後ろから走るだけだったが、小学1年生となった今

November 17 [Thu], 2016, 0:46
【関西の力】第1部 伝統の力 だんじり(2)祭りの社会学
各町での世代別の役割(写真:産経新聞)
 ■地域を、世代を、強く結ぶ

 □一家3代それぞれに役割 人と人が織りなす結束

 「岸和田には祭りだけでつながっている社会がある」

 『街場の大阪論』などの著作がある編集者、江弘毅(こうひろき)さん(58)は、大阪府岸和田市生まれ。幼い頃からだんじりを曳(ひ)き、平成22年には五軒屋町の曳行(えいこう)責任者も務めた。
ルイヴィトンiphone7ケースだんじりは「町(ちょう)」と呼ばれる町内会単位で曳くが、江さんは住民らが情熱を傾ける背景に「人のつながりの強さ」を指摘する。

 「経済的な損得なしに、それぞれの責任を果たす必要がある。
ルイヴィトンiphone7ケース胆力、能力、人望があれば責任のあるポジションも任される」

 少子化で曳き手が減少しているという悩みもあって、200人ほどいた青年団が半数以下になった町もある。住民以外が祭りに加わることもあるというが、祭りを通じた新たなつながりとなり、それぞれの役割を担っている。
ヴィトン iphone7ケース

 だんじりの世界では、「自分がやらねば誰がやる」という責任感に裏打ちされて、それぞれの役割を担った者に対し、周囲が自然と敬意を払うという関係が存在しているという。

 ◆祭りで転職

 曳き手たちの思いも格別で、みな「祭りを『ええもの』といえるものにしたい」と口をそろえる。
ルイヴィトンiphone7ケース

 けが人を出さず、だんじりを衝突などで壊さず、そして、他の町も驚く鮮やかなやりまわしを決め「すごい」と称賛を浴びたい−。

 そんな思いを胸に、多い人では年100回を超える会合に出席。
シャネルiphone7ケース祭りのために休暇をとったり、休みやすい仕事にあえて転職することすら珍しくないという祭り中心の生活を送る人も多い。

 中之浜町で、平成28年の曳行責任者を務めた岡田喜彦さん(53)は「それぞれ自分がいないとだんじりが動かないという思いを持っている。
ヴィトン iphone7ケース祭りが好きなだけかもしれんけど、とにかく今まで以上の祭りをしたいという思いだけでやっている」と話す。

 ◆地元愛の源

 地域の結びつきが希薄になったといわれるなかにあって、この地元愛、この結束の強さの源はどこにあるのか。
ルイヴィトンiphone7ケース

 だんじりは年齢層に応じて役割分担して曳行する。まず「少年団・子供会」はだんじりから遠い綱先を持つ。
ヴィトン財布曳き手の中心は「青年団」で、その後は「組」として後方でかじをとる、後梃子(うしろてこ)を担当。35歳ぐらいになると曳き手を卒業し「若頭」となり、事故防止などに取り組む−といった具合だ。
ルイヴィトンiphone7ケース

 一家3代でだんじりを曳き続ける中之浜町の西野清和さん(68)は「子供らにも、綱がたるまんように走る大事な役割があるんや」と話し、孫の悠音(ひろと)君(7)に「のう」と語りかけた。

 西野さんの役割は、しきたりや伝統を下に伝える長老格。
ヴィトン iphone7ケース曳行に直接携わらないが、それでも祭りが近づくと興奮して眠れなくなるという。
「ホロコーストの“リハーサル”」過去からの警鐘

「優生思想は間違っている」。
シャネル財布こぴーそう否定する前に、そもそも優生思想はどうして生まれたのか、放っておくとどうなるのかをいま一度過去から見直そうと、私たちは2016年9月下旬に、ある番組をアンコール放送した。昨年11月に初回放送したETV特集「それはホロコーストの“リハーサル”だった〜障害者虐殺70年目の真実〜」だ。
ルイヴィトンiphone7ケース同番組の概要を以下に記す。 600万人以上のユダヤ人が犠牲となったナチスによるホロコースト。
ヴィトン iphone7ケースしかしそれより前に障害者たちが大量に殺害されていた――。第二次大戦勃発とともにナチス政権は「治癒できない患者を安楽死させる権限」を主治医に与える。
ヴィトン iphone7ケース「T4作戦」と呼ばれるこの作戦により全国6カ所の施設で、医師らに「生きる価値がない」とされた患者たちがガス室に送られ殺された。2年の間に精神・知的障害者や治る見込みがないとされた患者7万人が命を奪われ、作戦中止命令が出されたあとにも各地で医師らが自発的に殺害を継続、終戦までに合計20万を超える人が犠牲となったのだ。
シャネルiphone7ケース

 番組では、ダーウィンの「進化論」を人間にも当てはめようとする優生学が当時の医師らによって積極的に取り入れられた経緯を検証。そしてナチスが経済や覇権などさまざまな課題を解決する手段として、優生思想を利用したことを振り返った。
シャネルiphone7ケースドイツを訪れた日本障害者協議会の藤井克徳代表が遺族や研究者と対談し、同じことを二度と繰り返さないために何が必要かを考えるという内容だった。
 悠音君の父、公規(まさのり)さん(32)は、だんじりの屋根に上る花形の大工方(だいくがた)。
グッチiPhone7ケース悠音君は、これまでは後ろから走るだけだったが、小学1年生となった今年は「綱を持って走る」と張り切った。

 エルメスiphone7カバー


 エルメスiphone7カバー


 エルメスiphone7カバー


 エルメスiphone7カバー


 エルメスiphone7カバー


 だが、公規さんは「実は、だんじりそのものが好きというだけでなくて、先輩とか同級生とかそういう人らがいるから曳いてきた」と話してくれた。
ヴィトン iphone7ケース

 親子や先輩、仲間といった人と人の結びつきが縦糸と横糸のように織りなし、町のなかに結束をつくりだしている。それぞれが役割を持ち、交代しながら担っていくことで、自らの責任を強くかみしめる世界をつくりだしている。
ルイヴィトンiphone7ケース

 祭りが終わった今年9月18日の夜。岡田さんは約300人の町の人らを前に満足そうに、こうあいさつしていた。
サンローランiPhone7ケース「曳きも強かった。屋根もうまかった。
ルイヴィトンiphone7ケース
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ghutui
読者になる
2016年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる