【Rosettaライブレポート: 2012.6.2@SUSUKINO 810】

July 09 [Mon], 2012, 23:35
メンバーもオーディエンスも
終演後、虚脱して倒れてしまうんじゃないか。

…そんな、気迫溢れるライブだった。


『前回よりよかった』のは、もはや彼らにとって珍しくもなんともないことのようになっているけれど
この日は特に
久しぶりに地元札幌でRosettaを観られるという期待と
今後しばらく観られなくなってしまうのか?
という不安が入り交じる独特の雰囲気の中

…SEが途切れると、楽器隊の4人がステージに登場。流れるように奏でるINTRODUCTION…

から、新治も加わりお馴染み
【FASTER FEVER】。

このINTRODUCTIONも
近い将来オリジナルナンバーへと成長して再び聴ける日がくるのか?と
ワクワクする
なんとも粋なスタート。

続く
『この5人になって最初のオリジナルナンバー』と以前のライブでも紹介されていた
2曲目【くすんだ蜜を舐めろ】の重めのリズムで会場を揺さぶりつつ

次の【毛皮とアドレナリン】では
まるでらせん階段を駆け上がるような、壮快なスピード感で
会場全体の温度も、オーディエンスのテンションもがんがんあげていく。


レパートリーはみな『代表曲』、ライブのメニューは毎回『ヒットパレード』なRosettaながら

既存の曲は進化し続けてもいるようで

アレンジやテンポの変化もそれぞれ心地よく響く。

たとえば華やかで濃厚なイメージの曲も

お互いの音が激しくぶつかり合うのではなく

『聴かせどころ』を心得え互いを生かし合っている感じ。

それに加えて
別ユニット『二枚舌』の経験から得たものを武器に
新治の歌声も、以前にも増して深く力強くなり

各曲の世界を

さらに豊かにしていた。


ライブ終盤は
人気曲、魂を込めた【SCALET】や

身も心も…
躍り出さずにいられない!
【VERBOSITY】で

おおいに聴かせ、盛り上げた。


…全8曲。

彼らのライブの長所のひとつである『疾走感』はこの日も当然健在だったけれど
いつものように『あっという間』の印象とは違った、この夜。

進化し続ける5人は
『音楽を通して発信する刺激』を越えたところに辿りついたということだろうか。

開演前、客席で入り交じっていた『期待VS不安』は
もちろん、前者の圧倒的勝利。

そして、

2人のギタリストという『二枚の大きな翼』を得て
Rosettaはさらに広い世界へ飛び立ち
やがては自由に飛びまわるようになる。

…そのことを確信するのにも充分な

素晴らしいライブ、素晴らしい夜だった。


《Rosetta》

立本新治×Vo

Ei×Gt

坂巻"yossy"嘉洋×Gt

武谷光春×Ba

渡邊亮×Dr




《SETLIST》

1.INTRODUCTION〜FASTER FEVER

2.くすんだ蜜を舐めろ

3.毛皮とアドレナリン

4.GALA-GALA

5.LONELY ROSE SALLY

6.BIG TRIGGER BLUES

7.SCARLET

8.VERBOSITY