました。
 その報告が入るや否やジェニーが持ったままの通話のピアスにアルバートから連絡がありました。

「…というわけで、影の森の通路は再び閉鎖させて頂きました。折角ドレイク達の侵攻を止めたのに、人族に踏み荒らされるのも業腹ですからねえ。ここはしばらく私とナルジャーク様の空間とさせて頂きますが、まあ、私が死んだら自由にして下さって構いませんよ。そう遠い話でもないでしょう」
 …というわけで、アルバートはアルバートらしく元気にやっているようです。

ミュリエル

ミカエル家の墓の地下で見つけた資料によるとガノールの研究は完成していて、正しい手順(鍵)を踏んで開ければカプセルの中に入っていたものに重大な副作用が起こらないことが判明しました。
ミュリエルは例の鍵を使って、20年前にガノールの研究によって眠ってしまった兄を起こすことを決めます。ミュリエルの兄、ハンマくんは無事にカプセルから出られて健康にも影響はないということですが、12歳の時のまま出てきてしまいました。両親やガノールがいないことや、ミュリエルが成長してもはや別人になっていることなどをどう説明したものかわからず、手探りな感じがあるものの、ミュリエルが引き取って一緒に暮らしているということです。

どうでもいいおまけ
寝不足無精髭ワルター

いろいろな統計と連絡

September 06 [Fri], 2013, 0:13
ハーイぺにょですよ!
最終階の直前だしみんな成長したし、このブログに上げているキャラシートでも更新するか〜と思い立ってみた所、そう言えばスキャナつきの複合機プリンタが壊れて修理に出していることに気がつきましたorz
なんて…なんてこったい……HDDはクラッシュするし複合機は壊れるし今年はなんなのだろうか……

というわけでとりあえず多大な成長作業が必要なバキとトゥケ=ヤキのキャラシートだけ、目で差分を確認して手動で書きなおすという手段で更新しておきました(´・ω:;.:...
残りの人は成長終わってるので…修理終わったらスキャンするよ…orz

バキ:http://yaplog.jp/glasses6/archive/5
つけやき:http://yaplog.jp/glasses6/archive/6

バキとつけやきが消化していない成長回数&経験点&報酬は以下の通り。

バキ
成長回数:6
経験点:9100
所持金:12800

トゥケ=ヤキ
成長回数:5
経験点:10100
所持金:12000

二人のキャラシートに書いてある経験点と所持金はとりあえず無視して、これだけ加算して成長してくださいっ。7レベルくらいになれるはず!
ちなみに前回は一人3000ガメル分のお買い物という形で報酬をもらっていて、参加した人がきっちり綺麗に使って消耗品を買っていたのでポーション系の消耗品は各自たくさん持ってます。

以下は現在のパーティの平均というか統計というか。

現在の成長回数
11回

現在の合計名誉点
126

ジャガー、ウ=ドン、ミカエルの総経験点
1位 ミカエル 18500
2位 ウ=ドン 18050
3位 ジャガー 17750

ミカエルが一番1ゾロの回数が多いようです。ジャガー出目いいね。

バキとトゥケ=ヤキの消化済経験点
バキ:9000
トゥケ=ヤキ:8000

2人には成長済の3人の平均になるように経験点渡してます。
所持金の方は換金したアイテム系が入ってない悪寒なのでもう少し多い気がする…(…)
そのへんは家計簿(?)をつけているジャガーとウ=ドンの方が詳しい額を知っていそうな気がして(ry
GMは滅びればいいですかね…orz

【SW2.0】これまでの冒険その7

May 10 [Fri], 2013, 23:00


第7話 忠実な従者

ガノールがドン家に預けた魔剣の迷宮から剣を持ち帰った一行。影の森の入り口を見つけたというミュリエル達と合流し、互いの情報を報告しあう。ミュリエル曰く、ワルターもティダン神殿地下の実験室でわかったことがあるらしい。報告の最中、ジェニーが「ナルジャークとの通信の時間なので少し出る」と席を立ち、通信終了後、当惑の面持ちで帰ってきた。ここで得た情報は以下の通り。

ワルターの報告
ティダン神殿地下にあった魔動機文明時代の転移装置の転移先はルマ湖畔側の”影の森”の内部である可能性が高い。性格な座標は割り出せていないが、方角はルマ湖畔方面の地下。転移装置はもう機能していないが、もう少し調べれば正確な座標がわかるかもしれない。転移装置の先も同じようなヤキ家の実験室が存在しているかもしれず、転移装置を使って出て行った研究者が不死の研究を続けている可能性がある。


ジェニーの報告
<通話のピアス>で通信した所、ナルジャークではなくアルバートが通話に出た。「今我が主は不在なのですよ。しばらく戻りませんので、私が替わりを務めます。有益な成果があるなら帰ってきても構いませんが、あなたはそのまま不死の研究の所在を探りなさい。帰ってくるなら、使いを寄越します」とのこと。今ならマール村側の"影の森"内部にあるメティシエ一派の本拠地は、ボスが不在らしい。


 また、前回のガノールが残したメッセージから、「ドレイク達に押される形で人族の領域の侵攻計画がある」ことが判明している。
 情報を吟味した一行は、ワルターが突き止められるかもしれないパラノス側の影の森の話も気になるが、マール村側の本拠地にいるというアルバートの話を聞いておきたいと思い、ミュリエル達と二手に分かれることにした。
<通話のピアス>を通してなので不十分な報告になってしまうかもしれないが、ワルター側の情報収集をミュリエル達に一任して連絡を取り合うようにし、一行はジェニーに捕まったふりをしてマール村側の"影の森"に潜入することに決めた。
 <通話のピアス>は1日1回しか通信できないため、1日待って次の通信時に使いを寄越すように言ってもらい、ミュリエルの部下に街での買い物を頼みながら待ち合わせの刻限まで情報収集をした所、レイチェル・ドンや村長から「最近飛空船が飛んでいるのを見ない」という話を聞く事ができた。
 飛空船は兵士の材料になる死体を運ぶために使っていたということを前回聞いているので、もしかしてもう兵士は集め終わっているのでは…という推測をしながら、アルバートが指定してきた刻限に、一行は墓地に向かった。

 墓地で案内役として現れたジャック・オー・ランタンに連れられ、捕虜として影の森の入り口から本拠地へ移動する一行。面白半分に「そいつらジェニーの仲間だろ?」とカマをかけてきたジャック・オー・ランタンに襲われたりしながらも、アルバートがいる本拠地の広間まで辿り着くことができた。
 アルバートは一行に敵意を向けず、みんながジェニーの仲間であることを看破し、バキに対して「久しぶりですね」等と宣った。「答えられることはなんでも答える」と言うので、色々と聞き出すうちに、主のナルジャークのこと、自身のこと、蛮族の侵攻計画について、滑らかに話し始めるのだった。

▼アルバートの情報

人族の領域侵攻作戦について
「我が主ナルジャークは、ノスフェラトゥのルグラート様と共にアンデッドの兵団を連れて出発なされた。2年前崩れてしまったルマ湖畔側の出入口を掘り返す作業が終わったのですよ。今頃影の森を進軍していることでしょう」

「ジェニーは皆さんに影の森の入口は2つある、という話をしたかもしれませんが、実は我々が見つけている入り口は3つあります。1つはここ、マール村の森の中、もう一つはパラノス付近。そしてもう一つは、ドレイク達の支配する蛮族の領域に通じています」

「向こうに着いたらナルジャーク様の合図で、パラノス側から大量のアンデッド。ここからはドレイクの大軍勢がマール村をとっかかりにディザ、首都まで進軍し、人族のルキスラ帝国を挟み撃ちにする作戦です」

ナルジャークについて
「我が主は後天的な魔剣を持たないドレイクです。ドレイクの国の王の后になろうという身分の方でした。王とも相思相愛でしたが、蛮族の国では強い者が后になるのですよ。ナルジャーク様は后選びの決闘で剣を折られ、死んだ。それが20年前の話です」

「蛮族社会では強さこそ偉さであり、弱者には生きる価値がない。その時に死んでしまえばよかったのですよ。蛮族の感覚としても決闘で負けて弱者になったなら、誇り高く死ねばよかった」

「そこに現れたのがルグラートです。人族や他の蛮族勢力を相手に戦い、極端に弱ったルグラートは、我々にとっては脅威ですが、ノスフェラトゥとしてはいかにも貧弱です。それでも全盛期の力を取り戻そうとしています。ナルジャークは負けましたが、元はドレイクバロンですから、それなりの力を持っていました。駒として使うために、彼女は蘇ってしまった」

「私ちょっと怒ってるんですよ。”リザレクション”を拒まなかったのですから、ナルジャークも誇り高く死ぬことより、生きて強くなることを望んでいたことは否定できませんが、それでもその時に死んでしまえば良かったのです。そうすれば、不確かな不死を餌に、今にも崩れ落ちる体で生きて苦しむこともなかった」

「ドレイクが剣を失うことのペナルティは計り知れません。蘇ったナルジャークはファイター技能と片目の視力を失い、体が脆弱になり、激しい痛みで1日に少しの間しか活動できなくなっていた。…もう、ナルジャーク様は、あまり長くないでしょう」

「その脆弱な体を不死に作り変え、強くなることが、今のナルジャーク様の望みかもしれません」

「后選びで負けたことが精神的なトラウマになっているのでしょうね。男のような言葉で話し、男装するようになったのも蘇ってからです」

「そしてその時その場に居合わせたガノールは、行く宛もありませんでしたから、ルグラートに協力するのなら居場所を提供しようと言われて、提案に乗った」

「奇しくもガノールの研究が先の短いナルジャーク様の役に立ちました。彼の作ったカプセル装置は、中に入ったものの時間を止めることができます」

「ガノールは大事な人間をこの研究で傷つけたと言っていました。メティシエの一派に協力しながらも、彼はずっと人間らしいままでしたね。音響装置を作って歌を流したり。人族の営みについて話をしたり。ナルジャーク様にマギテックの技を教えたり…
今思えば、あの時が一番平和でした。蘇ってナルジャーク様にいいことがあったとするなら、彼に会えたことでしょうね。…ガノールは、人族の味方をしましたが」

アルバートについて
「私は20年前の決闘の際ナルジャーク様に戻らなければ負けたと思い、気にしないようにと言われていましたが、どうしても気になって、決闘場所へ行ってしまったのです。彼女は丁度蘇った所でした。そんな姿を見ては、私もお側に置いてくださいと、ルグラートに頼まざるを得なかった」

「実は私、起動ボタンを押されてから、実に70年になります。20年前のあの日、ナルジャーク様が負けた後、私も稼働限界を迎える所だったのですよ」

「それをメンテナンスによって延命させたのもガノールです。こうして停止せずに今もナルジャーク様のために働けますから、彼には感謝していますよ」

「でも今はガノールもいない。私がメティシエの一派の工作員に使われないのは、いつ停止してもおかしくないからなのです」

ガノールについて
「彼の研究はこのメティシエの本拠地で完成していました。侵攻計画のことを知った彼はその剣を鍛え上げ、バキ君を平和の使者として作り、カプセルを安全に開けることができる鍵を持って脱走しました」

「私は死んだほうがマシな苦痛を受けているナルジャーク様を唆すルグラートに反感を持っていましたから、ガノールの脱走準備を隠蔽し、脱走幇助しました。不死を求めるなどという馬鹿げたことは、終わってしまえばいいのですよ。私なりに考えた主を救う方法です」

その他の情報
「残念ながらジェニーの首輪の鍵はナルジャーク様が持って行かれました」
「飛空船でしたら、ここにありますよ」

 語り尽くしたアルバートは、最後に自らの目的を喋り始めた。

「おそらく侵攻計画が予定通り発動すれば、この影の森の支配権はドレイクの軍勢に奪われるでしょう。蘇ってから唯一我が主の居場所だった、ガノールと過ごしたこの場所を、奴らにくれてやることはありません。 …だから、蛮族の国側の出入口を、潰してしまおうと思っているのですよ」

「よろしかったら協力していきませんか?マール村側に出る被害を食い止められますよ」

「実は、私一人でどうしたものかと思っていたところなのです」


 願ってもないことだと一行は協力を承諾。片道2日間かかる蛮族の領域に通じる影の森の通路に、手分けしてガノールのお手製爆弾を設置しに行くのだった。

 爆弾設置作業に向かう前にミュリエルに一度報告をした所、ミュリエルから「パラノス側の隠し研究室の座標がわかったのでパラノスへ向かう」という話を聞きました。

【登場NPC】

ミュリエル・ガラテア (女/人間/25)
技能:ファイター、マギテック、セージ
騎士団副団長様。誰もレベル見ようとしたことないけど、ガラテア家の人間だけあって彼女は優秀なマギテックであるので、ワルターが調べている魔動機文明時代の転移装置について詳しくわかるかも?ということで首都へ。プレイヤー分析ではドジッ娘らしい。

ヨアヒム・ワルター (男/ナイトメア(人間生まれ)/100歳以上)
技能:ソーサラー、コンジャラー、セージ、アルケミスト
魔術師ギルドの導師。真面目にティダン神殿の地下を調べている。ミュリエルから貸してもらった私兵が少ないので情報収集の方も人手不足らしい。

ジェニー003 (女/ルーンフォーク/3)
技能:スカウト7、グラップラー6、マギテック3、セージ2
ジャガー004の同型機。一行を捕まえたふりでマール村側の本拠地へ。演技とはいえ装備を剥かれた一行(主にジャガー)を蹴って早く歩けと促してみたりした。今回は完全に共闘状態だったのでキャラシーをプレイヤーに渡して操作してもらったら、誰がサイコロを振っても傷ついた弱っている敵に攻撃した時はクリティカルを連発しオーバーキルするという方向でキャラが立ってしまった。前々回も傷ついたジャガーに怒涛のクリティカル連発だった。弱いものに強く出る質らしい。どうしてこうなった。
共闘していたので報酬も分けてもらったりしていた。

アルバート (男/ルーンフォーク/70)
技能:スカウト9、グラップラー8、マギテック3、セージ3、アルケミスト2
ナルジャークに仕える御年70歳のルーンフォーク。いつ稼働停止してもおかしくないので、基本的に本拠地を動かない。ガノールとは友人のような関係だった。眠る前のバキにグラップラー技能を教えたのは彼である。ジェニーに情報を流したり鍛えたりしたのは、いざという時の駒にするためか、同族のよしみか。いつ死んでもおかしくないせいか、凄まじい開き直り方をしている。
 余談だが「爽やかで優雅な物腰」という設定だったため、GMは精一杯の爽やか優雅なロールプレイを心がけた所、「CV:小野Dwwww」「ルーンフォークの男はみんな軽いのかwww」と言われた。

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 今回も!!長い!毎回!すみません!!というわけで、影の森の通路で凶暴な植物やリザードマンマリーナに襲われたりしながら、素早く爆弾を複数箇所に設置し、一気に爆発させる作戦を遂行しました。マス目上の地図を用意してランダムで遭遇判定させたりしましたが、固有イベントがあるマスを案外通らなかったりもして、パーティ内で二手に分かれたこともあり迅速に任務完了されてしまいました。パーティを分けた結果、うどん・ジャガー・ミカエル組とバキ・ヤキ・ジェニー組という、中の人がいる組といない組に分けられて笑いました。PCに2人づつ担当してもらいましたが、エアー組の方が蛮族に遭ったりしてこうなんか色々うまくいかないね!(遠い目)毎度すみません。というわけで、蛮族の領域に通じる影の森の通路は崩れ落ちました。埋まっていたパラノス側の通路を掘るのに影の森を熟知しているメティシエの一派の連中でも2年かかっているので、しばらくマール村地下からの侵攻は心配しなくてよさそうです。

 シナリオ的には最初にマール村の地下へ行くか、街に戻ってワルターの情報を聞いてパラノスへ乗り込むかで大きく分岐していました。他にも捕虜にならずにそのまま押しこむかどうかで細かい分岐がありました。
 利害が一致していたため敵意を向けず色々喋ってくれたアルバートですが、彼は別に人族の味方ではないので、嘘はついていませんが話さなかったことはあります。飛空船についても聞かれなかったら黙ってるつもりでしたが、事前に情報収集されていたのでしっかり覚えられていました。

 蛮族の領域側の通路を潰した所でミュリエルから連絡があり、「パラノスと近隣集落がアンデッドの襲撃を受けています!人手が足りないのですぐに来てください!」「魔剣の鑑定が終わりましたので、来る途中首都を通るならワルターの所に寄ってください!」とのこと。
 大変なことになっているパラノスに急行するべく、一行は飛空船を借り、ジェニーに運転を頼んでまずは首都へ向かいました。

 影の森の通路が片道2日あったり、通話のピアスの通信回数の復活を待ったりしているため、ジェニーの首輪はあと7日で締まります。
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