吉報−太平洋 海底の泥に「無尽蔵」のレアアース。

July 08 [Fri], 2011, 20:03
公海の海底に世界の消費量の数百年分のレアアースが埋蔵。採掘コストを下げ、分配方法をどう決めるか、課題はありますが、製造業にとって憂鬱の種だった資源国の問題がはじめからありませんしかも調査は東大チームの業績。我が国にとってとても喜ばしいニュースです以下、元記事です。太平洋海底の泥にレアアースハイテク製品に欠かせないレアアース希土類を豊富に含む泥が、太平洋の深海底に広く分布していることが、加藤泰浩東京大准教授地球資源学らのチームの調査で分かった。レアアースは世界生産の9割以上を中国が占め、供給不安や価格の高騰が懸念されるが上の埋蔵量の800倍以上が海底の泥にあると試算している。ネイチャージオサイエンス電子版に4日発表した。西川拓レアアースをめぐっては中国が05年以降、輸出規制を強化。昨年の尖閣諸島沖での漁船衝突事件をきっかけに日本への輸出を一時、事実上停止した。今年に入って価格が35倍に急騰するなど、不安定な状態が続いている。チームは、太平洋でのレアアースの分布を探ろうと、地磁気の研究や国際深海掘削計画などで過去に採取された78地点水深35006000メートルの海底の泥の組成を調べた。その結果、米ハワイ島を中心とした中央太平洋の約880万平方キロに、レアアースを含む泥が平均236メートルの厚さで堆積たいせきし、濃度は平均625ppmppmは100万分の1だった。仏領ポリネシアのタヒチ島周辺を含む南東太平洋では、240万平方キロで平均1054ppmの泥が8メートルも堆積していた。レアアースの濃度が400ppm以上であれば、資源として有用という。加藤准教授によると、泥にはハイブリッド車のモーターに使う磁石の材料ネオジムや、LED発光ダイオードに欠かせないテルビウムなどが含まれ、タヒチ島周辺の海底で2キロ四方の泥を採取すれば、日本の消費量に換算して12年分を賄えるという。レアアースは、採掘作業の支障となる放射性物質と混在していることが多いが、海底の泥には放射性物質がほとんど含まれていないことも分かった。だが、深海底に広範囲に分布する泥を採取してレアアースを取り出すにはコストがかかるうえ、公海の海底資源は国連海洋法条約で保護されており、一国が自由に採掘できない。加藤准教授は日本の主権が及ぶ排他的経済水域EEZ内でも今後探したいと話す。コストで中国しのぐのは難しい物質材料研究機構元素戦略材料センターの原田幸明グループリーダーの話深海底からの採取となると、コストで中国に勝のは簡単ではなく、寡占状態の市場に対する即効性は期待できない。ただし高性能磁石などに使われるジスプロシウムなどの重希土類は中国南部の特殊な鉱山でしか生産されていない。重希土類の含有量が高ければ資源として可能性が開けるかもしれない。レアアースとは生産流通が少ないレアメタル希少金のうち、イットリウムやスカンジウム、ランタンなど17種の金元素の総称。それぞれ特有の性質を持ち、電気自動車のモーター、薄型テレビやパソコンの蛍光体など最先端の産業に不可欠だ。
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