生命保険の販売報酬のこと

August 13 [Wed], 2014, 14:37
 生命保険の代理店をして、よくよくわかったことがある。

 生保会社によって、同じような商品でも、代理店などへの

報酬額に開きがあるということ。

 私も税理士会でN生保の代理店になると言ったら、「外資系の方が

報酬がいいんだよ」と教えてくれる人がいた。

 そして、最近になってやっと気がついた。

 数年前、まとまった資金が手に入ったので、取引のある某大手

地方銀行の窓口に行った。

 「定期預金にしたい」と言ったら、担当の女性行員さんが、「親切」

に、「預金は利率が低すぎるので、当行では保険をお勧めしています」

と言ってきた。

 勧められたのは外資系A社の一時払い終身保険。いわゆる貯蓄型の

保険だ。

 「5年以上預ければ年利0.15から徐々に上がってすぐ0.5くらいになるから

お得です。」

 確かに5年以上だと利回りはいい。でも、その保険、3年で解約すると70%

程度しか戻ってこない。1年だと50%くらい。5年以内の解約は大損だ。

 もちろん、その説明は受けた。

 信用して契約したが、その後調べると、日本のM社、D社などの同種の保険は

1年でも95%戻るのが当たり前。外資系A社のものは異常とも思えるくらい

5年内解約時の返戻金が少ない。

 おそらくA社は委託販売報酬を他社より高く設定し、銀行にその商品を選択させ、

その代わり5年以内の解約が出ることを見越して、利益をあげる方針なのだろう。

 その某大手地方銀行はA社専属じゃないはずだから、他社の商品も

扱っているはずだ。

 でも、おそらく一番銀行が受ける報酬が高いA社のものを勧めているのだと思う。

 私が、数社の保険を乗合で販売するなら、お客様のことを考えたら

絶対に外資系A社のものは勧めない。

 でも、銀行はその生保報酬で利益をあげるし、行員にもノルマがあるの

だろうからお客様のための仕事などしない。

 あくまで、企業は「営利を目的とする社団法人」だ。

 相手(お客)がカモだと思えば、「親切」を装って平気でこんな

仕事をする。

 私はこんな仕事はしない。

 営利を目的とする「事務所」ではない。

 私を信頼し、私に頼って仕事を依頼してこられるお客様に

損をさせるような、そんな仕事は絶対にしない。
P R
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